2016年の激動過ぎる1月がそろそろ終わろうとしています。
っていうか、やっと一か月(涙)?もう疲れ切った感があるのですが…。
さて、SMAP騒動もベッキー騒動も一段落。
SMAP騒動の方は、まだ余波が続いていますが、まぁこれは…しばらくしたら収まります。ほっときゃいいです。ベッキーさんの方は10本のCMと9番組のレギュラー、全部降板。休業という名の降板なんでしょうね。さすがにここまでいくとかわいそうな気がしますが、以前のブログで指摘した通りで、この両者は初動が悪すぎました。
対して、先日の甘利さんの会見。
すでに、ネット上では、応援の声が上がり始め、早期の復帰を渇望する声が多く聞かれ始めています。
■小泉進次郎氏、甘利大臣辞任に「大変残念」(日刊スポーツ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00000086-nksports-pol
■甘利明氏の突然の辞任 きっぱりと潔い姿に「現代の武士」と称賛の声も(J-CASTニュース)
http://news.livedoor.com/article/detail/11122183/
こうなるんだよなぁ…という感じ。まさに、明暗を分けた感じのこの3者。リスク対応やネットのリテラシーの観点から整理しておきましょう。
【まず『リスク時の対応』という観点から整理しましょう】
この1月に起きた3大事件は、芸能と政治、という一見すると関係なさそうな世界のものに見えて「リスク時の対応」という視点から考察すれば、非常に興味深い事案だったと考えられます。
現代のリスク時の対応における基本中の基本とは3点で、先週の私がキャスターを努める『ニュースリアル』でも経済ジャーナリストの須田慎一郎氏に解説してもらいましたが…
1、丁寧な事情説明をすること
2、その内容を踏まえ「問題点」を明確にすること
3、その問題点を踏まえて「解決策」(対応策)を明示すること
となります。
例えば、私自身が以前勤めていた職場とトラブルになった時は、私は3週間以上かけて自分に何が起きたかを説明し、その問題点を明らかにしてから、謝罪のコメントを出しました。
そして、迷惑をかけた古巣を退社し、その会社に留まれば得られたであろう、給与や生涯賃金をすべて放棄することで、責任の一端としました。
あれから間もなく3年。
私は現在、本当に多くのお仕事を頂き、去年2015年の1年では、日本の「男性フリーアナウンサー」としてかなり上位の収入を得られるところまで参りました。
退社直後は3か月でお給料が10万円の時もありましたので、精神的にもきつい時期は確かにありましたが、今となってはいい思い出。やはりあの時に、自分に厳しく、筋を通したのが正解だったと痛感しています。
全く同じなのが甘利さんでした。
会見を皆さんもご覧になったことでしょう。
まず、非常に丁寧な説明から入りました。甘ったるいナァナァな質問をしている記者も多数いましたが、元朝日新聞のジャーナリストの方も会見場に入れて、厳しい質問もいくつも受けてらっしゃいました。あのジャーナリストさん、誰か知りませんが、素晴らしい取材者ですね。中央にもあんな優れた方がいるのだなぁ…と感心しました。そしてその質問を全て受け付け、逃げなかった甘利さんの姿勢も高く評価されるべきです。
甘利さん、そういうところがあるんですよね。
私が以前2回ほど直接インタビューさせていただいた時も、けっこう厳しい質問をぶつけましたが、真正面から答えてくださっていました。実はこれは昨日の番組中にも申し上げましたが、私は甘利さんこそ、ポスト安倍の最右翼だと考えていました。豊富な知識もある。ガッツもある。なので、今回の件は残念ですが、逆に甘利さんらしい。方々から評価する声が上がるのは当然のことです。
【ジャニーズとサンミュージックはリスク時の対応を完全に見誤った】
逆にジャニーズ事務所のSMAP騒動の対応と、ベッキーさんの件を思い出してみましょう。
1、「正確で丁寧な説明」は一切なく…(質問すら受け付けなかった)
2、説明がないので何が問題なのかも全く理解できず…
3、SMAPの皆さんは公開処刑状態となりましたが、ベッキーさんに至っては何とそのまま何事もなかったかのようにテレビに出続けようとしました。
こんなので許される時代では、もうないのです。
ネットを通じて、情報の共有が簡単にできる時代です。反感を持っている人たちが結託して、総攻撃を仕掛けることなど、いとも簡単にできる時代なのです。事実、木村拓哉さんをCMに起用した日本和装ホールディングスの吉田社長は自身のブログで、膨大な数の苦情が届いて困惑していることを書いています。
■SMAP・木村拓哉の「日本和装」CMに「放映を止めろ」の声!(サイゾーウーマン)
http://news.livedoor.com/article/detail/11123624/
中には
「放映を止めろ!」
「教室に行こうと思っていたがもう行かない」
という声もあるとか。こうなると「イメージ」を何よりも大切にしなければいけないスポンサーサイドとしても何らかの対応をしなければいけない可能性が高まります。皆さんの前では正確な金額は公表されておりませんがはっきり申し上げて…
CMってめちゃめちゃ、お金、高いんです!
なので、契約もとても細部に至るまで決まっているものなのですが、ベッキーさんの場合だと、通常の「違約金」となる2倍の金額に上乗せして「ご迷惑をおかけしたので…」ということで3倍の金額を返金するのが通例となるんです。これを業界では「3倍バック」と言います。完全にタレント側に落ち度があるときに発生する業界の通例です。
ベッキーさんのCMの契約料は恐らく2000万円だと推定されます。なので、通常の違約金だと4000万円。今回は、事務所サイドはスポンサー各社に5000~6000万円を支払わなければいけないのではないかと推察します。
以前のブログでも指摘しましたが、現代社会はネットの普及によって
『今までごまかせていたものがごまかせなくなる』
社会となっています。あまり侮らない方がいいのですが、芸能界の古い価値観の方々には、これは分からない部分が大きいのかもしれません。
では、この「ごまかせていたものがごまかせなくなる」仕組みとシステムとはどのようなものなのでしょうか?「ネットリテラシー」の観点から、次回のブログでその怖さと原点を探ってみましょう。
っていうか、やっと一か月(涙)?もう疲れ切った感があるのですが…。
さて、SMAP騒動もベッキー騒動も一段落。
SMAP騒動の方は、まだ余波が続いていますが、まぁこれは…しばらくしたら収まります。ほっときゃいいです。ベッキーさんの方は10本のCMと9番組のレギュラー、全部降板。休業という名の降板なんでしょうね。さすがにここまでいくとかわいそうな気がしますが、以前のブログで指摘した通りで、この両者は初動が悪すぎました。
対して、先日の甘利さんの会見。
すでに、ネット上では、応援の声が上がり始め、早期の復帰を渇望する声が多く聞かれ始めています。
■小泉進次郎氏、甘利大臣辞任に「大変残念」(日刊スポーツ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00000086-nksports-pol
■甘利明氏の突然の辞任 きっぱりと潔い姿に「現代の武士」と称賛の声も(J-CASTニュース)
http://news.livedoor.com/article/detail/11122183/
こうなるんだよなぁ…という感じ。まさに、明暗を分けた感じのこの3者。リスク対応やネットのリテラシーの観点から整理しておきましょう。
【まず『リスク時の対応』という観点から整理しましょう】
この1月に起きた3大事件は、芸能と政治、という一見すると関係なさそうな世界のものに見えて「リスク時の対応」という視点から考察すれば、非常に興味深い事案だったと考えられます。
現代のリスク時の対応における基本中の基本とは3点で、先週の私がキャスターを努める『ニュースリアル』でも経済ジャーナリストの須田慎一郎氏に解説してもらいましたが…
1、丁寧な事情説明をすること
2、その内容を踏まえ「問題点」を明確にすること
3、その問題点を踏まえて「解決策」(対応策)を明示すること
となります。
例えば、私自身が以前勤めていた職場とトラブルになった時は、私は3週間以上かけて自分に何が起きたかを説明し、その問題点を明らかにしてから、謝罪のコメントを出しました。
そして、迷惑をかけた古巣を退社し、その会社に留まれば得られたであろう、給与や生涯賃金をすべて放棄することで、責任の一端としました。
あれから間もなく3年。
私は現在、本当に多くのお仕事を頂き、去年2015年の1年では、日本の「男性フリーアナウンサー」としてかなり上位の収入を得られるところまで参りました。
退社直後は3か月でお給料が10万円の時もありましたので、精神的にもきつい時期は確かにありましたが、今となってはいい思い出。やはりあの時に、自分に厳しく、筋を通したのが正解だったと痛感しています。
全く同じなのが甘利さんでした。
会見を皆さんもご覧になったことでしょう。
まず、非常に丁寧な説明から入りました。甘ったるいナァナァな質問をしている記者も多数いましたが、元朝日新聞のジャーナリストの方も会見場に入れて、厳しい質問もいくつも受けてらっしゃいました。あのジャーナリストさん、誰か知りませんが、素晴らしい取材者ですね。中央にもあんな優れた方がいるのだなぁ…と感心しました。そしてその質問を全て受け付け、逃げなかった甘利さんの姿勢も高く評価されるべきです。
甘利さん、そういうところがあるんですよね。
私が以前2回ほど直接インタビューさせていただいた時も、けっこう厳しい質問をぶつけましたが、真正面から答えてくださっていました。実はこれは昨日の番組中にも申し上げましたが、私は甘利さんこそ、ポスト安倍の最右翼だと考えていました。豊富な知識もある。ガッツもある。なので、今回の件は残念ですが、逆に甘利さんらしい。方々から評価する声が上がるのは当然のことです。
【ジャニーズとサンミュージックはリスク時の対応を完全に見誤った】
逆にジャニーズ事務所のSMAP騒動の対応と、ベッキーさんの件を思い出してみましょう。
1、「正確で丁寧な説明」は一切なく…(質問すら受け付けなかった)
2、説明がないので何が問題なのかも全く理解できず…
3、SMAPの皆さんは公開処刑状態となりましたが、ベッキーさんに至っては何とそのまま何事もなかったかのようにテレビに出続けようとしました。
こんなので許される時代では、もうないのです。
ネットを通じて、情報の共有が簡単にできる時代です。反感を持っている人たちが結託して、総攻撃を仕掛けることなど、いとも簡単にできる時代なのです。事実、木村拓哉さんをCMに起用した日本和装ホールディングスの吉田社長は自身のブログで、膨大な数の苦情が届いて困惑していることを書いています。
■SMAP・木村拓哉の「日本和装」CMに「放映を止めろ」の声!(サイゾーウーマン)
http://news.livedoor.com/article/detail/11123624/
中には
「放映を止めろ!」
「教室に行こうと思っていたがもう行かない」
という声もあるとか。こうなると「イメージ」を何よりも大切にしなければいけないスポンサーサイドとしても何らかの対応をしなければいけない可能性が高まります。皆さんの前では正確な金額は公表されておりませんがはっきり申し上げて…
CMってめちゃめちゃ、お金、高いんです!
なので、契約もとても細部に至るまで決まっているものなのですが、ベッキーさんの場合だと、通常の「違約金」となる2倍の金額に上乗せして「ご迷惑をおかけしたので…」ということで3倍の金額を返金するのが通例となるんです。これを業界では「3倍バック」と言います。完全にタレント側に落ち度があるときに発生する業界の通例です。
ベッキーさんのCMの契約料は恐らく2000万円だと推定されます。なので、通常の違約金だと4000万円。今回は、事務所サイドはスポンサー各社に5000~6000万円を支払わなければいけないのではないかと推察します。
以前のブログでも指摘しましたが、現代社会はネットの普及によって
『今までごまかせていたものがごまかせなくなる』
社会となっています。あまり侮らない方がいいのですが、芸能界の古い価値観の方々には、これは分からない部分が大きいのかもしれません。
では、この「ごまかせていたものがごまかせなくなる」仕組みとシステムとはどのようなものなのでしょうか?「ネットリテラシー」の観点から、次回のブログでその怖さと原点を探ってみましょう。
コメント
コメント一覧
浮気をされる方にも原因はあります。
個人情報を夫婦といえども公にするのは犯罪です。浮気をされたから被害者??浮気をされる方にも問題があったから気持ちが離れる。
自分にも原因があるのに被害者というのは間違えてます。主婦ですが、間違いも犯した事のない優等生の方が信用できない。
今回の件で物の見方を正しく判断できる人と思いました。信用出来ます。
内閣府が2013年度に実施した、いわゆる『若者調査』。日本及び6か国(米、英、瑞典(スウェーデン)仏、独、韓)の13歳~29歳までが対象。
この調査の中で『将来への希望』『自分への満足度』『職場での満足度』『友人への安心感』、これ全部日本は最下位なんですよ。
とはいえ日本の若者の幸福度は高い。
「幸せと希望(将来に対する期待)は似て非なるものです」とおっしゃるのは、明大の鈴木賢志教授。今の状況が不満であっても、人は希望を持つことはできる。むしろ希望を持つことで今の苦境を乗り切ることができる。逆に今が幸せであっても、将来に希望があるとは限らない。将来に希望を見いだせないから、現状で満足するしかない、という考え方もある、ということらしいです。
これからの国づくりを考えるうえで『幸福感』か『希望』、どちらかを選ばなければならないとしたら?・・・・・「それは希望です。このまま、今はとりあえず幸せだけど希望は持てないという若者が増え続ければ日本に明日はありません」と鈴木氏。
なぜ希望が持てないのでしょう?
『若者調査』には『自分が社会に参加することによって、変えたいと思う社会の現状を変えられるかもしれない、という意見をどう思うか?』という質問があるのですが、「そうは思はない」と答えた日本人の若者は63%もいたらしいです。…要するに『無力感』が希望を持てない原因なんですよ。
財界が将来減少すると危惧しているのは『自分たちのため、低賃金で働いてくれる労働者』。近い将来『人工知能』に取って代わられる仕事は増え続け・・・、これで希望を持てるはずがない。
支配されず、服従もせず・・・、組織の中で生きる人間にとって夢物語なんでしょうかねぇ。(ため息)
何が悪い事なのか理解してる方が少ないような・・・
あれは癒着じゃないょ
あと、相手の身元や企業の正体を理解してない人も多い
文春も録でもない会社だとわかったわ
まぁ、その辺はマスコミ得意の報道しない自由もありますしね(笑)
それらを理解してると甘利擁護になるだけかと
勿論、潔さもありますが
甘利さんの件、さすが大物政治家、説明が上手いし説得力がありますね。印象としてはかわいそうだなと思いました。もちろんお金を貰ってしまったのはダメですが、事務所や秘書さんら周りが変な人が近寄らないように守ってあげなくてはいけなかったし、どんな訪問者なのか調査しないとダメなんじゃないでしょうか?秘書やスタッフに恵まれてなかった気もしました。告発者側が怪しすぎます。明らかに罠にハメるのが目的だったような感じを受けました。秘書さんもグルのような、甘利さんの事を全く慕ってないんですね。国際社会でも通用しそうな数少ない優秀な政治家を、もし自分の利益の為、国内の政権の取り合いごっこや足の引っ張り合いの為にワザとハメたとしたら、日本は増々国力を失いそうで心配です。もう内輪もめしてる余裕はないと思います。記者さん達にはとことん真実を追求して欲しいですが、国益の事も考えて欲しいと思いました。しかも50万円って、政治と金の問題にしては額が小さい。。いったい、今回の事で誰が得をするんでしょうか??(もちろんセンテンススプリング!は売れるので得したと思いますが。)TPPの内容はもう決まっているんですよね?今さら反対してもダメですよね??自民党や安倍政権つぶしたい勢力でしょうか??
長谷川さんは、当時は大変だったと思いますが結果的にいい時にフジを退社されて良かったのではないでしょうか?今の時代に合ってる気がします。真実をちゃんと説明され身の潔白を証明したし、また説明力がめちゃくちゃありますよね、長谷川さんは。
スマホが普及しだしたあたりから急速にネット社会になり、嘘がばれる時代になったし、テレビを観ていてもいくらきれいごとを言っても胡散臭いな~という人はなんとなくわかります。で、ネットで調べると自分と同じように感じている人も存在するのがわかる時代ですね。
三大騒動の内容は異なるものの、何かしらの不利な状況が発生した時、嘘・はぐらかし・沈黙をせず、事実説明し、第3者が納得出来る筋が通った対応をする事が今の時代には必要なのかもしれませんね。
私は、甘利さんはどちらでもなく、SMAPは成功、ベッキーは失敗と見ています。
要は、会見の目的がどこにあったかということ。
甘利さんは、もし閣僚として残り、あの会見で追求をかわしきれば成功、かわせず、泥沼になって、結果更迭になれば失敗というところでしょが、す自らやめてしまいましたからね。成功、失敗を論じるに至らないのかと。
ベッキーは、会見の目的がスポンサーをつなぎ止めるためだったのでしょうが、今の状況を見ると、つなぎ止められてない、失敗です。
SMAPの会見は、混乱を解消し、今まで通りよろしくね、という目的であれば、現時点では失敗なのかもしれないですが、そうではなく、四人の裏切り行為を罰し、公で謝罪させることで、見せしめ的に第2、第3の混乱を避けることが目的なら、充分成功しているかと。(多少のイメージダウンは承知の上)
会見の目的をきちんと押さえるべきかと思いますが、私の見立ては間違ってるでしょうか?
対応の成否を語る内容とはいえ、同じ立ち位置では語れないかと思います。最もこの対応の差が仕事の重要性の差かもしれませんが。
甘利さんの会見でしつこく質問した記者がいたようですが、逆に甘利さんの株を上げる結果になりましたね。
キムタクのCMへのクレームって、そんな事してもクレーム入れた人が応援している何処かのタレントの人気が上がる訳もなく。騒動に便乗して偽ファンでも湧いているのかな?
どうなるんだろうと心配にもなります。もしかしたらTPP交渉の
ために仕組まれたのではないかとも考えたくなります。
文春はなぜこんなよいひとをターゲットにしなくてはならなかったのでしょう。
このブログで政治や社会情勢の勉強をさせてもらってますが、そんな私でも甘利さんの辞任は切ないです。それは、甘利さんが政治家として日本のために活躍してくれていたことが結果として目に見えていたからだと思います。
ただ、こういった立派な政治家という評価を世間から受けていた人ですら、お金の問題で辞めるという…。それならば、もっとしょーもない政治家のみなさんなんて、もっとしょーもないことを裏でたくさんやってるんじゃないかと勘ぐってしまいました。
真に責任を取るのなら、国会議員を辞めて政治家を引退すべきだ。
ベッキーさんと比較されているが、全く次元の違う話しだ。
自民党は甘利氏を“トカゲのしっぽ切り”で矛を収めようとするのなら言語道断である。
あの会見、最初から最後まで見て180度考えが変わりました。長谷川さんが仰る通り、日本に必要な政治家だと思いました。そして必ず帰ってきます。衆参Wあるかもなー…
御本人は非常に悔しかったでしょう。早期の舌癌と診断された後、辞任を申し出て慰留されてのTPP妥結。
極端な言い方をすればお金に綺麗な政治家なんていないと思っています。いたとしても毒にも薬にもならないと個人的には思います。
疑惑追求チームみたいなモノを立ち上げた方の中にもいましたよね。資金問題ある人。
タレントにしたって同じ。
自分自身を含めて、自分の事を棚あげして夢や理想を他人様に対して押し付けすぎじゃないのか考えています。
と同時に民主主義崩壊、民主主義を取り戻す、と最近やたら五月蝿い人達がいますが…その顔を見る度に民主主義自体を疑ってしまいます。今、いくつかの書籍で勉強中です。
どうしても人気タレントを使った白々しいコマーシャルをしたいなら、タレントとはいえ人間のすること、この程度のリスクは覚悟して違約金などとは言わないことです。
全てが用意周到すぎるし、秘書もどこに消えたのでしょうね?
長谷川さん、フリーで会社や特定団体のシガラミがないでしょうから、
日本に巣食うこの手のウラについて取材してくださいよ(殺されない程度に)。
2月の初旬頃までは辞任なさらないと思っていたので、軽くショックをうけました。
個人的に、政治家の中でも、甘利氏は信頼出来る一人でした。
辞任会見でも、かなりの時間を割いて丁寧な説明がありました。
一人の人間として政治家として正しい引き際でした。
辞任会見中、私の心は、『甘利さんもういいよ、そんな事まで説明しなくて…。』と、既に甘利氏を擁護する感情を抱いていました。
SMAP騒動、ベッキー騒動と比較すると、リスクに対しての向き合い方が決定的に違います。
『どこまでも誠実であれ』と言う事でしょうか。
そして、誰に、何処に向けての説明なのか、謝罪なのか…。その場しのぎは、後から取り返しのつかない後悔を生むものです。
以前、百貨店関連の小売業をやっておりましたが
このケースは クレーム対応に大変似通っているように思えます。
①まず初動=スピードが大事。
②そしてお詫びを申し上げた上で=状況説明。
③最後に二度とこのようなことが起こらないような=改善策
この3つを迅速に適切に行えば大概のクレームは収まります。
最初から逃げ口上が一番失敗ですね。
新聞、雑誌は簡単に読み比べが出来て、忘れていた(忘れていて欲しかった)古い記事もくっついて出てくる。
沢山の情報を取り込んで、自分なりに考えることが出来るようになった。
よく読まれている新聞や週刊誌、テレビを押さえれば何とかなっていた時代はとうに終わっている。
昔は手段がかなり限定されていたが、今は「何かおかしくね?」と思ったことを、一般人が簡単に世間に向けて発信出来るようになったし、また意見を交換出来るようになった。
悪い話に限れば、もはや「人の噂も七十五日」は遠い話で、「沈黙は金」ではない。
要らない憶測が本流になってしまう前に、「問題が起こってしまった事」をまず謝罪し、「何故そうなってしまったのか」を丁寧に説明し、「これからどうするのか」を決定して発表する。それがリスクを格段に減らす事に繋がるのですね。
でもこれ、普通に子どもの頃言われてた気がする。叱られて謝る前に説明しようとすると「言い訳すんな!」って余計怒られたし、ごめんなさいしてから「だって○○だったの」ってちゃんと話せれば許してもらえたし。
同じ対応を他の政党がやっても、長谷川さんが同じように賞賛するとはとても思えません。贔屓にしているのはわかりますが、少し自民党に甘すぎる意見のように思います。
ほんと悔しくて悔しくて。
病気を乗り越え、復帰された時の、あのやる気に満ちた表情をされてた方が、と。
彼が志半ばで降りられた事が、更に結束強い政権になればと期待してます。
責任追求とか、吉本でもやらない茶番しか出来ない野党には任せられない。
TPP交渉など、すごいなこの人、と思える数少ない政治家です。
日常業務の脇が甘かったのでしょうか。
貴方に代わる存在は思い当たりませんし、喪失感がありますね。
いち国民として、新聞の政治欄を読む気が失せそうですよ。
国会での与野党の茶番劇や野党の弁論大会など、ワイドショー以下かもですしね。
本来の仕事をしてない政治家が多いなか、甘利さんは働いていたから・・・・・・。
頼むは・・・・・・カムバック甘利!
という気がするのは、関係各方面からの援護射撃が始まる以前からですよ。
そう思う方、多いのではないでしょうか?
「権力者の収支」の問題ですから。
政治資金収支報告書を見せて「記載はここです。きちんと処理されています。」
と仰れば終わる話です。それをなぜやらない。
攻める側には美味しい展開です。
甘利さんは、嘘がつけない人柄なんだろうと思いました。報道が出てからの国会中継で見る甘利さんの姿からは、日々困惑と苦渋が感じられ、雑誌記事は事実なんだろうと見ていてわかりました。これからの国会運営、選挙を考えれば、問題を先伸ばしにする時間はなく、辞任会見も見事だったと思います。しかし、自身の病気のみならず、TPP交渉で飛び回り、「つめが甘かった、辞任します」とし、一部「いや、早く這い上がって復帰を!」という声があるようですが、そんな声ばかりではないことをお忘れなく。
ベッキー騒動は、本人の失態が大きく、LINEが流出しようが何だろうが、相手があることを忘れた身勝手な行動発言は、人格が疑われても仕方がありません。今まで「私は良い子」を演じすぎたつけが回ってきた感じでしょうか。本当に好きで一緒になりたいのならば、芸能界引退を覚悟すべきだと思います。
ジャニーズ事務所騒動は、かつて個人がトラブルを起こした時には会見を開き、本人から説明謝罪を聞いた記憶があります。今回は事務所内部問題が絡む為、それができなかった。SMAPは喋りたかったかもしれません。本人達の口から素直な気持ちが聞ける時期が来る事を願います。
でも正直者がバカを見る状況が減少し、誠実に真っ直ぐ生きている人間が評価されていくのは歓迎です。
SMAPの会見なんて普段テレビしか観ないような人は何を謝っているのかすら分からなかったと思いますよ。
不信感しか与えなかったでしょうね。
甘利さんは問題があったのは事実だから、あまり持ち上げるのもいかがなものかと思いますけどね。
実際にはベッキーやSMAPよりも、甘利さんのほうが法律論で言えば「悪」でしょうし。