福島県のニュース
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食中毒で県が業者に改善命令
先月21日、下郷町の小中学校で起きた集団食中毒で、福島県が原因となったサンマのすり身を販売した業者に立ち入り検査を行った結果、管理がきわめてずさんだったとして、この業者に改善命令を出しました。
下郷町の小中学校で先月21日、児童・生徒と教員あわせて87人が集団食中毒を起こし、保健所は、給食に使われたサンマのすり身を販売した会津若松市の「若松魚類」を2日間の営業停止処分にしました。
その後、福島県が先月25日からこの会社に立ち入り検査を行った結果、在庫の管理に関する社内規程がなく、帳簿と在庫があわない商品が100点以上見つかったほか、責任者によるチェックも行われていなかったことがわかりました。
今回の食中毒の原因となったサンマのすり身も、消費期限が切れたあと、一度、帳簿から抹消され、再び新たな商品として登録されていたということです。
また、会津若松市の条例で、卸売市場で取引する業者に提出が義務づけられている品質管理に関する届出書も提出されていなかったことがわかり、県はこの会社に対し、商品の品質管理を改善し、必要な届出書類を提出するよう命令しました。
若松魚類は「すべてを担当者任せにしていたのが大きな原因で、社内の体制を見直すなど、再発防止に努める」と話しています。
02月04日 18時55分