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1月に起きた3大騒動はネットリテラシーの視点からは「教科書」のような騒動である ~ベッキー騒動の裏側を全部話す~

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前々回のブログ
前回のブログの続きです。

1月に起きた3つの大きな騒動は、ネットリテラシーを学び研究する上で、実に有意義な事象だったと判断しています。それくらい「特徴的」な世間の反応があったと言えるでしょう。

皆さんは前回、私が発信したブログに対して、大きな反応があることをもう目にされているかもしれません。これをよくご覧になっていただきたいのです。そうです。賛成が多数寄せられているでしょう?それと同時に

極めて攻撃的に
極めて感情的に

私の攻撃をしている「一部の人間たちがいる」ことが分かりますよね?私の意見に賛同する人、私の意見に「論理的に」反対する方が多くいらっしゃる中で…ちょっと怖くありませんか?ちょっと恐ろしくなりませんか?
私を応援してくださっている方などは
「こんなに叩かれて、長谷川さん、大丈夫かなぁ…?」
と思われませんでしたか?

ここが大事なのです。

昨日配信した私のブログは、これらの反応をあぶりだすために書いたものなので、多少、偏りを持たせて書いてあります。今、ネット上には非常に私に攻撃的な書き込みが多数溢れていますね。私のもとに届く多くの
「自分もそう思っていました」
「こういう論点から違うと思う」
という書き込みとは「全く異質」の、相手を(今回で言えば私を)感情的に攻撃する書き込みが多数みられるはずです。皆さん、これをよく見ておいてください。そして、今から書くコラムを読んで、皆さんの周囲に張り巡らされた「ネットの中のウソ」と「今までの時代との明白な違い」を私と一緒に読み解いていきましょう。

あ、そうそう。
「何を根拠に言ってるんだ~」とか「何にも知らないくせに~」とか四の五の言ってる変な人たちが結構いるみたいですけど、私のコラムを読んでる人は、気にしないでおいてくださいね。私、14年間も「徹底的に取材してニュースを報告する」という姿勢を叩きこまれている人間です。ネット上で適当に書き込みをしている人たちとは違います。
安心してください。根拠のない話なんて書いてませんから。
「取材者の秘匿」と言って、どこから情報を得ている…なんて絶対に言いませんが、私は明らかな根拠のないような話は基本的に言いません。そこら辺の最近劣化が激しいテレビコメンテーターよりは信用しといてもらって大丈夫です。

それでも信用できない?う~ん…そうですねぇ…。

まぁ、そうですね、一つだけ言っとくと、今晩か明日・・・明日かなぁ…直筆か何かで「対応」があると思いますよ?あの子、字、綺麗だから。それ読んで、私を叩いてた連中はみんな反省して下さい。どれだけ『誤解したまま攻撃してたか』理解してほしいと思います。

さ、余談は置いといて…。


【まず、リテラシーという概念の基礎を覚えておきましょう】

まず、私のように大学で専門にやっていた人間を除けば、あまり多くの方がご存じでないであろう「リテラシー」という概念について覚えておきましょう。
私はこれを「フェーズゼロを見抜くこと」と解説しているんですが…分かりやすく戦前の例で言いましょうね。
物事が進むには段階(フェーズ)が存在します。これが「思考」であっても「作業」であっても同じです。
例えを挙げましょう。戦前の日本は、なぜ暴走状態に入ったのか?

フェーズ1(第1段階)→大本営発表が「日本は超強くて、絶好調で、アメリカ軍は悪でやっつけまくってるぞ~」と流しまくる。(=「情報の発信」の段階)

フェーズ2(第2段階)→すっかり信じ込んだ国民たちが、周囲の人たちにも自分の信じた「日本バンザイ!」という価値観を押し付け続ける。(=「情報の拡散」の段階)

となって、アメリカ軍の空を飛んでいる戦闘機に対して竹やりで突っつく、という状態が出来上がっていったのですね。こうなると暴走状態です。

しかし、リテラシーを身に付けている国民は…この「フェーズ1」の前の段階を見抜こうとするのです。つまり…
「この『大本営発表』って、本当なのかな?」
「アメリカだけが『悪』って言ってるけれど本当なのかな?」
この疑問を持つことが「リテラシー」の第1歩です。そうなると「自分で少し調べてみよう」という気になる。すると、軍部が暴走していたり、実はアメリカの国力は日本のそれをはるかに上回っていることが少し分かってきます。そして…

軍部がアホな国民を先導するために情報統制をしているだけ

という事実が見抜けるようになってきます。これが情報の発信(フェーズ1)の前にある「フェーズゼロ」を見抜く作業となります。


【現代社会では、情報拡散におけるフェーズが2段階増えている】

しかし、今はテレビをはじめとする情報網が圧倒的に整備されました。そして、それに続き、ネットの情報網まで確立されたのです。なので戦前とは違い、私は「情報拡散」におけるフェーズは「2段階増えている」と主張しています。

1月に起きたベッキーちゃんの騒動でもSMAPの騒動でも、甘利さんの件も同じですね。

フェーズ1→週刊誌で報道される(情報の発信1)
フェーズ2→テレビを使って大拡散される(情報の発信2)
フェーズ3→テレビのコメンテーターの発言などをネットニュースが連日そのまま記事にする(情報の発信3)
フェーズ4→すっかり信じ込んだ一部の人たちが、出来上がった流れ以外を攻撃し始める(情報の拡散)

って感じでしょうか。
分かります?情報を発信する箇所が、戦前みたいに「ラジオと新聞だけ」とかでは全くないのです。年上世代にはテレビや新聞で。若い世代にはネットを介して、今までの常識では絶対に計り知れない速度と拡散力で、広がっていく時代なのです。

また、1日1回新聞を読みます、とか夜のニュースだけ見ます、みたいな時代ではなくて、若者世代は…1日に20回ほどスマホの画面を見ます!みたいな時代なので、情報の発信が1日に何度も伝わり続けちゃう時代なんです。


【ではベッキー騒動のフェーズゼロは?】

では、ベッキー騒動のフェーズゼロを探ってみましょう。
彼女のニュースは全て、週刊文春さんが発信しました。フェーズ1は明らかに週刊文春の新年号ですよね?ここで、ベッキーちゃんとゲスの川谷君の不倫が報じられました。

ここでよく見てみましょう。文春さん…長崎県まで行って、あの二人を直撃して写真を撮っていますよね?

なんであんな写真、撮れたのか?文春さん、どうして「二人が長崎県まで行っている」という情報を握っているのか?日本中に文春さんの記者さんでもいるんでしょうか?それとも、長崎県の全ホテルの入り口に、文春さんのカメラマンさんでも常駐しているんでしょうか?

そんなの、無理に決まってるでしょ?

しかし、その答えが文春さんのスクープ2発目となる、14日発売号にヒントがあるのです。
文春さんはこの記事で、4ページにわたってゲスの川谷君の奥さんの「単独インタビュー」を掲載しています。経験上分かるのですが、週刊誌で単独インタビューであのページ数を稼ぐのって…3時間ほど話を聞かないと無理なんです。かなり落ち着いた状況で3時間。相当のお互いの信頼関係がなければできません。

そして、不可思議なほどに…文春さん以外の「全ての雑誌に」奥さんのインタビューは載っていませんよね?これは、私たちの業界で「囲ってしまう」と言います。ホテルなどに閉じ込めてしまうなどして「他の雑誌のインタビューに応えさせない状態」を作り上げるのです。

そうした目線で見ると、14日発売の文春のインタビューの中で奥さんが自分で話をしていますよね?
「長崎県への飛行機のチケットは私が取ったんです。そのチケットを使って二人で長崎旅行をしているんです」と。涙の訴えです。奥さん、本当に嫌で悔しかったでしょう。しかし、そこで想定できることがあります。

二人の長崎旅行、2人以外に…奥さんは知っていた、という事実です。

ちなみに、私の取材の結果、ゲスの川谷君もベッキーちゃんも、スタッフ初め、周囲の人に「長崎に行くという話をしていない」ことは裏を取れています。川谷君は、バンド仲間にも長崎への話はしていません。しかも実家には、ベッキーちゃんを連れていくことなど一言も話をしていません。

私の取材では、二人で長崎に旅行に行くことは…世界であの段階では3人しか知らなかった可能性が高いのです。その観点から、私は文春さんに「二人が長崎にいると思う」と伝えたのは…奥さんと推察しています。

つまり、今回のベッキーちゃんの報道が出来上がった経緯=フェーズゼロの陰に「ゲスの川谷君の奥さんの意向」が圧倒的に強く反映されていることが想像できるのです。

ではゲスの川谷君の奥さんの意志とは何か?
川谷君への怒りもあるでしょうが、なによりインタビューの後半にも何度も出てきていますが、「ベッキーがテレビに出ていることへの強い強い嫌悪感」があることが分かります。

つまり、ベッキー騒動のスタート地点(情報を流す原点)には、そもそも「ベッキーをつぶしたい!」という「圧倒的な攻撃的意思」が見え隠れするのです。

ちなみに、皆さんが目にした文春さんの第3弾。
「友達で押し通す予定(笑)」
というラインがあった、とまるで規定事実のように報道されていますよね?皆さん、その画面…見たことあります?無いですよね?
テレビ各局さん、勝手な報道をするのは別にいいんだが…一度でも、サンミュージックやゲス谷君の方に取材や確認電話、したか?あまり適当な報道すると、信頼、失うだけだぞ?私の確認した限りでは…

「友達で押し通す予定」というラインは存在しない。この1文はねつ造のはずです。

これは本人たちが両者ともに、周囲に強く「こんなライン、送ってない」と言っている、という事実だけは言っておきます。テレビもネットも…色々書くなら少しくらい本人たちに取材くらいしたらどうだ?
中には「文春にばれてもラインを続けてる」とか「いまでもノー天気に不倫を続けている」とか適当なことを言い続けている「大ウソ垂れ流し情報番組」もあるけれど…その中に私の古巣も含まれているのが、情けなくて涙が出そうになりますが…いや、まぁいいや。この話は。言いたいことがあるなら、ベッキーちゃん本人が話せばいいだけのこと。私が彼女を守る義理もない。

さ、リテラシーの話に戻しましょう。


【更なる追い打ちがフェーズ2と3で襲い掛かった】

皆さんはあまりご存じないことでしょうが、週刊誌や写真誌・スポーツ紙の記者などは、大体月に一回のペースでみんなで集まりを持っています。そうして横のつながりを持って、現場のみんなで飲んだり楽しんだりしています。もちろん、情報交換もしています。

先週も、ある集まりがあって、そこできわめて興味深い話を聞きました。
「長谷川さん、事務所のアツ(圧力のことですね)がすごいんですよ~」
ん?何の話です?

聞くと、方々の事務所から
「ベッキーはひどいらしい」
「ベッキー、暴走してるらしい」
「テレビ、もうベッキーいらないんじゃないか?」
という電話が、何本も入っているというんです。

分かりにくい?

要はですね…
「ベッキーを批判的に批評する記事を書いてくれ」
って言う「アツ」です。実際、こんなネット記事も出ましたね。

ベッキーにこだわる必要がないテレビ局 ネットでは不要論が噴出(リアルライブ)
http://news.livedoor.com/article/detail/11132321/

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