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春節の帰省ラッシュに悪天候 広州駅で10万人足止め
2月4日 21時36分

春節の帰省ラッシュに悪天候 広州駅で10万人足止め
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中国で旧正月の「春節」を祝う大型連休の帰省ラッシュがピークを迎えるなか、南部の広州駅では悪天候でダイヤが乱れて一時10万人以上が駅に足止めされる事態となり、地元政府は大勢の警察官を動員して混乱の収拾にあたっています。
新年を旧暦で祝う中国では、8日に旧正月の「春節」を迎えるのを前に、出稼ぎ労働者や学生などの帰省ラッシュがピークを迎え、交通機関の混雑が続いています。
このうち、南部の広東省にある広州駅では、雨や雪などによる悪天候の影響で鉄道のダイヤが大幅に乱れ、一時10万人以上の利用客が駅で足止めされる事態となりました。このため、地元政府は駅周辺の道路を封鎖して利用客の入場を制限したほか、およそ6000人の警察官や警備員を動員して混乱の収拾にあたっています。臨時列車の振り替え輸送を行ったことなどで、現在、混雑は緩和に向かっていて、警戒に当たる武装警察が自動小銃を構える物々しい雰囲気のなか、大きな荷物を抱えた利用客がふるさとを目指し、次々と駅の中に入っていきました。
中国政府の推計によりますと、旧正月前後の1か月余りの間に国内を交通機関で移動する人は延べ29億人に上り、このうち3億3200万人が鉄道を使うということです。

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