世界のキケン地帯。
まず訪れたのはタイ。
そこには人身売買という大きな問題が。
タイっていったら女性からしたらファッションの発信地というかすごいかわいいブランドも増えてきてて。
だから人身売買って聞くとちょっと想像がつかないところはありますね。
現在世界に推定1,200万人もの被害者がいる人身売買。
高橋みなみがキケン地帯に潜入した。
そうですよね。
ここで関係者と会わせてもらうことになったんで。
関係者ですか?はい。
こちらです。
(後藤)ここはどこですか?
(高橋)まず警察署に行ってきました。
(高橋)まずここからってのがもう…。
(後藤)まず地元の警察に話を聞こうと。
(高橋)そうです。
(高橋)聞かされてないんです。
知らないで連れてくるって言われて。
座って待ってるんですけど。
これ大丈夫ですか?大丈夫です。
(高橋)思わず立ち上がっちゃいました。
(後藤)手錠ついてるやん。
想像を超える悲惨な世界。
被害女性が話す悲しい現実に涙。
灼熱の毒ガス火山。
そこには禁断のそこで見たものとは?薬物の蔓延する次々と犯人を逮捕する姿を追った。
番組では旅行者が決して踏み入れることのない向こう側に果敢に潜入。
キケン地帯で暮らす人々の真の姿がそこに。
高橋みなみの前に女は連れられてきた。
(後藤)たかみなと同い年くらいでしょ。
ホントにあどけないんですよ顔はホントに。
若いというか。
ちょっと
(後藤)売買する側でしょ。
側です。
人身売買というキケン地帯。
10代の女性たちを売春させていた女。
日本円で10万円から13万円くらい。
この国だったらすごい大金。
罪の意識は驚くほどに薄い。
金を稼ぐ方法として人身売買に手を染めたと開き直る。
貧しさからか親が子供を捨てる。
身体を売るしか生きる道はなかったのか?
(村瀬)23歳ですもんね。
(高橋)お金を稼ぐためにはっていう。
(庄司)罪の意識がないもんな。
それが職業でそれが楽しみって言ってたじゃないですか。
小さい頃からやってるのが当たり前で1人で生きていくのも当たり前になってて…。
しかも歳も近くて…。
そうですね。
いやどのくらいというか…。
ここがですね
(後藤)現地にはこういう施設がいっぱいあるの?
(高橋)そうなんですよ。
失礼します。
(高橋)多いな。
高橋は一番多いのは売春などいわゆる性的な搾取です。
そして工場や農家漁船などで奴隷のように働かせる労働搾取。
小さい子どもや障がいがある人に物乞いを強要するケースもよくあることです。
実はそのうちの3割は男性なんです。
幼い子どもが被害者となるケースも1割もあります。
体も心も大きなダメージを受けた被害者。
その生活とは?
(高橋)会いに行ってきました。
(後藤)厳しいねこれ話聞くのも。
こういう田舎の貧しい村人が人身売買の被害に遭いやすいと?そうですね。
ひとえにとは言いにくいんですけどやっぱり皆さんお金がないというふうに言ってらっしゃる方が多かったのでやっぱり大きな要因にはなってるなというふうに…。
今回訪ねる人身売買の被害者もやはり貧困層。
助け出されても結局貧しい村での生活が待っていた。
へぇお家だ。
ここに住んでるんですか?あっ何か作ってらっしゃる。
いいですか?おじゃましちゃっても。
どうぞ。
失礼しますこんにちは。
今回高橋が話を聞いた女性は2人。
右側の女性は現在は31歳。
ポーランドに行けばいい仕事がある。
ブローカーにそう言われた。
女性が住んでるわけですけど…。
いやあんまりなかったですね。
お部屋もおじゃまさせていただいたんですけど。
やっぱりこうある程度の生まれ育ったのは貧しい農村。
外国で働けば今の5倍は稼げるという言葉に騙されてしまった。
もう一人の被害者ダオさん。
しかし…。
家族のこと言われたらね…。
それはちょっと。
でこれ働きにいって借金はどうなるの?これ。
やっぱり借金は一応残っているんですよね。
なので現在もアルバイトをしながら少しずつ返済しているって…。
今も残ってんねや。
それがやっぱり苦しいですよね。
だから結局生活を苦しくさせていく一方。
そうです。
豊かになるために行ったんですけど。
おじゃまします。
何食べてるの?雇い主が警察に捕まったことで保護された2人。
この2人は抜け出すことができたからまだいいと言えるのかもしれない。
今まで大変な場所にお互いいたと思うんですけど…。
やっぱりね涙もこぼれてましたけどやっぱり…。
すごい状況でしたか?そうですねホントに日本にいると…。
まずはねたかみなのロケ見てもらってますけどこの番組はどういう番組なんでしょう。
この番組は私たち日本人には想像がつかない世界のキケン地帯で生きる人々を取材し少しでも多くの現実を知ろうという番組です。
我々だけではね知識不足ですから来ていただきました。
東進ハイスクールの地理の先生村瀬先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
東南アジアでタイっていうのは…。
工業化が進んでるっていうことはだから富を求めて仕事を求めてこうタイに…。
集まってくる。
集まってきちゃうんですね。
周辺国の人たちは仕事を求めタイにやって来る。
そこがまた人身売買が多い理由。
そしてVTRにもありましたがこちらなんですけれども…。
それだけじゃないですよ。
何でもろうてんねん。
さぁということで3つのケースがあるんですけども。
いわゆるブローカーと呼ばれるような人。
男で悪いヤツでみたいなねそれが加害者かなと思ってたんですよ。
それがさっきねたかみながいきなり会いました加害者の女性23歳。
あの女の子に私聞いたんですよ。
警察の方に聞いたらやっぱりこういうことをしてしまうと…。
更には子供も被害に遭っているというその実態とは…。
高橋はタイの繁華街へ。
(村瀬)夕方になったら回収する。
子供のときはかわいいを売りにしてお金を集めさせてかわいいの世代過ぎると今度はかわいそうの…。
やっぱり見張ってるんでその見張ってる人が何かしてると結局警察の取り締まりとかと勘違いされてやっぱり襲われたりとかっていうのもあるかもわからないです。
(後藤)そりゃ真剣な顔になるわ。
一緒にいてくださいって。
危ないんでと言われました。
どこから来たの?違う。
タイ人じゃない。
人身売買というキケン地帯。
言葉も通じない異国の地で物乞いをする高齢の男性。
そしてこのあと…。
(岩尾)信号待ちで何か売りに来る…。
(高橋)花売りの少女なんですけど。
もう遅いですね時間としたら22時とか。
(クラクション)コップンカー。
コップンカー。
人身売買というキケン地帯。
大人に監視されながら路上で花を売る少女たち。
この子たぶん9歳っていうふうに…。
見てください。
これが60円くらいです日本円でいうと。
たった60円だけどされど60円ですよね。
きっとあの子たちからしたら。
幼い彼女たちにとってこの生活を抜け出す術はない。
大人の男性が被害者になるケースもある。
今回売られたあげく漁船に乗せられ地獄のような環境で働かされた人を取材することができた。
ここ数年タイの警察が重点的に捜査しているのが漁船での不当な労働。
一度船に乗れば逃げ場はない。
彼らの生活とはいったい!?今回番組では船で働くために売られた1人の男性に接触。
去年インドネシア沖で警備隊に保護されたという。
人身売買というキケン地帯。
彼も貧しさから抜け出すために漁船に乗り込んだ。
しかしそこはまさに地獄だった。
タダ働きで体力も消耗。
更に男性は大人だけじゃなくてそうですよね。
ちょっと動かしてもらっていいですか?そうはいかない。
むしろ過酷な現状ではあったんですけど最初に登場した外国に売られた被害女性の2人覚えてらっしゃいますか?現在の活動をしたVTRがありますのでこちらをご覧ください。
人身売買の被害にあい隠れるように暮らしていた2人は現在…。
こんなに惨めな思いをしても親にだって相談できない。
どうしたらいいのか…。
同じ被害を受けた女性たちを支援をするスタッフとして働き始めていた。
被害にあった女性というのは話す相手が相談する方もいらっしゃらないので自分があった身として聞いて相談に乗ってあげているというすばらしい活動を今お二人がなさっているということでした。
タイでもこういう活動があるんですけど日本でもおはよう。
おはようございます。
何も知らない庄司に行き先と目的が告げられる。
噴火してるじゃないですか。
行きたくないですよ俺。
どんな場所かといいますと嫌ですよ俺!絶対嫌!そしてそこでやってもらうことはこの場所でたくさんの人たちが働いている。
有毒ガスが出る火山でのキケンな仕事。
そこで必要になるであろうセキュリティ3まずは…。
そして最後は?この3つで1つだけおかしいでしょこれ。
なんだったらこの3の中でこれだけ持っていって…。
ハッハッハッハ…。
不安いっぱいの日本から飛行機でおよそ7時間。
更に首都ジャカルタから東へ850km。
22の噴火口を持つそこで待ち受けるキケンな仕事とは?なんなんだこれは!湖?湖だ!キケンな仕事に連れて行ってくれるのはこちらの男性。
もしヤバイときはヤバイって言いますし…。
イジェン火山で…。
家族いますよ。
結構離れてるんだね。
僕も…。
一緒ですね。
お子さんが2人いて…。
そうサハモさんは家族を支えるためキケンをかえりみずこの仕事を続けているのだ。
(後藤)いわゆる岩みたいな感じなの?
(庄司)そうですこれが固まった硫黄ですね。
におい嗅いだらね…。
そうですそうですそうです。
これはロケ史上いちばんきついロケかもしれない。
自分のなかで…。
過酷な仕事をしている証しがサハモさんの肩にあった…。
うわ肩すごい!
(庄司)ただ硫黄を運んで22年でこの体です。
僕もそこそこ頑張ってるんで見てもらっていいですか?うあ〜!ミキティー!ミキティー!言うてくれた。
空気読んで言ってくれました。
何ここすごいね。
うわ〜!すげぇ!何じゃこれ!何なんだこれは?うわ〜!すげぇ!何じゃこれ!何なんだこれは?突如目の前に絶景が!巨大な湖だ。
しかしこの湖の正体は濃度の高い硫酸の湖。
ここ死の湖ともいわれるのだが…。
いわゆる普通の水にガスが浸透してしまってるってことでしょ?そうですね湖の中…水に溶け込んですっごい酸性の湖になる。
まさにおっしゃるとおり。
現地の人がねジョークだと思うんですけど…。
いやいやいや…。
絶対違いますよ!見ちゃった…。
「決して近づかないように」とキケンを知らせる看板も。
この先には硫化水素という強いガスがもうもうと吹き出しておりこれを吸い続けると呼吸困難になる。
最悪の場合は死に至るという。
アホな顔して…。
ここから先は予測のつかない本当にヤバイキケン地帯。
(庄司)下りがね長いし…。
マスク?ここで岩尾から渡されたキケン地帯で役に立つセキュリティ3の登場。
ガスマスクだ。
(警報)鳴ってんじゃん警報!
(警報)ヤバイって。
(警報)パニックじゃんパニック。
危ないよね。
(咳き込む声)まさに死と隣り合わせのキケン地帯。
これ上がってくんの大変だぞ。
すれ違うのも困難な道幅。
すごい煙。
なんだよあの煙の出方。
なんでこんな煙が出てんの?やらせみたいに出てんじゃん。
何これ?そこは日本人には想像もつかない衝撃の場所だった。
すごい…。
あ採れた。
これいわば硫黄の製造装置。
(後藤)故意にあのパイプを引いてんねや。
これつけてても呼吸が出来ないし。
(庄司)こんな状況でもサハモさんは仕事続けるんですよ。
(後藤)だからできるだけ短い時間で多くをとらなアカンってことやね。
作業員は30代から40代の人が多いみたいですね。
ほとんどの人が病気になってやめちゃうんです。
気管支炎とか肺炎になってやめてしまうケースが多い。
5年前は350人いたのに現在は150人まで減ってしまった。
まさに命がけのキケンな仕事。
それでも彼らは家族のために働くのだ。
一度に作業できる時間はおよそ20分。
(庄司)とったやつをカゴに詰めて。
(岩尾)パンパンに入れてる。
(後藤)できるだけ効率よくいかなアカンもんね。
筋肉自慢の庄司でも運べる硫黄はカゴに3分の1程度。
(庄司)ここからなんだよ。
(庄司)上がっていく下っていくことを考えるとあの重さじゃないと無理です。
(後藤)登りは無理やな。
(庄司)無理ですよホントにガチで。
(岩尾)こんな道を登る…。
(後藤)うわ何時間やろまた。
(庄司)でも登ったという事実をね…。
やべぇ腰足きつい。
ここから更になんとか下ってきた頃には出発から6時間が経過していた。
そしてすぐさまやった着いた着いた。
この換金所で重さに応じて料金が支払われるというのだが。
まずはサハモさん。
5656kg!続いては庄司。
12!?ウソ〜!?ウソ〜!?体感30kgくらいだったよ。
インドネシアでの初の給料ですよ。
はい出ました。
オーケー?11,000ルピア日本円にすると…。
11,000。
えっ!?ジュースも買えないよ日本じゃ。
(後藤)なんちゅう環境やねんこれ。
あんなに苦労したのに?一方のサハモさんは日本円でおよそ430円。
もらえるんですね。
キケンだけど倍もらえるってなったらそっか…。
サハモさんのいやぁすごいね。
いや思ってたより低かった。
低いですよね。
もちろん物価が違うとはいえ…。
日本にああいうとこやっぱりないですよね。
やっぱりいわゆる出てきてる
(後藤)笑われてるで。
行く前に会いたかったですよね。
(笑い声)まとめて加工工場に運ぶんですよ。
まず固形を熱してまた液体に戻すんですよ。
でこれを不純物を取り除くんですよ。
きれいな色になる。
これをまた固めるんですよ。
で袋に詰めてサトウキビから砂糖をとったらやっぱり色がちょっと黒い。
黒砂糖みたいになるんですよね。
(後藤)濁ってる。
そうあれを精製して白くする。
で残りの30%は化粧品など。
タイヤとかの原料に使われる。
あれ!?腰…?そうなんですよ。
岩尾さんからいただいたあの湿布が役に立ちましたよ。
(岩尾)ねぇ役立ったでしょ。
このへんですか?お家は。
これ!あら。
サハモ邸。
あらら立派なお家じゃないですか。
あっどうも。
おじゃまします。
かわいいお子さん。
こんにちは。
あらかわいい。
どうですか?今日の稼ぎは。
見たことないんだ!へぇ〜。
え〜!ウソ!今聞いちゃったから心配だ?それもすべて家族に上の子も今学校行かれてるみたいですけど。
そうなんだ。
(後藤)最高のお父さんや。
俺の代はもうこれだと。
どうか息子よもっとすばらしいところにという思いがね。
実はですね硫黄が採れる場所でサハモさんから夜になるとキレイになるからちょっと行ってみてくれって…。
また行ったん?ちょっと行ったんです登って。
(後藤)カセットコンロみたいやんか。
(庄司)いつでも見られるような感じで言わないでくださいよ。
これはブルーファイアという現象。
昼間とは一変夜になると硫黄ガスが燃焼する際の青い炎が幻想的な世界を見せるのだ。
そしてえっなにこれ?
(後藤)なんでカバやねん!このお返しに庄司は…。
(庄司)こっちからもね岩尾さんからいただいた五輪真弓さんのCDがあったんでまぁこの機会にちょっと出してみようと…。
(後藤)これ別に喜ばんでしょう。
岩尾さんがこれ持っていけって言ったとおりに持って来ただけなんだけど。
わかるかな?知ってる!?えっホントに知ってる?イツワマユミって言ってる!えっなんで!?ココロノトモ?え〜!『恋人よ』じゃないんだ?「ラララララララ」歌えるの?五輪真弓さんすげぇな!『恋人よ』じゃなくて…。
『心の友』というのがインドネシアのラジオで放送されてから気に入っていただいて第2の国歌ともいわれる。
ウソやん!大使館で表彰もされてるんです。
すごい!すごいんですよ。
サンキュー!いやぁ嬉しいよ!ああいうキケンも顧みず家族のために仕事をしてくるっていう男性はやっぱり…。
おらんことはないやろ。
(庄司)やっぱ心の友が毎日こうやって苦しい思いをして一生懸命頑張ってるっていう姿を…。
で一緒にやりましたから。
ホントですよ。
だからホントにね…。
高橋みなみが取材したタイにはヤーバーという薬物が今タイで広がっている。
それは興奮状態を持続させ眠くはないと勘違いさせる薬物。
しかしその反動でクスリが切れると恐ろしい禁断症状を伴う。
こちらはヤーバー中毒者の様子を映した実際の映像。
炎天下のなか子どもに刃物を突きつけ人質にとった男。
5時間もの間この状態を続け意味不明なことを叫び続けた。
警察がゴム弾を発砲。
ようやく男の逮捕に至った。
危険薬物。
ヤーバーの被害が特に多いとされる街そこは決して裕福とはいえない場所。
地元の警察署を訪ねた。
すみません。
ヤーバーのことについて聞きにきたんですけれども。
薬物汚染という危険地帯。
捜査の指揮を執るのが…。
実際にヤーバーの問題っていうのは大きいんですか?この1つの街だけでもそれだけの人が…。
怖いね。
うわっあるんだ。
実物を見せてくれるという。
(篠山)見るのが怖いような気もしますけど…。
でもずいぶん小さい。
直径で1センチないくらいの。
これが赤い覚せい剤ともいわれるいろんな種類がねぇ。
どんどんどんどん出てきますけども。
流行る理由っていうのは先生何でしょうか?ヤーバーって要はかつてはガソリンスタンドなんかで売られてたんですよ。
え〜っ!?事故っていうのが非常に多発したそうなんです。
それで違法薬物に指定されていったってことなんですね。
翌日再び警察を訪ねると…。
うわっ!ちょっと…何?何?何?何?サロート警部補がライフル片手に登場。
何が起きたのか?ちょっと急いでいますので。
急いでる…あららら。
うわ〜っちょっとすごいことだな。
大きなガサ入れをやるようだ。
署内が慌ただしくなる。
ああこれですか。
ああこれですか。
えっ…すみません。
こちらもタイで大きな問題となっている薬物ヤーアイス。
このアイスっていうのもよく使われる薬物なんですか?サロート警部補足早に…。
表情が真剣ですよね。
一瞬この人が容疑者かと思うけど…。
そこには…。
今捕まったばかりの売人の姿が。
今からおとり捜査というか…。
ホンマやねドラマみたいやね。
キケンがあるから素人が行けるような現場じゃないってことなんですね。
それはさすがに一緒に行かれへんか。
今回はキケン過ぎると判断され篠山の同行はかなわなかった。
完全武装したサロート警部補率いる部隊は…。
スタッフも防弾チョッキを装備。
綿密な計画を立てすると裏口に配備された隊員が…。
ん?家族が戸惑うなかバーンは逮捕された。
サロート警部補ここで間髪入れずに更なる情報提供をするように説得。
これをもとにすぐに売人を追う。
逃げた男を確保。
タンスの奥から薬物で得た大量の現金が発見された。
しかしこれで終わりではなかった。
すると次の瞬間…。
クスリの運び屋はなんと少年だった。
この少年はうわぁ怖っ!キケンなクスリこんな少年にまで及んでいた。
そして4人目の容疑者のもとへ。
人口4万人のこの街で年間1,000人もの逮捕者を出すこともうなずける。
はい…。
結局上のものをということで探した少年。
これは先生やっぱり根深いですね。
根深いですよね。
そうですよね。
もっとやっていかないとどうにもこうにもいたちごっこ。
この日だけで5人ですもんね。
あれすぐカメラが入って事件だ!って動きだしたじゃないですか。
これ最後の売人の少年が逮捕されたこの場面なんですけども…。
でもボランティアが俗に言うガサ入れそういうのにも参加して検挙率を上げていく。
ボランティアはトラックの運転手さんから子どもを持つ主婦までさまざま。
一方篠山は…。
タイならではの薬物更正施設があると聞いて調査に。
お〜っとっとすごい!うわっすごいなこの大仏。
これは寺院とか…。
そうここは…。
およそ50年にわたり薬物依存者の治療を行ってきた。
案内してくれたこちらの僧侶。
この僧侶も実はしかしこの寺院の治療を受けて更正。
その後出家して僧侶になったという。
寺院の中へ…。
ここが治療するところなんですか。
すみません失礼します。
あっ!中には大勢の中毒者が。
しかしそうこの寺…。
まさに駆け込み寺。
集団生活をしながら行われる15日でいけるんかなぁ。
奥にはいったい何をするのか?突然の楽器演奏。
太鼓叩いたりして運動会みたいな雰囲気ですけど…。
なんかすごい色の…。
何て言うんだろう。
濃い茶色みたいな色のクスリ。
うわ〜!そしてバケツの水を飲み干すと…。
もう少しだ。
頑張れ。
体の浄化を目的とした治療法。
この女性も皆さん覚悟して来てるんですね。
なかなか自分1人では抜け出せないホントに恐ろしいものなんだなって僕も今日感じましたけれども。
バービー?何も知らないバービーにここ。
行ってもらう場所は西アフリカ!うわうわ…。
そのブードゥー教欧米からは黒魔術呪いの宗教として有名なんですけどその呪いの儀式に潜入してください。
してくださいって…。
いやいや…。
果たしてブードゥー教の呪いの儀式とは?そしてバービーに渡されたセキュリティ3はこちらの3つ。
マジでバービーを救ってくれると思いますから。
ホントですか?はい。
成田から飛行機を乗り継ぎ28時間。
西アフリカの国トーゴ。
禁断の呪いの儀式とはいったい?ちょっと待って!動物の骨あるじゃん。
ホントの黒魔術に出会ったって感じなんだけど。
彼で16人目?もうこの時点で情勢よくないでしょ?絶対。
アフリカのなかでも最貧国の1つ。
うわ〜!そうか…。
(バービー)知らずに行っちゃった。
アコデジア?アコデセワ。
オーケー。
彼は行ったことあるわけ?あっ人いた人いた。
いや〜!いきなり出てきた強面の男性は実はこの市場の責任者。
そうやねん。
なんとかキケン地帯へと潜入。
そこで目にしたのは…。
あ〜っ!すごい!
(後藤)これ動物たち。
メチャクチャ種類あるね。
ブードゥー教に密接な関係があるという市場にバービーが潜入した。
あ〜っ!すごい!
(後藤)これ動物たち。
メチャクチャ種類あるね。
(岩尾)うわうわ…。
(バービー)今だとこういうところフクロウとかサル。
結構いろんな種類があるんですけど…。
死体はすべて購入しているんですって。
購入して干して売ってるんですよ。
だから無理やり殺して連れてきたりとかそういうのは一切してないから安心してくれって。
そうです密猟はしてないって言ってました。
結構買いに来る人多いんですよね。
ここ世界最大のマーケットなんですよここが。
すごいたくさん買ってるけどこれ何に使うの?中ではいったいどんなことが行われているのか?
(後藤)結構しますよね?現地のお金でいうとかなりの…。
(バービー)選びに行くときだけこうやって外に出て何を使うかっていうのをこの人が決めるんですよね。
(バービー)粉がそこらへんに…羽根とか舞うし。
(後藤)においもすごいの?
(バービー)においもすごいし…。
(岩尾)これ鳥やったん?
(バービー)一応みんなちゃんと病院には行ってるんですけど最終的にこういうとこに戻ってくるって人が多かったです。
白魔術は病気を治したり恋のおまじない。
あと黒魔術にかかってる人をよけるっていう守る。
そこから守るっていう呪術をするのがホワイトマジック白魔術。
なるほどね。
地元の人さえもキケンという黒魔術。
噂の村にいよいよ潜入する。
さあ今回はブードゥー教をとりあげて行ってくれましたバービー。
宗教をちょっとねディープに潜入してきました。
いただいたお塩お清めをしようってことで。
(後藤)うわうわメチャクチャかけるやん!
(後藤)メッチャ気に入られてるやん。
たかみなはなんとなくはやっぱり…。
怖いほうのほうを我々は先行して頭に入ってるよね。
今回バービーさんが行かれたトーゴ。
えっ!?そんなにですか。
そういう宗教です。
あっ結構大きいんですね。
実はね…。
何でしょう?お二人になんですけど。
はい後藤さん。
はい。
はいしっかり両手ですよ。
うわっなんか…。
同じものたかみなさんはい。
えっ!?同じものですか?はい。
(後藤)ちゃうちゃうケバケバしてる!怖い怖い…なんだろう。
(高橋)どうしよう手にリアルに触れたら。
あぁ〜!アカン!
(笑い声)関係ない。
(2人)せ〜の!これはでも刺してるっていう意味じゃなくて…。
これしっかり飾ってくださいね。
アカンよ持って帰られへんわ俺!
(バービー)いいお土産だったな。
(庄司)いいな。
俺もじゃあ何のご利益もないわ!
(後藤)さあ結構距離はありそうやね。
(バービー)行くまでが結構かかっちゃって。
えっ?えっ!?えっ?おぉ〜。
あっホントに
(バービー)ここから舟で。
(岩尾)あぁ舟なのか。
ここで小さな舟に乗り換え湖を。
更に
(後藤)これがレベ村。
原始的なね。
おぉ〜すごいたくさん人いる。
(バービー)すごい集まってるんですよここに。
(後藤)これがレベ村。
(バービー)すごい集まってるんですよここに。
この男性が村一番といわれる呪術師。
(後藤)お清めがあるの?
(バービー)いったん清めないと入ってはダメだということで。
頭にかけるようでかけないギリギリ。
ああ手前で。
(後藤)目の前で割んのや?割るだけなんです。
許されたみたいです。
え?村に入っていいと。
ありがとう。
(バービー)ここが現場なんです。
(後藤)ここがキケン?いっぱいいるね。
このブードゥーと…。
そういった生活の中でのブードゥーみたいなものをちょっと取材したくて日本のみんなに伝えたくて今日来ました。
マジック見せますか?ここで?そういうことか。
(後藤)見たことないやろうしね。
ファー!
(後藤)むっちゃヘタやん。
(後藤)え〜!なんか特殊な能力みたいな感じなのかな?
(バービー)もうすごいヤツらが来たみたいな感じに…。
(後藤)なじんでるやん。
(岩尾)もう何年もおるみたいな…。
にわかには信じがたいが今まさに
(バービー)全身包まれてるんですよ。
悪い邪気にさらされてはいけないっていうことでいったん布に包むんですって。
(後藤)この子が黒魔術にかかってしまっている。
(バービ−)そうなんです。
病院も一応行ったんですけど1か月以上も体調不良が治らなくてこれはブラックマジックじゃないかってことで司祭に相談したんです。
えおんのこのなかに?助手が実際呪ってたということなの?一応その人はそして少年にかけられた黒魔術の呪いを解く儀式が行われた。
(後藤)なんかいろいろ飲ませたりとか。
(バービー)そうなんですよ。
ちょっと元気になってピンと立てるようになったんです。
このハーブをつけた水を頭からぶっかけるだけっていう。
そうなんや。
それで終わり?これで終わりです。
なんか折檻があるとかそういうことでもないの?そういうのはないです。
これで使えなくなるの?村を追放されることになった黒魔術師。
その実の姉にバービーが接触。
するとえ〜っ!?そうか…。
村を追放されることになった黒魔術師。
その実の姉にバービーが接触した。
その夜。
黒魔術の呪いから村を清めるための宴が開かれた。
これ?これ使うってこと?
(バービー)絶対違うだろタイミングって思ったんですけど。
一応身を清める白粉っていうことで使ってみました。
実際に現地の人たちはベビーパウダーみたいなのをやって白くしてるんですけど。
(後藤)寄ってきはるやんか。
世界のキケン地帯。
そこには日本人の知らない過酷な現実が。
そんな場所で生きる人がたくさんいることを私たちは忘れてはいけない。
2016/02/03(水) 21:00〜22:48
テレビ大阪1
水曜エンタ「今 知っておきたい 世界のキケン地帯に住む人々」[字][デ]
想像もつかない世界のキケン地帯に潜入▽高橋みなみがタイの人身売買の現場で大号泣▽有毒ガスが充満する過酷な労働環境を体験取材▽西アフリカで禁断の黒魔術の儀式へ
詳細情報
番組内容1
普段は、決して足を踏み入れることがない世界の“キケン地帯”に番組が潜入。日本人が知らない、想像を超えた世界に迫る、これまであるようでなかった新ジャンルのドキュメントバラエティー。旅人たちがアジアとアフリカのキケン地帯を訪れ、その場所で見て、聞いて、体験したことを伝える。
番組内容2
▽高橋みなみが女性が売られるキケンな場所へ!タイで人身売買の被害者となった女性たちを直撃取材。あまりの悲惨な実態に大号泣!人身売買を捜査するタイ警察の取り締まりにも同行。
▽庄司智春は、有毒ガスが充満するインドネシアのあるキケンな火山で、硫黄を採掘する現地の人たちの生活を体をはって体験ルポ。
番組内容3
▽黒魔術として恐れられている西アフリカのある国のキケンな儀式にバービーが潜入!
▽篠山輝信が、タイのある地域で、キケンな薬物が広がる背景と、薬物の蔓延を止めようと奮闘する現地の人々に密着。
出演者
【MC】
後藤輝基(フットボールアワー)、高橋みなみ(AKB48)
【旅人】
篠山輝信、庄司智春(品川庄司)、バービー(フォーリンラブ)
【ゲスト】
岩尾望(フットボールアワー)、村瀬哲史(東進ハイスクール)
ジャンル :
バラエティ – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
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