サンダーバード ARE GO「高速トレイン大暴走」 2016.02.04


(運転士)282キロでも全く揺れを感じない。
もっと速度を上げてみよう。
(女性)「了解。
でも最高速度の半分までにして。
これはただのテストよ」。
ああ面白くないな。
スムーズな加速非常に滑らかだ。
スロットルが反応しない。
ブレーキも利かない。
非常ブレーキもダメだ!
(アラン・トレーシー)1人で寂しくないの?ジョン。
(ジョン・トレーシー)寂しい?周りでいろいろ起きてるのに?周りじゃないだろう。
ずっと離れた下の方でだよ。
そんなに離れてる気がしない。
勉強に戻れよ。
「勉強に戻れよ」。
(運転士)速度が出すぎてスピードが落とせない!
(アラン)ジョンどうしたの?お前はいいから。
(運転士)何をしてもダメだ!止まらない!完全に暴走してる!まずいな…前方の通勤電車に接近してる。
インターナショナル・レスキューこちらサンダーバード5号緊急事態発生だ!「five,four,three,two,one」。

(テーマ音楽)「Thunderbirdsarego」。
テスト走行だからエンジニアしか乗ってない。
(スコット・トレーシー)まだ救いだが通勤電車の方は?ほぼ満員だ。
誰も車で行かないのか?いや公共交通機関の方が安いしリニアモーターカーの進歩で…。
悪い今の冗談で言ったつもりなんだけど。
ん…迂回はできるか?難しいな。
テスト走行用の線路だから分岐点が少ない。
それに迂回できてもあのスピードで脱線したらどうなるか。
冗談じゃ済まない。
ああ。
送電を止めたらどうだ?
(ブレインズ)いやいやそれはダメだよ。
どうして?急停車は壁にぶつかるのと同じだ。
送電を止めるのは徐々にやらないと。
そうか。
で方法は?車両のコンダクター・ノードのパワーディストリビューションを再設定するだけ。
簡単だよ。
でも…ああ…。
どうやるんだよ。
手伝おうか?いい!ゴードンとバージルはアラスカのパイプライン事故で出払っちゃってるし…。
お前は来なくていいんだよ。
なんでさ!
(おばあちゃん)あんたまた世界を救いに行くつもりなんだね。
緊急事態なんだよ。
当然さ。
それがあたしらの仕事だもの。
でもあんたの勉強も緊急事態だよ。
後れを取ってるだろ?そんなしょげる事ないよ。
終わったらおいしいごはんを作ってあげるから。
ごはん…!?クッキーお上がり。
焼きたてだよ。
う〜ん…いい色だね。
(小声で)スコット助けて!悪いな電車に乗り遅れる。
プラスとプラスを合わせてマイナスを…ふん。
僕のポケット・フューザーは?
(マックスの電子音)まるで僕の心が読めるみたいだな。
もちろん君は僕が作ったんだから当然かもしれないけど。
ブレインズ!さっき言ってたパワーディストリビューションの再設定ってどうやるんだ?まず最初に電圧をスキャンして20%以上の変動がないかどうかチェックしないと。
もしあったら?レギュレーターの交換が必要だ。
でもC247型は使っちゃダメだよ。
不具合を起こすからね。
(マックスの電子音)それにC247Aも。
ブレインズそれ君がやってくれないかな?任せてくれよ。
ビデオリンクをつないでいつも君のそばにいるから。
バーチャルにだけど。
いやバーチャルにじゃなく実際にさ。
あの車両に乗り込むんだよ。
また冗談ばっかり。
ちょっとした旅だと思えばいいだろ。
まあね。
追加料金なしでスリルも味わえる旅だ。
悪いがマックスはお留守番だよ。
(電子音)急ごうブレインズ出動準備だ!54321。
(噴射音)
(マックスの電子音)僕もだよマックス。
ブレインズ君がインドアタイプなのは分かってるけどたまにはこうやって外に出ないと。
…ウェェェ!ああ…。
あ〜あ…。
(呼び出し音)スコットテスト車両のコンピューターにアクセスできない。
何かにブロックされてる。
ウイルスかもよ。
フッドの仕業かな…手伝おうか?いやウイルスじゃないよアラン。
それにフッドはこんな手使わない。
それに勉強はどうした?そんなにつまんないのか?いやそうじゃないけどそっちの方が大事だし…。
勉強だって大事じゃないの。
僕も手伝いに行かなきゃ。
大丈夫。
今回はあんたがいなくても兄さんたちが何とかしてくれるからね。
クッキー食べてないじゃない。
う〜ん…うまいよ…。
(せき込み)足みたいなニオイ…。
子供の頃を思い出すんだ!滑り台と同じだよ!滑り台で遊ぶの楽しかったろ?全然!いつもじんましんが出たよ!なあサイキックの力を借りたらどうかな!映画とかドラマなんかでもよく見るし…。
ほっ。
ああぁ〜!まずい!速度を上げた!つかまってろケーブルを外すから!やっ!わあぁぁ〜!何だかまるで停止する気なんか全然ないみたいだ。
うわぁぁぁ〜!待ってろ今つなぎ直す!よし!うおぉぉ!OKブレインズ下りていいぞ!いや!できないよ!やってみなきゃ分からないだろ。
やってみなくてもダメだって分かる事もあるよ!例えば電極のマイナスの代わりにプラスを使うとか!なぁ…。
プラズマトーチを歯ブラシの代わりとして使うとか!それにこれもね!サンダーバード1号!どうした?サンダーバード5号。
前を見ろ!マックスに愛してるって伝えて!うわ〜!アーッ!しっかりつかまってろ!
(ブレインズの悲鳴)よぉしいいぞ!再度トライしよう。
もう山はないから心配いらない。
(ブレインズ)直角三角形の斜辺の平方は他の二辺の平方の和に等しい…。
コサインイコール斜辺分の隣辺…。
サインイコール斜辺分の対辺…。
サインイコール斜辺分の…。
僕も一緒に行くから大丈夫だ!ほっ。
ああぁぁぁ〜!直角三角形の斜辺の平方は他の二辺の平方の和に等しい…。
コサインイコール斜辺分の隣辺…。
サインイコール斜辺分の…アーッ!やあインターナショナル・レスキューです。
ああ来てくれてよかった!ママイナスをプラスに…プラスをマイナスに!おい大丈夫かあんた?フン!フン!
(電子音)何か用なの?
(電子音)あたしはそんなもの使えないよ。
あんた料理できるの?う〜ん!よし電圧スキャンの結果は問題なし。
コンダクター・ノードのバイパスも完了。
得意分野に関しては任せてOKです。
じゃあまあ頼むわ。
スピードダウンまで321…。
おかしいな。
32…うわっ!うまくいくはずなのに。
車両のコンピューターに問題がある。
それしか原因は考えられない。
スコット僕は全てちゃんとやったし…。
ああ分かってる。
君のせいじゃないよ。
でも減速しないと通勤電車にぶつかる。
君のプランBは?プランB?サンダーバード5号線路を切り替える事はできるか?進行方向に分岐点がある。
でも…。
そこへ到達する前にぶつかりそうなのか?今の速度だと危ない。
でもほんの少しでもスピードダウンできれば…。
やってみたがダメだ。
原因は分からないがコンピューターが全く反応しないんだ。
こっちの打つ手を全て無効にしてる。
よし調べてみよう。
スコット車両を重くできないかな。
1号を上に着陸させて。
落っこちるだろうな。
でもそれでひらめいた!スコット何したか知らないが減速してる!1号のスラスターで車両を逆向きに引っ張ってるんだ。
ああ…でも足りないな。
パワーアップできるか?いいぞ!もっとだスコットもっと!すばらしい名案だよ!なんで僕は思いつかなかったんだろう?ああっ!わぁ!ああ…。
こうなるからか!スコット僕が切り替え装置を操作する。
通勤電車が通りすぎたらすぐに切り替えるよ。
頼むぞジョン素早くな。
はぁ…。
ふぅ!スコット。
何だ?さっき僕は進行方向に分岐点があるって言った時「でも」って言ったろ。
その続きを言うと今走ってる線路は終点のターミナル駅に向かってる。
しかもラッシュアワーだ。
コンピューター・ウイルスは駆除できそうにないか?明らかにウイルスじゃないよ。
コンピューターが自分で考えてるんだ。
やっぱりフッドだよ。
だから言ったのに。
いやあいつの手口じゃない。
なんでお前が出てくる?勉強はどうしたんだよ。
あ〜…分かった次は何?えゲーム理論?あ〜…。
ねえ理論はあるけどゲームはどこにあんの?システムを動かそうとしてあらゆる手を打ったがダメだ。
まるで言う事を聞かないんだよ。
フッ何だかアランみたいだな。
(ブレインズ)スコット!じゃまた後で。
大丈夫コンピューターは必要ないよ。
この車両を止める別の方法を思いついた。
…というか君ならできると思う。
おぉっと。
手順が複雑だからいろいろ覚えなきゃならないけど。
大丈夫記憶力はいい。
ふ〜ん…。
ちゃんとメモを取るよ。
よろしい。
よしいいぞ。
できた!ブレインズ!コンピューター・プログラムがバイパスを更にバイパスしてるんだ。
だからシステム・パスウェイをつなぎ替えなくてはならない。
しかも手動で。
そうか。
送電停止ボタンは?そこにあるよ。
カバーの下だ。
でもそれを押したら…。
分かってる。
壁に激突だ。
ジョン。
アラン言っただろ。
違う勉強は終わったよ。
ゲーム理論の全てが分かった。
ただの数学なんだ。
あ終わったのか。
でも思ったんだけどさその自分で考えてるコンピューター多分ジョンとゲームをしたがってるんじゃないのかな。
アラン!…ゲーム?ジョン!聞こえてる?ゲームしたいのか?よしやろう。
第2中継機器をプライマリー・オペレーティングシステムにつないでメイン・レシーバーをサブシステムAから外そう。
そして代わりのシグナル・プロセッサーをセントラル・トランスデューサーにつなぎ替える。
(呼び出し音)いいニュースだ1号。
コンピューターが操作できるようになったぞ。
すごいなジョン!どうやった?ゲームをしたんだよ。
コンピューターの中にある人工知能を相手にね。
そうやって人工知能の気をそらしてその間にシステムに入り込んだんだ。
車両をコントロールできるよ。
それがまだちょっと問題が残ってるんだ。
ブレインズ全部元どおりにつなぎ直さなきゃならない。
それも猛スピードで。
え?猛スピードってどれぐらいのスピード?君なら絶対できるから。
自分に自信を持てばいいんだ。
自信はあるけど問題はそこじゃない。
早くって急かされる事だよ。
僕はプレッシャーをかけられるとダメなんだ。
じゃあ僕が自分でやるよ!スコット待って!この2つはつなげちゃダメだ!事故を起こしたらどうするつもりなんだよ!
(警笛)メイン・レシーバーを再度つなぎ直してダイオードの電気伝導率を変更しよう。
(運転士)それを押すなら信号を通りすぎるまでに押さないと。
通りすぎたらもう手遅れだ。
(警報音)ダイオードの電気伝導率を変更。
セントラル・トランスミッション・リレーをサブセクションAに再接続…。
違った!Bだ!待って!残念だけど他に方法がない。
いや他にもあるよ。
ただ少しだけ信じてくれればいいんだ。
僕をね。
(警報音)
(ブレーキ音)ふぅっ何とか間に合った。
地上に降りてこんな幸せな気分になったのって生まれて初めてだよ。
あんたやればできる男じゃないか。
どうしたんです?どうもこうもないよ!タクシーが10分も遅れてさおかげで大好きな番組の最終回に間に合わないよ!はぁ?はぁ…もうほとんど残ってない。
とにかく分析してみよう。
いやそんなまさか…!2人とも大丈夫?お前のおかげさ。
だから連れていけばよかったのに。
連れていってたらお前は人工知能のゲーム好きに気付かなかったろ。
ジョンに聞いたよ。
気付いたかもしれない。
(呼び出し音)みんな自動削除される前に人工知能のコードをつかんだ。
出どころが分かったのか?フッドに決まってるよ。
いやフッドじゃない。
多分僕が作ったコードだ。
古いコードだが間違いない。
どういうわけか進化してる。
目的は何?分からないが多分遊びたいんだ。
あんなゲームはもうごめんだな。
今度また会う事があったらもうちょっと楽しいゲームがいい。
そうだな。
もっと調べてみるよ。
そうして…くれ…。
(ニオイを嗅ぐ)アランこのニオイは何だ?
(アラン)分かんないけど今日ずっとしてるよ。
こんなニオイ嗅いだ事ない。
料理だな。
うまそうなニオイ!でも誰が作ったんだ?
(おばあちゃん)あたしだよ。
この子も手伝ったけどね。
マックス!とんでもない体験をしてきたよ。
ケーブルからぶら下がってねあともうちょっとで死んじゃうところだった。
(電子音)笑い事じゃないよ!まあ結構爽快だったけどね。
案外いい思い出になったみたいだね。
うまそうだなぁ。
わぁアップルパイもある!どれから食べようか。
あたしが作った焼きたてのクッキーからお上がり。
さあほら。
どんどん食べて!FAB…。
う〜ん…。
うまいよおばあちゃん…。
ほんとにうまい。
最高だ…!
(せき込み)足みたいなニオイ…。
あぁ〜…。

自分や家族がお世話になるかもしれない2016/02/04(木) 00:40〜01:03
NHK総合1・神戸
サンダーバード ARE GO「高速トレイン大暴走」[二][字][再]

世界的に大ヒットした名作「サンダーバード」が50年の時を経て帰ってきた!世界各地で起きる災害や事故に勇敢に立ち向かうインターナショナル・レスキューの活躍を描く!

詳細情報
番組内容
高速でテスト走行をしていた機関車のコンピューターが突如反応しなくなって暴走を始める。スコットはブレインズを連れて1号で緊急出動。暴走を止めるため、ブレインズがケーブルを伝って機関車に飛び乗ることになったが、一人では無理だと判断したスコットは1号をリモート制御しながら、ブレインズと一緒に機関車へ。コンピューターは操作不能、前方には満員の通勤電車が走っていた…。
出演者
【声】浪川大輔,KENN,村瀬歩,上田燿司,磯辺万沙子
監督・演出
【監督】デビッド・スコット
制作
〜イギリス ITV制作〜

ジャンル :
アニメ/特撮 – 海外アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz

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