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「長崎の教会群」世界遺産への推薦 取り下げ検討へ
2月4日 18時51分

「長崎の教会群」世界遺産への推薦 取り下げ検討へ
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ことしの世界遺産登録を目指してきた「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」について、ユネスコの諮問機関イコモスからの指摘を受けて、政府がいったん推薦を取り下げる方向で検討していることが、関係者への取材で分かりました。
長崎市の国宝・大浦天主堂など、長崎県と熊本県の14の資産で構成される「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」について、政府はことし7月の世界文化遺産への登録を目指して、去年1月にユネスコに推薦書を提出しました。
去年秋にはユネスコの諮問機関イコモスの担当者がすべての構成資産を回って現地調査をしましたが、関係者によりますと、先月中旬になってイコモスから、推薦書の内容について指摘を受けたということです。
指摘の内容は明らかにされていませんが、現在の推薦書のままでは7月の世界遺産委員会を前に、イコモスが登録を延期すべきという勧告をする可能性もあるとして、政府はいったん推薦を取り下げる方向で検討を始めたということです。
これについて、長崎県の中村知事は報道各社の取材に対し、「詳細は承知していないが、イコモスの考え方を聞いたうえで見直していきたい」と話しています。

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