【ソウル聯合ニュース】韓国空軍は3日、北朝鮮の挑発を想定した定例空中戦闘訓練「ソアリング・イーグル」を実施していると明らかにした。
北朝鮮の挑発を抑止し軍事警戒態勢を確立するための大規模単独総合戦闘訓練で、先月29日に始まり今月5日まで続く。
F15KやKF16など9種類の戦闘機約50機と、操縦士102人を含む約370人が投入された。
北朝鮮の地対空攻撃や砲射撃挑発に対する原点攻撃のシナリオに沿って、局地挑発対応態勢を点検。南北軍事境界線(MDL)地帯に北朝鮮の無人機が多数侵入したとの想定の下、攻撃編隊を緊急発進させる防衛制空作戦も実施した。
空軍は2008年から年2回、同訓練を実施し、操縦士らに実戦感覚を身に付けさせている。