【ソウル聯合ニュース】韓国映画振興委員会が3日発表した報告書によると、昨年の韓国映画産業の売上高は前年比4.2%増の2兆1131億ウォン(約2072億円)で過去最高を記録した。映画産業の売上高は2010年から6年連続で過去最高を更新している。
昨年は映画館での観客数(2億1729万人)が過去最多を記録した。韓国の人口1人当たり年間平均4.22回映画を見た計算で、世界最高水準だ。
そのため、昨年の映画のチケット売上高は過去最高の1兆7154億ウォンに達した。前年比で3.1%増加した。
韓国映画の総観客数は前年比4.9%増の1億1293万人(シェア52.0%)、外国映画観客数は同2.8%減の1億436万人(同48.0%)。
また、IPテレビやビデオ・オン・デマンド(VOD)など、デジタル・オンライン市場規模も前年より12.7%拡大し3349億ウォンを記録した。
昨年の韓国映画輸出実績は5550万ドル(約66億3600万円)で前年比12.0%減った。
ただ、映画サービス輸出部門を除いた映画の完成作のみの輸出額は2937万ドルで、同11.3%増加した。