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【プロ野球】

19歳岡本に小久保代表監督クギ付け 内川のイメージと重なる

2016年2月4日 紙面から

岡本(左)の打撃練習をケージの後ろから見守る侍ジャパンの小久保代表監督(右後方左)と松井臨時コーチ(同右)=宮崎で

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 サムライ指揮官の目がクギ付けになった。日本代表を率いる小久保裕紀監督(44)が3日、巨人の宮崎キャンプを視察。熱視線を受けたのは岡本和真内野手(19)だ。鋭い打球を連発する打撃を見て、「間違いなく将来の球界を背負う選手になる」と太鼓判を押した。

 伝統球団に受け継がれる名打者の血脈。第69代の4番を務めた小久保監督の目には、高卒2年目の若武者も「資格あり」と映った。打者として重なるイメージは内川(ソフトバンク)。「なかなか教えられない、独特の『間』を持っている。どのボールに対しても良い『間』で入れる腕の使い方を持っている」

 松井臨時コーチとの会話でも岡本評は一致したという。侍ジャパン入りには「レギュラーを取ることが大前提」と条件が付くものの、「1年でこんなに人は成長するものか」と目を丸くした。

 サムライ指揮官の絶賛を受けた岡本は「そう言っていただけるのはうれしい。でも、今は結果を出すこと」と浮かれることもない。この日は居残り特打も敢行。まずは村田、クルーズらとの定位置争いを制することに集中だ。 (井上学)

 

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