ミサイル発射予告は国際社会への挑戦=韓国与党が非難

【ソウル聯合ニュース】韓国の与党セヌリ党は3日、北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイルの発射を予告したことについて、国際社会に対する挑戦だと非難し、ミサイル発射を強行した場合は強力な制裁に乗り出すべきだと主張した。

 同党の元裕哲(ウォン・ユチョル)院内代表は国会で開かれた会議で「北が4回目核実験の強行により国連安全保障理事会決議に違反してから1カ月足らずでミサイル発射を予告し、再び国際社会に挑戦している。もし挑発するなら後戻りできない橋を渡ることになるということを肝に銘じるべきだ」と警告した。

 北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の中国代表を務める武大偉朝鮮半島問題特別代表の訪朝にも言及し、「北が取り返しのつかない過ちを犯さぬよう中国は説得の努力と安保理の制裁に積極的に協力すべきだ」と強調した。

 韓国政府に対しては、北朝鮮のミサイル発射の兆候を徹底的に監視し、外交努力に最善を尽くすよう求めた。

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