流氷の音

★ 告 知 板 ★
 網走南ヶ丘高等学校第16期卒業生の同期会

 ・10月3日(土)←注意  定山渓温泉  日程が変ってます。   
 ・会費 最低でも一万五千円は覚悟しといた方がいい。
 ・幹事会(No.1) 4月4日(土) 14:00〜
            ホテル・ニュー・オータニ札幌
            オーク・ルーム(B1)
            中) 北1西1
 

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20090331(Tue)

 こんにちは。この頁は今日でお仕舞、明日から「4月」の頁ですぞ。
 まず、叛骨どん(殿) への返答。「チャウ」 ご隠居さんとこは…三回くらいお邪魔したかなぁ〜? 坂の上だった。違うことは間違いない。さて、ところで、いよいよ「○ンタマ」がダメになった、…誰よっ、変な読み方する奴は。ったく、碌な奴ぁーおらんな。ンタマが変なので眼科医に診てもらった。案の定、緑内障だった。糖尿病でもないし、電灯を見ても虹が出ないので、まだ大丈夫だろうと思っていたが、他の症状があてはまるので、「まさか」とは思っていたが…。半年に一度、歯科医に通っていたが、眼科は油断してた。

 緑内障は眼圧によって視神経が壊され、見えなくなる病気だ。痛みがないので油断し、手遅れになる場合が多い。ワシのように繊細な視神経の持ち主は、眼圧が正常値であってもやられる。まぁ、普通の圧力でも破壊される、軟弱な神経(細胞) だったんだな。(誰よ、顔に似合わないなんて言ってる奴は) 右目、中寄り上部分が見えにくい。暗い場所では、真っ黒になる。まだ症状が軽いので、眼圧を下げる目薬で様子を見ることにした。
 網膜上で見えない部分があっても、眼球を動かしたり、顔を動かして見るので、普段はなかなか気付かない。また、脳の学習機能により、周りと同一視して、見えているように判断する。よく言えば学習機能だが、はっきり言えば脳の横着よ。
 失明者の瞳が碧または緑色に見えるので、昔は「アオソコヒ」、今は緑内障と呼ばれる。一方、水晶体が白濁して失明した場合、白内障と呼ぶ。今は人工レンズを入れる手術があるので、こちらは比較的簡単に光を取戻せる。

 まぁ、痛くも痒くもないので、症状の悪化を遅らせ、このまま騙し騙し行くしかないね。片や、癌になってもへこたれず、しぶとい奴がいると思えば、こなた、検査値は正常でも、視野の1/4が、実は見えてないハンカ臭いのもおる。Se la vi.


 

20090329(Sun)

 こんにちは。
 気象台の発表によると、札幌は今日「積雪0」を記録したそうだ。ここ北国も「馬糞風」が吹く季節となった、と言いたいが…。道路がアスファルトで覆われ、車が馬に取って代わった今日、馬糞など落ちている訳がない。「馬糞風」は死語になってしまった。さしずめ、「花粉風」だな。
 高速道路が1,000円乗り放題になるようだ。日本で初めて名神高速道路が出来た頃、「将来は無料になる。」と言われていたものだが…。ところで車を持っていない、高齢者、社会的弱者は「1,000円乗り放題」の恩恵に預かれない。だから、鉄道、バスなど公共の乗り物に補助を出すべきだとの声もある。そうだよな〜。まっ、年金生活者はお金を派手に使ってくれないから相手にしない、と云うことか。それじゃあ、本でも読んで、音楽聴いてフテ寝でもするか。

 叛骨教授殿は温泉か。いいなぁ。一年の疲れをゆっくりと流されよ。


20090328(Sat)

 こんにちは。
 現代のような不確実性の時代には宗教に心の拠り所を求める者が増える。「オウム真理教」もその一つだろう。今は「アレフ」と名前を変えているが、明らかに卑劣な殺人集団だった。

 なぜ存続が認められたのか。公明党が解散命令の国会決議に反対したという。「丸い卵も、切り様で四角」という言葉があるけれど…。どう、論を尽くしてもあのオゾマシイ悪行を弁護することはできない。と同時に、公明党とその支持母体である創価学会に、不信感を募らせている。キリスト教ではない仏教の、寛容の精神の為せる業か。


20090327(Fri)

 こんにちは。
 先日(17日)、ご隠居が聖パトリックの話をしてくれた。アイルランドの守護神として崇められているが、マンハッタン島 (日本人の言うニューヨーク) の五番街に聖パトリック大聖堂がある。J.F.ケネディの葬式をした教会だ。合衆国ではWASP(白人(white)でアングロ・サクソン系(anglo-saxon)で新教(protestant)) でないと大統領になれないと言われていたがアイルランド移民の子、ケネディはカトリック(旧教) でありながら、演説の上手さから大統領に選出された。
 ユダヤ教、イスラム教、キリスト教は共に原始ユダヤ教から派生したものだが、人間のもつ寛容の精神を麻痺させ、鋭い批判精神を発達させ、苛酷な戦争を引き起こしてきた。キリストが如何に「愛」を説こうと、根底にある原始ユダヤ教の精神がそれを許さない。イスラエルを中心とする中東問題、北アイルランド紛争、ヨーロッパ全土を惨禍に巻き込んだ30年戦争…いまだに血生臭い闘争が続けられているものもある。

 アイルランドはイギリスに強い不信感を抱いている。大飢饉の時に本国イギリスは要請を無視してジャガイモを送らなかった。アイルランドでは数万の人が飢えで亡くなったと言われている。フランスからのジャガイモがそれを救った。「喰物の恨み」ではないだろうが、アイルランドとイギリスの対立は表面的には宗教対立として、今でも根深く残っている。
 聖パトリックと云えばアイルランド、飢饉、ジャガイモ、宗教対立、マンハッタン島(ニューヨーク) を連想させる。


20090326(Thu)

 こんばんは。
 元祖『サン毎』が旭川に用足しに行ったと。帰りの列車を待つ間、駅前のデパートを二つとも視察。奴はやっぱりプロだ。目の付け所が違う。通路がどうの、商品の配列がこうの、品揃えがなっとらん…だのと、結局、これでは売れる訳がない。潰れるのが当たり前との結論に達した。「昔取った杵柄」で、流石に鋭い指摘。言われて「なるほど」だ。

 叛骨がWBC優勝に喜んでおる。めでたい事じゃ。これで景気が上向き、年金受給者の生活が少しでも改善されるなら、本当に喜ばしいのだが…。そこで、マウンドに日本と韓国の両方の旗を立てて来たらもっと良かったのに…。日本が韓国に負けて悔しがる以上に、今、韓国では猛烈に悔しがり、憤懣やるかたない思いで鬱々としてるだろう。もし韓国が勝っていれば我々以上に彼らは歓喜に舞い上がり、奮い立っていただろう。勝負は時の運だ。実力は韓国の方が上かも知らない。
 ところで、叛骨はサッカー派だと思っていたが、ワシの記憶違いか?


20090325(Wed)

   こんにちは。
 22日は放送記念日だった。内橋克人さんが放送文化功労賞を受賞した。うれしいニュースだった。内橋克人を、ご隠居は「師」と仰ぎ、網番も高く評価している。内橋は、故意墨政権を鋭く批評し、竹中の経済政策、行政改革の欺瞞を暴き続けてきた良心の人だ。

 「ヘーゾー」の言う行政改革の結果が、今回の群馬県の老人施設火災の被害を大きくした、と敢えて言おう。このように危うい劣悪な老人施設は渋川市だけではなく、全国の至る処に増えた。行政改革の結果である。「『民』で出来ることは民に、何でも『官』がやるのはおかしい。」と行政改革を進めてきた。その結果、質の低下を招き、国民の安全が脅かされるに至ったのだ。(15年ほど昔、大停電がカルフォルニア州を襲った。規制緩和で、電力会社が電気料金値下げの自由競争した。その結果、電源開発計画が疎かになり電力不足から、大停電となった訳である。)

 過度な行政改革、規制緩和、自由化、効率化を推し進めると、どこかに歪が出てくる。「俺は頭がいい。」と思っている役人に限って、とんでもない勘違いをする者が出てくる。無駄な仕事を減らすのは当然だ。しかし、「余計な事はしない。」そして「したくない。」…ひいては、やるべき仕事を「権限がない。」、「しなくていい。」などとしているうちに、仕事をしない理由を考えることが仕事になってしまう。そして…、自分の退職後の再就職探しは熱心にする。そんな世の中になってしまったのかなぁ〜。

 さて、叛骨がページの黒い地色の説明をしとるが…。湾岸戦争の犠牲者に弔意を表して黒にした、と私は記憶しとったが…。そして、地色を黒くしてもバックライトの電力節約につながるとは限らん。シャープの最新液晶パネルはドット毎に発光素子をコントロールして電力消費を押さえているようだが、ワシのPCの液晶パネルはそんなスグレモノではない。液晶シャッターを閉じることによりバックライトを遮蔽しているだけだ。従って、画面の裏側では発光パネルが煌々と光っておるわ、ワシの後頭部のようにな。ガハハハ…。


20090324(Tue)

 こんにちは。
 縦割り行政の弊害が叫ばれ続けているのに、一向に改善が進まない。群馬県渋川市の老人施設の火災は人災と言われても仕方がない。問題の施設は地域住民から何度も渋川市に苦情が寄せられていた。施設に住む老人が道で倒れても引取りに来ない、など様々な苦情があったという。県としても「立ち入り検査」の権限がない。」として問題視していなかった。今回、あわてて「立ち入り検査をする。」と言う。墨田区では、「このような被害を引き起こすほど劣悪な施設だと把握していなかった。」と言う。区内の独居老人を群馬県に「厄介払い」していただけなのだ。
 こんな例は全国至る所にあるだろう。要するに彼らは「めんどう臭い。」「仕事をしたくない。」という事なのだ。札幌の北区では、孫の虐待を心配した祖母が区役所に相談に行った。ところが役所の窓口では、「親ともっと良く相談してみて下さい。」と言って追っ払った。そう、担当者は、窓口に相談に来た老人を、正しく「追っ払った」のだ。その後、孫は虐待で殺された。市の児童相談所では「連絡をくれていれば、現場に行って、その子を保護するなり適切な処置が取れたのに。」と残念がっていた。

 行政の職務怠慢を垣間見たが、住民の快適な暮らしどころか、安全も守られていない。なのに、公務員はリストラもなければ倒産もない。ボーナス貰って「のほほん」と暮らしているわけだ。だから公務員は嫌われる。皆が皆、そうではないのに。
 「企業は人なり」と言われるが公務員とて同じこと。教育もそうだぞ。感性を研ぎ澄まし、人間らしい暖かい目でものごとを見ないと、良い仕事はできない。「親方、日の丸」で満足、傲慢になり、現状に胡坐(あぐら) をかいてると…心無い行政になってしまう。


2009323(Mon)

 こんにちは。
 ほっ! いよいよ叛骨が本領を発揮し出した。ワシには何のことか珍プン感奮?じゃが…、経済状況は微分方程式を知らないと把握できないらしい。昔の大蔵省に就職した卒業生が、研修で微分をやらされ嘆いていた。

 さて、群馬県渋川市の老人介護施設が火事になり、体の不自由なお年寄りが9人も亡くなった。この事故を予測するかのように、一ヶ月ほど前に、NHK「クローズアップ現代」が、この問題を取り上げていた。亡くなった方のうち、二人は墨田区からの紹介で入所した人達だった。行政の不行き届きと、劣悪な福祉施設を告発する番組内容だった。この番組のプロデューサは優れた感性の持ち主に違いない。

 これからは老人が増える一方だ。我々が、その予備軍だからな。「戦後最大のベビーブーム」、我々には耳タコの決まり文句、このフレーズを借りると「戦後最大の老人ブーム」となる訳だ。それに対して老齢福祉政策はどうなっとるのか。な〜んにもないよ。いや、あるある。問題が山ほどある。行政の怠慢とも言える対策の遅れが、今回の群馬県の火災、死亡事故として表れている。ひどいもんだぞ。骨を拾って貰えるのは幸せなもんだ。野垂れ死になんてことも珍しくない。邪魔者扱いされ、劣悪施設に押し込まれ、火葬場で焼かれる前に火事で焼かれるかも…。


20090322(Sun)

 こんにちは。
 歳を取ると感動が少なくなるのは自然の成り行きだ。何でも鈍くなるからね。しかし、悲観的になり、何かにつけて世の中が厭になると…、これはもう、立派なビョーキだ。今、流行の鬱病だな。自分もビョーキかと思う時がある。目覚しい科学進歩の成果が生活を潤し、更には宇宙へと活動の場を広げている。が…、素直に喜べないのだ。人間は本当に進歩しているのか…? 空しさが先にたつ。

 紀元前200年頃には地球の円周が分かっていた。エラトステネスが算出している。高一の「地学」で滝沢さんから習ったぞ。それより100年近く前にはアリスタルコスが地球の自転と公転を解き明かしている。エウクレイダス(ユークリッド)が『幾何学原本』を著したのもこの時期だ。更に、これより200年ほど前にはピュタゴラスがいる。彼は万物の根源を「数」とし、あらゆる現象を数で解明した。音楽も実は数学の一部なのだ。音階はピュタゴラスによって解明、発明された。そして数学は哲学の一部を成すに至ったのだ。数学教授の叛骨が羨ましい。

 ところが、「カノッサの屈辱」(1077) 後、教皇の皇帝に対する優位が確立し、ローマ・カトリックによる弾圧が強まり、暗黒の中世となった。その後、フィレンツェのメジチ家により科学技術や文芸が擁護されると、人間中心のギリシャ・ヘレニズ文明の再来、ルネサンス(文芸復興)が始まった。G. ガリレイも命拾いしたのだ。
 こうやって、振り返って見ると…空しくなってくるのだ。何が宇宙ステーションだ、何がWBCだ、何がセンバツだ…。んなもん、何千年も昔に分かっていたぞな。スポーツもスケールが小さい。古代オリンピックでは開催期間中の戦争行為を禁じていたんだぞ。そのような叡智と理性に溢れる古(いにしえ)と現代とを較べると…もう、ビョーキになりそう。


20090321(Sat)

 こんにちは。
 国民の祝日としての「春分の日」は昨日だったが「天文学的春分の日」は今日だ。年毎の祝日は総理府によって決められる。今年の「春分の日」は政治的意図に基づいて、本来の21日ではなく、20日とされた。三連休になるからな。
 ところで、不良爺さんは本日をもって61才になった。何して遊ぼ? 還暦過ぎてから阿蘇ブッ(マイクロソフト社製ワードの天才的変換)たって、嵩(たか)が知れてる。やはり、若い内に遊び慣れていないとダメだな。
 網番がチト勘違いしてるんでないか? 叛骨やご隠居は、社会で立派に仕事をしとる。彼らについては網番の言うとおりじゃ。しかしワシは全くの遊び人よ。だからワシは社会に貢献など全くしとらん不良爺じゃあ。

20090320(Fri)

 こんにちは。
 第一興商が全国展開しているカラオケ「ビッグ・エコー」の会員証を手に入れた。むふふふ・・・。これで東京に行こうが鹿児島に行こうが、心置きなく吠えられる。ガォー。読書に疲れたら…、「缶ビールもどき」をポケットに、いざ行かん。30分歌い放題で100円。不良おじさんが憶えた新しい遊びじゃ。ご隠居さんよ、その、何とか言う古い唄をドンドン、リクエストしてくれ。札幌交響楽団付属合唱団「ノインテ・コール」元団員が声を張り上げてリクエストにお応えしよう。(ターザンよろしく)アーアア〜

20090319(Thu)

 こんにちは。
 札幌は塾ブームだ。新たな大手学習塾が展開している。銀行から金を借りて、市内随所に派手な新校舎を同時に建てて生徒を集めている。学校の教師の目から見ると、塾に行ってる生徒と行ってない生徒の学力差は見られない。しかし、親の気持としては「行かせないよりマシ。」なのだろう。敢えて言わせてもらえば、親の弱みに付け込んだ○徳商法…? 本人が自覚し、自学自習の方法を会得した者が、真の学力を身に付ける。社会と自分とのつながりに気付き、社会の中での自分の果たすべき役割を自覚する。これが真の学力につながり、これを自覚させるのが教師の役割だ。塾では点取り技術を身に付けても真の学力は身に付かない。教師の指導内容は無限にある。

20090318(Wed)

 こんにちは。
 ハタと、考えてみた。親しくお付き合いしてもらっている叛骨にしてもご隠居にしても、お人よしだなぁ。犠牲的精神が旺盛だ。他人の為に尽くすことを厭わない。このような人達と付き合っていると、同期会など簡単に出来ると思うのも自然なことだ。しかし、実際はさにあらず。世の中、いろんな人がいるからね。

 さて、ここ屯田は、札幌の北のはずれ、隣はもう石狩市だ。オリンピックを機に、札幌は無軌道な膨張を繰り返し、今や人口190万人を超える勢いである。急速な膨張は、良く練った都市計画を許さない。あらゆるところで、その歪を露呈する。人、物の移動を考える交通行政、学校、校舎などの教育行政、社会的弱者に対する福祉行政、そして医療行政など、どれもこれも中途半端で抜本的な改革がなされない。
 我家から歩いて15分ほどのところに下水処理場がある。麻生球場に隣接してあることから分かるように、昔は札幌のはずれだったところだ。ここが今、水処理の博物館として広く一般公開されている。土曜日には見学者を乗せたバスが何台も駐車していた。そこの防風林の外が屯田だ。更にもう一つ、第二防風林の外が茨戸だ。バブル期には篠路の向うへ、拓北、あいの里へと拡張していった。水博物館を見て、札幌の街の無軌道に拡張していく様子を考えさせられた。

 叛骨が久し振りに吠えとるが、まっこと世の中、間違っとる。間違いの原因は官僚だ。叛骨が吠えているのは文部官僚に原因がある。学歴偏重、官尊民卑、欧米追随、亜細亜蔑視、みぃ〜んな官僚のやってる事だ。現場の実情なんて露ほども知らず。
 ウィーンのYHでルーマニアから日本の長岡工科大学に留学している若者と同室した事がある。「明日、新潟に戻る。」と言う。日本の生半可な学生に彼の爪の垢を煎じて飲ませたい気に駆られた。彼と話していて、半世紀ほど前の我々の学生時代を思い出した。貧乏だが彼らは清々しい。


20090317(Tue>

 こんにちは。
 おー、叛骨教授、卒業おめでとう。いい顔しとるわ。「くーちゃん」も生徒達も幸せ一杯そうだ。肩を組んでるのは留学生だべ、良い先生に恵まれた。叛骨、お疲れさん。今頃は温泉の夢を見てるべな。一年間の苦労を流すべく、仲間と一泊温泉旅行だと。人生、苦あれば楽ありで、よくできたものよ。後は追認試験と追認会議を残すのみか? 最後の力を振り絞って追認ボランティア指導中だべ。ぐぁんば。
 めでたいことはまだ続く。ご隠居さんが会長就任だとよ。えらいっ。立派。おつかれさん。ぐぁんばっ。遙か北の果てホッキャードーから「弥栄(イヤサカ)」を送る。

20090315(Sun)

 こんにちは。
 「雪化粧」なる言葉がある。雪が降って夜が明けると、あたり一面、真っ白で、お化粧をしたように綺麗になり、眩しくて目が開けられないほどだ。そして、春になり雪が融けてくると、糊塗されていたゴミ、ペット・ボトル、空き缶、タバコの吸殻などが現れてくる。それで、5月の連休シーズンには道端に捨てられているこれらのゴミを拾うボランティア活動が毎年、北海道のアチコチで行われるわけだ。
 道路が清潔なのは当たり前なことではない。人々のこういう地道な活動があってこそ成された結果なのだ。中近東に行くと道路にゴミが舞っているそうだ。それを見て驚いている報告を受けた事がある。「雪化粧」しなくても、もとから綺麗な地域であってもらいたいものだ。昨日の写真にあだ名を入れといた。間違ってたら指摘してくれ。

20090314(Sat)

 こんにちは。 
 すこい風だ。歩くことさえ、ままならぬ。防風林が「ゴーゴー」と音を立てている。道路は圧雪状態から融けてテカテカとなり、夜の寒気でブ厚い氷と化した。
 さて、「元祖」が凄いお宝写真をメールに添付してきた。懐かしくてお涙ものだ。こんなのどや? この中で三人はもういない。お互い、元気なうちに飲み交わそうぜ。昨日、同期会推進のひとコマをご披露したら反応がゾクゾク。やっぱり、持つべきものは友だ。しかし、これ以上、ハゲ増さんでくれよ。今でさえ、トホホホ…サブッ。
 あだ名だけ、順不同で入れとこう。「元祖」、野球部、カッポ。ダイシ、腰ミヤ、、田シマ、叛骨(ニャロメ)、購買のオバちゃんの息子?、ヒカル、タカオ、オケヤ、イチャミ、コウ文、村長以上。

20090313(Fri)

 こんにちは。
 情報化社会と言われて久しいが、この時代にあっては個人の高度な情報処理能力が益々必要とされている。情報過多になっているからだ。何が正しい情報で、どれが誤りか、あるいは悪意のある、または下心のある情報はどれか見極める能力が必要なのだ。年寄りと雖も「K帯」なる、最先端の情報処理機器を持ち歩く時代だ。
 一方、自分に下心、欲があると正しい情報も歪んで見える。カエサル(シーザー)は、「人は己の見たいものを見、聞きたいものを聞く。」と言った。私達の情報処理能力を皮肉って言ったのか分からないが、的を射ている。

 さて、いよいよ同期会に向けて具体的に動いてみた。札幌在住の人間に幹事を依頼すべく電話をかけてみる。「あ〜、それね○○君が私達のクラスのまとめ役やってるから、そちらにかけてみて。ガチャン」「あ〜、あのぉ〜、網走南ヶ丘16期卒業のD組にいた○嶋と言いますが…。」「いやー、俺は幹事でもまとめ役でもないんだわ。ウチのクラスは網走が多くてね、クラス会はやっても同期会には…」「札幌でやろうという話があるので、せめて近郊在住の人に連絡とってもらえませんか?」「あー、俺はいいわ。」「あ〜、そうですかぁ。失礼しました。」(「いい」って、幹事をやってもいいって事か。分かり易い日本語を使えっ。) 何で私がこんな不愉快な目に遭わなきゃならんのよ。まぁ、気が進まないなら来ない方がいい。連絡係がいないので、この組は全滅だな。人数が少なくなって、その分、気が楽だ。あと残すところF組だけ。これじゃあ、30人なんて集まらんぞ。


20090312(Thu)

 こんばんは。
 ほほーっ、叛骨さんは殊勝にもunicef に寄付をしているようだな。偉いっ! 人知れず、ひっそりと徳を積んでおる。美しい心がけじゃ。しかし、ワシの質問を一蹴しおって、けしからん奴じゃ。

 この頃、ご隠居さんは、興味深い話や人生に大切な重い話を扱っている。20年ほど前は、札幌東病院?が「終末医療」で有名だった。そこの婦長さんが立派だったような記憶がある。「惑星直列」についても、定規で引いたように、直線上に並ぶのではないことを知っていたが、知っているだけでは駄目だ。ご隠居さんのように正しい知識を普及させることが大切だ。いつの時代にも、人心に不安を煽(あお)り、自分の名前を売り込もうとする輩がいるから。

 さて、ラッコの「くーちゃん」が領海侵犯し、釧路に現れて一ヶ月が経った。釧路もクシロ、釧路のド真中、『霧の幣舞(ぬさまい)橋』など歌にも歌われている幣舞橋、そして観光名所になっているフィッシャーマンズ・ワーフ『ムー』のところに、その愛くるしい姿を振りまいている。仕草が可愛いね。ムーは赤字経営で青息吐息のところだったが…正しく、「くーちゃん」様々だろう。早速、関連商品を出すと、飛ぶような売れ行きだとか。したらば、市役所に六万円寄付したんだと。どうして、六万円か分かるか? 十まで数えると「ひぃ、ふぅ、みぃ、よー、いつ、ムー、なな、…」Quack.


20090311(Wed)

 こんちは。
 おーっ! さすが叛骨め、国境警備は怠りなく行っているようだ。見事な変態あれっ、まただ、ばかマイクロ・ソフト・ワード、見事な編隊よのう。自然の美しさに感動する瞬間じゃ。ありがと。
 ところで、毎日アップしろとか何とか言っておきながら、ワシの質問には応えないで無視しとる。やい、その文鳥の名前は? 鳥かごから出した時の糞の始末は? 現代は恐ろしい時代だぞ。愛知県の鶉(うずら) は、何万羽であろうと生きたままブッ殺されてしまうんだ。何ともオゾマシイ事よ、のう。鳥だったらモノのように、簡単に殺していいのか? 単なる経済的理由で、儲け話の理由だけで…。

 しらとりは悲しからずや
    空の青、海の青にも
            染まず漂う

 10月の同期会に向けてソロソロ動き出した。今月末に幹事会を開く予定だが…、頭が痛い。どうヤレばいいんだろう? とりあえず、札幌近郊在住者から各クラスの代表者を募り、幹事として集まってもらう。それで、各クラス毎に電話攻勢で予備調査を行う。○出席、×行けない、△分からない、の三択だ。まぁ、一クラス5人として、30人程度と踏んでいるが…。ところで、本会ではアンケートをとり、感想などを書いてもらい、冊子にまとめ記念写真と共に後日、配りたいと思っているが、財源は…?。
 「十月は観楓会シーズンで料金が高いぞ。」とか、「この時期、土曜日は場所が確保できない。」…など、いい話は何も無い。「『サン毎』なんだから、土曜を外せばいいべや。」等・・・。う〜ん…。
 これから宿泊施設を決めて、そこの担当者に相談に乗ってもらう。欠席の場合の料金の負担は? などなど、とんでもない事を引き受けたものだ。ヤレヤレ…。


20090310(Tue)

 こんにちは。
 こっそり、このホーム・ページを読んでる人も名乗りを挙げて話題を提供してもらいたい。元オコッペもコチョコチョせんと、はよ、デビューせんかい。写真を貼り付けるだけでもええぞ。写真と言えば…、叛骨はメモリーが少ないくせに、随分とデカい写真を載せておるなぁ。景気のいい話だ。ハッハッハッ。叛骨さんよ、文鳥には何と名付けておるのか?
 ここ北国も確実に春が近付いてますぞ。昨日はストーブの火を消しても暖かかったが、また寒くなるようじゃ。春を待つ気持が募るわぃ。この風土が我慢強い道産子を生む。もう少し辛抱しよう。

20090308(Sun)

 おはようございます。
 白鳥の美しさに見とれてしまい、気が付いたら…白鳥は既に飛び去り、ゴミ袋を散らかしたようなカラスの群の写真を撮っていた…。それでいいのだ。美しさは独り占め、己の脳裏にしっかりと焼き付けたことであろう。我々には想像力がある。叛骨の詩情豊かな文章から、その絵のような美しさを再現できる。白鳥の声まで聞こえてくる。一服の清涼剤をいただいたように、爽やかだ。

 さて、元オコッペがネットにつながって数日経つが、なかなか姿を現さぬ。元コーチョーだけあって、コチョチコョしない。今頃は絶コーチョーで、ネット・サーフィンしてるかも。
 奴は目の付けどころがいい。味のある、いい写真を撮るぞ。それらを公開して欲しいものだが…。先日、「元祖」とお邪魔した時には、「風邪を引いてたが、治ったところだ。」と言いつつも、鼻声だった。還暦過ぎたくせして、若い気、出して…。よっぽど不健康なことをしてるんだな。いい加減にせいよ。彼こそ、「ご『陰虚』さ〜ん。」と呼ぶに相応しい。ワシは頭の天辺から、足の爪先まで枯れ果ててしもぉた。Quack.

 ところで、話は変るが…、その二代目か三代目の文鳥、キー坊に糞しないか? 心配だな。 明日のブログは、お休みのこころだぁ〜。


20090307(Sat)

 こんにちは。
 大変だ、叛骨が「枯れた」いい文章を書いている。クリック →  3月6日参照 天売での生活で思った事が一つある。カラスはどうしてあんな声で鳴くのだろうか、あれじゃあ好かれんわなと。カラスだって好き好んであんな声で鳴いてるわけでもあるまいし…。同じ、神の創造物でありながら、不公平で、可哀相に思った。そう思って毎日、朝、昼、夕、カラスの鳴き声を聞いていると実に愛情のこもった鳴き声をする時がある。「ぐわぐわごろごろろろ…」と子供に言い聞かせるかのように鳴くのだ。カラスは頭がいいでぇ。白鳥に見とれるのもいいが、カラスへの偏見を解いてもらいたい。Quack.

 さて、「住めば都」なる諺がある。今の若い人は「住むならば、都会に。」と解釈する人が多いそうだ。それを言うなら「住まば都」だろうに。
 「住む」は、文語で「ま・み・む・む・め・め」と四段活用する。已然形「(住) め」に、「ば」が付くと確定を表す。だから「住めば…」は、「(確実に)住んでみると…」の意味になる。しかし、未然形の「(住) ま」に、「ば」が付くと仮定を表す。従って「住まば…」は、「(もし)住むとしたら(都会に)…」の意味になる。これは2Dで古文の時間に石垣さんから習った知識だぞ。
 「夏は来ぬ」も同じような事が言える。「き・ぬ」と読むか、「こ・ぬ」と読むかで意味が逆転する。「来」(らい) と云う語は、「こ・き・く・くる・くれ・こよ」と「カ行変格活用」する。「き・ぬ」は「来」の連用形「き」に、完了の助動詞「つ」、「ぬ」、「たり」、「り」の中の、「ぬ」が付いた形だ。従って、夏の到来は完了した、「もう、すっかり夏だ。」の意味になる。ところが、「こ・ぬ」と読むと「来」の未然形「こ」に、打消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」が付いた形になり、意味は「夏はまだ来ていない。」あるいは「来ない。」となる。(実際には「夏はこ・ぬ」とは言わない。「こ」は連体形だから「こぬ」(来ない人) のように、後ろに体言が来る) 打消しの助動詞「ぬ」の活用変化も暗記させられた。「ず・ざら/ず・ざり/ず/ぬ・ざる/ね・ざれ/ざれ」と叩き込まれた。今の若者は「ゆとり教育」のせいで、この基礎知識が欠けているようだ。

 卯の花の匂う垣根に
  ホトトギス、早やも来、鳴きて
    忍び音、漏らす。夏は来ぬ

 待てど暮らせど、来ぬ人を
    宵待ち草のやるせなさ
      今宵は月も出ぬそぉな

 いずれも、叙情ゆたかな、心にしみる良い歌だ。シューベルトの歌曲と比べても遜色ない。(これらの曲の題名、おせーて?)


20090306(Fri)

 こんにちは。
 そうだ、昨日は町田のご隠居さんの61回目の誕生日じゃった。何はともあれめでたい。おめでとう。60になる前に「くたばる」かと心配したが…、人の命は与えられるものであって、自分の力では如何ともし難い。お互いに憎まれ口が利けることに感謝だね。「おじさん達の誕生会」をしたいが金欠病で行けない。来年当たり、行けるように頑張る。

 さて、ご隠居さんはニンニクやネギで健康を維持しているようだ。ニンニクはピラミッド・パワーだとか。奴隷が、過酷な労働に耐えてピラミッドを造り得たのはニンニクを食していたおかげだと。
 一方、日本の仏門ではネギ、ニラ、ニンニクの類は忌避食品となっていた。理由はよく分からないが、元気になり過ぎてムラムラッと来るらしいからだそうだ。色欲の煩悩から遠ざかるためか。ならば、いっそのこと去勢すればいいではないか。よく分からんな。
 枯れ果てた町田のご隠居さんには、もう鼻血さえ出ないであろうから、いくら食べてもヒョロヒョロと生き延びるのがやっとであろう。どや? ムラムラするか?

 ところで「隠居」とは、@世事を捨てて閑居すること。(『広辞苑』 第五版) とある。町田のご隠居さんは、まだ俗世間に未練を残して世事に携わっておる。ならば「隠居」の称号を剥奪し、一つ前の見出し語…、ご「陰虚」さ〜んと呼ぼうかなぁ? うぷっ。


20090305(Thu)

 こんばんは。
 ちょっと古いが…去年の暮、叛骨ドン(殿) は、「臥薪嘗胆」にえらく感心しとった。叛骨さんよ、これは高校二年生の時、石垣さんから習っているぞ。授業中に詳しく解説してくれた。
 我々、3D の中では今○栄吉さんが絶大な人気を誇っていた。そして石垣さんはケチョンケチョンに酷評された。しかし私はその逆だ。前にも話した事だが、何度でも繰り返す。高校三年の二学期中間考査での話だ。あの教室で秋だから間違いない。現国の考査で、漢字の読みの問題に「黒馬」が出た。数日前に授業中でやったばかりなので「待ってました!」と、「くろま」と書いた。後日、返ってきた答案にはペケが付けられていた。解答後に採点ミスとして教卓のところに行った。すると…「確かに『クロンマ』と発音するけれど、書くときは『クロウマ』さぁ〜。」と言うではないかっ! ! ! 唖然、呆然、法善ジィ?…。怒るのを通り越して…(笑いはしなかった)。 それ以来、私は彼を信用しなくなった、と云うか蔑視するようにさえなった。高校三年の進学クラスの生徒に定期考査で「黒馬」の読み方を問う国語教員って? 信じられなかった。忘れられない出来事だ。
 ついでだから…、「北大コンクール」(当時の北大生のアルバイト、今でいう模擬試験) の、国語の問題で「上部構造」「下部構造」と云う言葉が出てきた。今にして思えば出典はH.G.ウェルズの『タイム・マシン』だと思うのだが…。授業で模試の内容に触れ、栄吉さんが「この前に、話してやったばっかりだろう。こう云う言葉は『聞いた事がある。』と思い出さなきゃダメだよぉ。」と悔しがっていた。マルクス主義の一端を話してくれたのだろうが、私にはほとんど記憶がなかった。問題解決の方法を教えてくれた訳でもないのに…、悔しがっている理由も分からなかった。自分の授業は、国公立大入試レベルだと得意がっていたのか?
 また、ある時は相対性理論の本を読んだとかで、「宇宙はシャボン玉のように広がっているんだとさ。しかも表面は凸凹してるんだ。」などと興奮気味に話してくれた。しかし、私には陳腐な内容に聞こえ、感動を覚えなかった。
 札幌に来て、お杉さんと何度か飲む機会を作った。お杉さんは栄吉さんの学歴(高崎経済大?) を高く評していた。中身のない者同士、相通ずるところがあるんだなと思った。卒業したら学歴なんてただの紙切れよ。東大出ても酒で身を滅ぼす輩もおるじゃろ。

 一方、石垣さんは人気がなかった。しかし私には分かり易かった。例えば、小説の読み方として…1 時代 2 場所 3 主人公 4 人間関係 5 … と、分析して読む…。箇条書きに板書してくれた。進んでいる生徒には物足りなかっただろうが、私には新鮮で分かり易かった。「臥薪嘗胆」も分かり易かった。
 人畜無害、マジメ一本の叛骨ドンでさえ授業を聞いてなかった事があると知って、一安心した年末じゃった。

 ところで、「くーちゃん」の足ひれに釣り針が刺さっているそうな。国境警備隊長殿、部下の面倒見を忘れないように。


20090304(Wed)

 こんにちは。
 「おじさんのパソコン教室」無事、終了。POP3 だとか、「接続」だとか、難しいことなしに、いじっているうちにつながった。万事、結果オーライで終了。よかっぱ。
 さて、ダ埼玉県の「作新(さくしん)大学」に小林教授とやらがいる。この輩がスッゴイ話をしとった。昨日朝、NHKラジオ第一での放送だった。タイトルは「政治と酒」だが…。あれよ、世紀の赤恥記者会見の事よ。
 酒癖の悪かったエリツィン大統領を例に挙げ、ロシアのマスコミは臨機応変に対応して彼の醜態をうまくカットしたと。それに比べて、今回は官僚までいながらバチカンでの恥曝しも含めて、すっかり報道されてしまった。国益についての危機管理がなってないとまとめていた。
 私は、この小林教授と反対の立場からものを言うのだが…、そもそもマスコミとは権力に都合の悪いことを正々堂々と言うものではないか。「ペンは剣よりも強し」と云うではないか。権力に阿(おもね) るマスコミなんて…怒ると言うより呆れて笑ってしまう。あの濃い墨が口角泡を飛ばして口走っていた「国益」そのものが胡散臭い言葉だ。それを持ち出す輩は、もっと胡散臭い。こんな下らん奴が「マスコミ、ジャーナリズム論」を講じている「作新大学」って一体…?
 実際には、NHKはあの醜態を報じているから、この輩とは違う立場を取った。するとあのラジオ放送の意図は何だったのだろう。後味の悪い内容だった。

 ロシアでは政権に批判的なジャーナリストが次々に暗殺され、もう20人を超えている。犯人が見つかったのはまだ一件だけだ。この小林という輩はロシアに行くと、プーチンから篤く取り立てられるであろう。ケッ!


 

20090303(Tue)

 こんちは。ピーカンの晴。昨日は薄暗く垂れ込めた低い雲、これは『冬の旅』(ミューラー: 詩、シューベルト: 曲) そのものだった。
 ところで、叛骨メは授業もなくなり、ラッコの「くーちゃん」のおかげで「鼻提灯」の国境警備かと思っていたら、寮のアルバイトをして稼いでおったか。それまで、一週間を要した引越作業を、わずか一日に短縮してしまった、とな ! ! !
 う〜む、これぞ改革、と言わずして何と言おう。流石、我等が叛骨殿である。組織の中での改革ほど難しいものはない。組織の中の一員だった者として、身に滲みて感じている。校内での机と椅子の移動と違い、寮内での引越しとなると雑多な生活用品があるので大変だろう。
 自分には一銭の得にもならん事を、多くの反対を押し切って進めるのだ。それが他の者にプラスであり、全体としてよい方向に行く事を見通す力が必要だ。それが困難であろうと、反対があろうと、やり通す実行力は見事なもの。天晴れ、カッポレ、叛骨どん。ようやった。
 明日は朝から、元オコッペ宅に集合して「『サン毎』パソコン教室」だ。

20090301(Sun)

 こんちは。
 はっ、早いもので二月はもう逃げてしまった。いよいよ三月ですねぇ〜。叛骨殿の所にはラッコの「くーちゃん」が陣取るようになり、「国境警備なんて馬鹿らしい。お止めなさい。」とばかりに、ゆったりと泳いでいる。幼稚園児はもとより大のオトナまで「癒されるなぁ〜。」などと喜んでいる。ええんでないべか。
 北海道の春は、これからが長い。人生60年の経験から言わせてもらえば…毎日、桜前線の北上を耳にしながら、ドカ雪が二度ばかり来る。道路の氷割がこれからの風物詩だ。転勤の引越し時期にトドメの吹雪に遭うこともある。5月の連休に、峠に降る雪が最後でしょう。そんな雪も珍しくはない。んな事も北海道にはあるんだわさ。
 さて、世の中、不景気で大変だが、公務員とくに教育関係は恵まれてるんじゃないの? 叛骨さんが声を大にして「きびしいっ。」とボヤいてみても民間の切実さは伝わってこない。受験生が減ったところで叛骨さんに責任はないのだから。

 さて、キ奴め、授業らしい授業は終ったべ。残る仕事は新入生の合否判定会議と合格発表、そして在校生の卒業認定会議、卒業式。それから進級認定会議、追試そして終業式を残すのみだな。まぁ、面倒見のいい奴の事だから、追試の生徒にボランティアで特別補講を繰り返すじゃろう。
 最後は、今からワクワクしてる温泉旅行だ。もう引っかからんぞ。「アルプスに来てる。」などとヒトを担ぎゃーがって…、あの時はマンマと引っかかった。さあ、阿寒でも川湯でも何処でも行って来いってんだ。一年間、お疲れさん。ゆっくりと汗を流されよ。



20090228(Sat)

 こんちは。
 ちょっとパソコンから距離をおいてたら、文明の利器が私を放っておいてくれない。ご隠居からCメールが来た。「るっさいな。ったく。」と、思いつつ「仕方ない、再開するか。」となる。ことほど左様に、我々は突然死しても必ず仲間から発掘されてしまう。有難いような、有難くないような…。
 まぁ、たまにパソコンから離れた生活も新鮮でいいものだ。そこで気付くと、もう月末ではないか ! 「二月は逃げていく。」か。ほんとだよなぁ。これは、感覚だけでなく実際にそのとおりなのだ。地球は楕円軌道上を公転している。遠日点(夏至) 付近はゆっくりと移動するが、近日点(冬至) 付近は素早く移動する。だから一日の長さは、宇宙時間から見ると毎日違うのだ。毎日、一日の長さが変るのでは不便極まりない。それで公転時間を365で割って平均時間を出し、その結果、一日が24時間と決められた訳だ。厳密には1分弱余るが、これは閏年で調節する。さて、もうお解かりいただけたと思うが、平均自転時間(24時間) に一番近いのは春分点、秋分点であるが、冬期間はそれ(24時間) より短い。しかも二月は28日しかない。これでは短く感ずるのも当然だ。こんな調子では、10月の同窓会もすぐ来てしまうな。

20090224(Tue)

 こんにちは。
 今、使っているDell のPC(パソコン) が危うくなってきている。ノート型PCの寿命は5年位らしい。このPCは天売に行った時、ダウンしている。マザー・ボードとハード・ディスクを交換した。買ってから四年目だった。人間で言えば心臓移植をしたようなものだ。それから3年経った。そろそろである。今はインターネットができればいいので、量販店に行き、百円PCを眺めてきた。すると…、通信料が高い。70ページ見ると\6,980 になる。それ以上は高くならないのだが、そのほかに、自分のホーム・ページをアップするためには、更に\980 かかる。一ヶ月に通信料が約\8,000 とは…年金生活者として無理である。一年で約十万円になってしまうからだ。冗談でない。このPCが壊れたら、コンピュータの世界から足を洗おうかな? 

20090223(Mon)

 こんにちは。
 一面の銀世界に、柔らかな雪が舞っている。一年で一番寒い時期が過ぎようとしているのかな? 何かしら春の気配が感じられる。なぜだろう? 国境警備隊長の「はなポコ提灯」報告どおり、日が長くなったからだ。雪が降ってるのに、明るいなぁ。
 日が長くなり、空が軽やかに明るくなってきた。にもかかわらず、地面は依然として雪野原。これがザラメ雪となり、圧雪状態から更に、氷へと変化していく。ニュースで桜前線の北上を耳にしながら、道路の氷割が春の風物詩となる。地面が顔をのぞかせる春が一層待ち遠しくなるのだ。ワクワクと心躍らせて春を待つ、この期待感がいいんでないかい。これが道産子のシブとさの源だ。

 さて、ご隠居さんがご尊父の13回忌を執り行った。合掌。元祖『サン毎』は、来月、ご尊父の三回忌だ。叛骨さんとこは5,6年経ったのかな? ワシんとこは35年になる。我々は後20年くらいか? 早いような、いや遅いような。お互い、命根性だけは汚い。案外、網番がしぶとく最後まで残ったりして。いや、ひょっとして、あの音無しい☆かも…。


20090222(Sun)

 こんにちは。 
 元祖『サン毎』がPC(パーソナル・コンピュータ) を手に入れた。コンピュータそのものは、今や人類にとってなくてはならない必需品だが、使い方を誤ると災いとなりかねない。現代版「プロメテウスの火」か。

 さて、案の定、電話がかかって来た。「Help. 見捨てないで下さい。」そんな事、言われても…こちとらも、見よう見まねで憶えたド素人だ。何も知るわけがない。だが、「俺は、知らんぞ。」で済まされん。スイッチひとつでパッと画面が変り、果てしなく広がる無限の世界へと誘(いざな) う魔法の箱を前にして、涙目の元祖『サン毎』が哀れで…、仕方ない、出掛けることにした。しかし、ものごとはそんなに簡単に解決する筈がない。自分の悪戦苦闘した姿が目に浮かぶ。この苦悩は、まだまだ続くんだろうな。なんせ元祖『サン毎』は探究心旺盛な上に『サンデー毎日』ときている。朝から晩まで、この魔法の箱と格闘することになる。やればやるほど苦悩は深まるばかりなり。はい、皆さん、これを英語で表現すると… 「The + 比較級, the + 比較級」でしたね。高一を思い出して、どうぞ。(英語の方がズッと簡単だ)


20090221(Sat)

 こんにちは。吹雪だ。なつかしいな。
 さて、世の中は対外受精卵の取り違えが問題になっているようだが…。そもそも生命の源を、機械の部品のように扱うことが問題じゃあないの? 担当医師に、生命への畏敬の念や真摯な態度が欠けていたのではないか。ニュースでは体外受精のマニュアル化がどうのこうのと言っているが、どうも違和感を覚える。今頃、何をか言わんや。それ以前の段階で、生命倫理観がしっかりと確立されておれば、作業手順をどうすべきか自ずと決まってくるものだが…。
 私は心臓移植医療についても懐疑的な立場にいる。神の領域に踏み込むのは、もっと論議を尽くすべきだ。技術のみが先行し、生命観、生死観、宗教観、人生観などあらゆる観点からの論議が蔑(ないがし) ろにされてきたのではないか。意見の衝突を恐れ、「なぁなぁ、まぁまぁ」で過ごし、医療技術のみが先行してきた弊害が現れた。

20090220(Fri)

 おはようございます。
 流石、吾が畏友、叛骨殿。やることが早い。アイコン変更の注文を「あっ」と言う間に実現してくれた。しかも新しいのは、いい色合いの洗練されたデザインだ。蟻が父さん、ミミズの母さん。
 ところで、国境警備隊長のところにラッコが密入国して一週間以上過ぎた。ロシア領土からだ。隊長は今のところ事態を静観しとる。流石だ。ラッコの世界に国境などあろう筈がない。そこら近所、ぜーんぶ彼らの世界だ。樺太に行って「四島一括して返還せよ。」と息巻いたアッそう君を笑い飛ばしているようだ。海の中も同じこと。ロシアの花咲ガニと根室の花咲ガニに違いなどあろう筈も無し。
 北方領土が返還されると、日本の貪欲な商社、大企業が直ちに動き出す。花咲ガニを初めとする貴重な水産資源はたちどころに獲り尽され、枯渇してしまうだろう。なにせ日本は物流システムが発達している。水揚げした資源は瞬間冷凍され日本国中にばらまかれる。3年経てば水揚げはなくなる。「くーちゃん」はロシアの資源保護、自然保護の象徴なのだ。

2009219(Thu)

 おはようございます。
 気温が下がり、平年並みの北海道らしさに戻った。「これでいいのだ。」『天才バカボン』のお父さんみたいな事を口走ったが、本当にこれでいいのだ。春夏秋冬の四季があるから、生活に変化がもたらされる。冬は寒さを楽しめばいい。寒さが続くと、春を待つ楽しみも大きくなる。
 徐々に、少しづつ春の足音が近付いてくる。5月の連休には、北海道の野山は一斉に花開く。あと少し、死んだふりして冬眠でもするか。
 ところで政治の世界は姦(かしま) しいのう。小沢になったところで、どうと云うことはない。事態はもっと先鋭化するんじゃないの? 消費税率10%をぶち上げていたのは彼だからね。憲法九条改悪も。自民党の旧急進派が党を飛び出して民主党の核になってるんだから、かえってやっかいな事になるんじゃないのかなぁ?

20090218(Wed)

 おはようございます。
 今日は北国で最高の好天気です。青空に白い雲が浮かび、あたり一面の新雪がまぶしい。この爽やかな気候にもかかわらず、政界はドロドロと汚らしくて厭だね。今時、酒で身を滅ぼすなんて珍しいよ。北海道出身の大臣が消えるのは寂しいが、恥曝しに腹立たしい気が先立つ。所詮、二世議員なんて、そんなもんよ。世襲政治のあるべき姿を北朝鮮に行って研修して来い。世襲政治と云えば、徳川家とハプスブルグがそうだが、今では参考にはならん。やっぱり「金将軍様」じゃて。
 庶民は身を滅ぼすほど飲めないからね。お金がないもの。一昨日の「3Dの満開」あれっ? ま、いいや、「飲まん会」も三千円そこそこでないの? 悪酔いもせず、健康的でいい。
 16期ホーム・ページ、メンテナンス隊長殿、いつもながら面倒見てもらいっ放しで、済みましぇん。恩に着ます。 

20090217(Tue)

 おはようございます。  昨夜は深酔いせず、終電で帰宅した。朝はスッキリとお目覚め。何と、『サンデー飲まん会』に飛入りがあった。札幌にいるお母さんのお見舞いに石○君が来ていた。それで特別参加となったわけだ。「去る者は追わず、来る者は拒まず」6時間近く飲み続けた計算になる。たまに会うと話が尽きないね。

20090216(Mon)

 おはようございます。
 昨日までと打って変わって…、あたり一面の銀世界。北海道の二月はこうでなくっちゃあ。キリリと引き締まった清潔感が心地よい。部屋に戻ればストーブが赤々と燃えている。この温もりの中で飲むヴァィツェン(ヴァィス: 白) ビールはたまらなく美味しい。今晩はヴァィツェン飲み放題だ。芳しい、ほのかな甘味が明日への活力となる。生きているビール酵母が日本人に不足しがちなビタミンB類の補給に役立つ。

 このビールはバイエルン地方の特産だが、他の地域でも地ビールとして造っている。ビールは大麦を原料とするがバイエルン地方の野蛮人たちはパンの材料である小麦を原料としてビールを造ってしまったのである。しかもきちんと濾過しないので濁ったままだ。バイエルンの語源であるバーバリアン(野蛮人) の名に恥じない造り方だ。

 さて、明日への活力となるヴァィツェンだが、飲み過ぎると逆効果になる。Quack.


20090215(Sun)

 おはようございます。
 一年で一番寒い時期の筈なのに、春一番が吹きゃーがった。ドーなっチョコ。昨日は道を歩いていて、危うく吹き飛ばされそうになった。雪が霙(みぞれ)になり、ヤバちくてしょうがなかった。
 子供の頃、網走では雪の日に傘をさして歩く習慣はなかった。婦人は、角巻(かくまき)を被り、男はマント姿だった。おっと、これは古過ぎるか。我々の頃になると、セーターの上に学生服、マフラーだったかな? 雪はパタパタと払えはよかった。傘なんか必要ない。履物はゴム長靴と足駄だった。スニーカーなんてものは無かった。それに近いのがズックの上靴だ。貧しかったが夢があった。古き良き時代である。

20090214(Sat)

 おはようございます。
 河童のこと、あれこれ詮索せんでもええかっぱ。それにしても温暖化は目に見えてひどい。二月だと言うのに4月の陽気だ。小学校の入学式を思い出した。今日と同じように雪解け水がひどくて、兄貴のヨソ行きのズボンに水を跳ね飛ばさないように注意しながら歩いた。今日はそれと同じで、革靴に水が滲みてきた。いよいよ、流氷も来なくなるのかなぁ。「流氷は消え去るのみ。」なんちゃって。

20090213(Fri)

 おはようございます。  叛骨さんが若い娘さんからチョコをもらって喜んでおる。微笑ましい脳。若返りに役立つ。こちらまで心温まるよ。隠遁の身としてバレンタイン・デーなど全く縁の無い話で…。そう言えば去年まで事務のオバちゃんから義理チョコをもらっていたなぁ〜。まぁ、鼻血と虫歯に気を付けてくんなまし。Quack.(くすん)

20090212(Thu)

 おはようございます。
 宮仕えの悲しい性で、週の途中に休日があるとドギマギして…、ワークホーリックの叛骨さんなど「本当に休んでいいの?」などとウロタエていた昨日の水曜日ではなかったかな。
 さて、昨夜、興味深いTV番組があった。双子の研究から分ったことだが、算数・数学の成績は他の教科に比べて一番遺伝的影響を受けない。つまり数学の成績は本人の努力次第だ、という。これは、いみじくも叛骨教授が言った事とピタリ、一致する。
 > 歴史に名が残る学者は例外として、ワシらのレベルでは「ひらめき」なんてないのだよ。単に勉強不足でしかない。(『湿原のモーツァン』2/3より)

 我等が3Dの「数学」担当杉さんが、さかんに「ひらめき」を強調して授業していたが、叛骨教授は「ひらめき」を断固として否定した。双子の研究から、叛骨説の正しさが証明されたわけだ。数学者、叛骨殿をあらためて見直す。


20090211(Wed)

 おはようございます。
 叛骨さんよ、仰せの通り「半可通」はもう止めた方がええ。われわれ「三羽暇トリオ」内でのやりとりを前提に文章を書いてはいるが、実は不特定多数の者が見ておる。誤解されては、たまらんので…。やっぱり叛骨親爺が、ピッタリじゃて。それにしても、アッそう? 君の馬鹿さ加減にはもう秋田。あらっ、まただ馬鹿「ワード」めっ。もう飽きた。あの「(漢字読めない) たろう」と名付けたいが「一太郎」という有名ワープロと混同されても困るな。
 まぁ、くだらん話のついでに…。叛骨さんがまた、「三羽暇トリオ」の構成員を明らかに…と気色ばんでおるじゃろう。玉虫色じゃて、あくまでも玉虫色。緑色が基色であることに間違いない。後はその時の光の角度と、ワシの頭の反射の仕方で妖しく七変化するのじゃ。Quack, quack, quack.

 あっ、申し遅れましたが16日(月) 17:00から例の場所で「風(プー)太郎おじさん連中」が閑居してるよ。元祖『サンデー毎日』が、エラク凝った名前を付けよった。「なんとか(忘れた)サンデー(3D)飲まん会」だとよ。よく考えるね、うまく出来てる。もう歳だから「飲まん。」と自戒の念を込めてるそうな。


20090210(Tue)

 おはようございます。
 sophisticate (ソフィスティケート)なる語は 、ギリシャ時代の修辞学、哲学などの教師 「sophist (ソフィスト)」 を、語源とする。悪い意味では「詭弁を弄する」「屁理屈を言う」「純真さを失わせる」だが、よい意味では「(都会風に)洗練させる」、「(人を)世慣れさせる」「(機械などを)精巧に複雑、高度化する」という意味がある。
 逆に naive (ナイーブ) はフランス語から来ており、よい意味で「無邪気な」「純真な」「素朴な」「うぶな」「世間知らずの」「だまされやすい」、悪い意味で「幼稚な」「素人の」「単純な」と云う意味がある。これらの二語は、丁度、対語の関係になっている。

 なぜこんな話をするかと云うと…。もう、一昔前の話だが、夜10時頃、雪が降っている札幌の住宅街を見ると…。自宅の前の雪を、道路を挟んだお向かいさんの宅地の隅に運んでいる姿を目撃するかも。次の日には、その逆のパターンを…。お互いに道路を挟んで雪の押付け合いをしている。それなら最初から自宅の敷地に捨てた方が距離が短く、簡単ではないかと思うのだが。

 それで昼間、お互いに顔を会わせたら「いいお天気になりましたねぇ。」などと挨拶をするんだろうな。これが都会的ソフィスティケートされた生き方と云うものなのか。ふ〜ん、感心させられると云うべきか、…。不条理に雪を押し付けられても傷つくことなく、狡猾にやり返す。「金持ち、ケンカせず。」も都会的洗練された生き方なんだろうね。私は「田舎のネズミさん」の方がいいな。

 最近は融雪槽、融雪機、ロード・ヒーティング、除雪機などが普及し、さすがにこのような無様(ブザマ)な姿は見かけられなくなった。ソフィスティケートされたのだ。


20090209(Mon)

 おはようございます。
 叛骨さんが見つけた写真、確かにオケ屋にそっくりだが、明らかに違う。オケ屋ではない。断言する。オケ屋はホラを吹いたがクラ (リネット) は吹かなかった。結婚してからは何を血迷ったかフルートを吹いていた。奥さんのピアノ伴奏でだぞ。高校時代はガット・ギターだった。あんなユニークな奴はいなかったなぁ。岩大に合格した時は大喜びしていた。「電気科でないぞ、電子科だぞ。」目を輝かせながら言ってたのが昨日のようだ。42年前の事だが、あと20年は色褪せないで、いやむしろもっと鮮明な色彩を帯びて私の記憶に残るだろう。

   …空(くう)なる哉(かな) 都(すべ)て空なり 日の下に人の労して為すところの諸々の動作(はたらき)はその身に何の益かあらん
        世は去り世は来(きた)る 地は永久(とこなえ)に長存(たもつ)なり 日は出(いで)で日は入り またその出し處(ところ)に喘(あへ)ぎゆくなり
        風は南に行き又轉(まわ)りて北にむかひ 旋轉(めぐり)に旋(めぐ)りて行き 風復(また)その旋轉(めぐ)る處にかへる 
          河はみな海に流れ入る 海は盈(みつ)ること無し 河はその出きたれる處に復(また)還(かえ)りゆくなり       『伝道の書』(1章2〜7節)


20090208(Sun)

 おはようございます。
 昨日の「補遺」で、言いそびれたこと…「教師」とは、ただ単に知識や技術を教えるだけにあらず。さらに「人の生き方」をも教える者なり。

 さて、一年で一番サブイ時期だす。道産子は寒さを満喫していますだ。「雪祭り」「氷まつり」「冬祭り」「氷瀑まつり」「しばれ祭り」「寒さまつり」そして「オホーツク流氷まつり」…いいでぇ〜。ご隠居さん、夏の殺人的な蒸し暑さを思い出してごらん。キリリと引き締まった清浄な空気が、体の中から元気を引き出してくれますぞ。
 ところで、不景気で観光客が減少していると言う。いい傾向だ。自衛隊の予算削減で大雪像が少なくなった。大歓迎だ。商業主義の流れが是正される。「冬まつり」の原点に立ち返り、市民参加型の活動に戻りつつある。「冬まつり」は観光客のためのものではない。道産子、道産子による、道産子が厳しい冬を生き抜く為の活動なのだ。「雪合戦」も面白かったなぁ。防寒具に身を包んでいるので雪玉が当っても痛くない。やはり、私は寒冷地タイプ緑色生命体なのだ。Quack.


2/7 補遺

 ふーん、なるほど。叛骨教授の講義内容が、これだけキッチリと組まれていると年休を取って休むわけにもいかんな。しかし、だよ。こうもハッキリと示されているのだから、他の人が代行しやすいのではないか? 英語などと違って、数学は誰がやっても1+1=2 になるではないか。
 そこが素人の浅薄さかな? それじゃあ我が国境警備隊長こと叛骨教授と杉○とを同じにする事になってしまう。それはない。こればっかりは「絶対」という言葉を使わせてもらう。絶対に違う。専門性はもとより、基盤となる人間的深まりが全く違う。

20090207(Sat)

 おはようございます。
 「"三羽暇トリオ"の構成員を明らかにせよ。」と警備隊長が、気色(けしき) ばむできた。この場合、国会答弁宜しく玉虫色で応えるのが常套手段。「え〜、わが国におきましてはぁ〜、ロシアとの国境線が弾力的に運用されておりまするがぁ如くぅ、三羽暇トリオの中身につきましてもぉ〜、暴力団ではございませんのでぇ〜、「構成員」と呼ぶのは如何なものかと存じまするがぁ〜、その内容はぁ、変幻自在でございましてぇ〜、一人(匹) は、緑色の物体と云うことでぇ、固定化されてぇおりまするがぁ〜、残りのぉ二羽につきましてはぁ〜、緑色の生命体が持ちまするぅ手帳に記されている通りでぇございましてぇ〜、他の者がぁ知る由のないものでぇありまするぅからしましてぇ…現在のところぉ〜調査中でごじゃりまするぅ〜。」

 それにしても警備隊長は多忙を極めとるようじゃ。そんなに魂(こん)を詰めて…学生さんが大変じゃろう。我等が数学担当狂員あっ、このバカ「ワード」、いやっ、正解かな? 数学担当教員、杉さんのように生徒に問題をやらせておいて、出来そうな奴の解法を盗み見して「ひらめき」、偉そうに解説してりゃあ、いいんじゃないの? 

 やっぱり、だめか。それにしてもセンコーじゃない、コーセンって大変だなや。利口系、ワシに似て、この馬鹿「ワード」も認知症が相当進んでおる。理工系とは云え、全部が全部、数学が得意というわけでもないじゃろ。中にはワシのように数学が苦手なのもいるのでは? ルービック・キューブ世界一もおるし、ロボ・コン? で日本一になる者達もおるではないか。当然、数学の得意な者もおる。人間社会とは、豊かな個性の集合体じゃて。Quack.


 

20090206(Fri)

 おはようございます。
 網番さんが性懲りもなく「アルツハイマー」を流している。せめて一週間に一回くらい更新して欲しいものだ。読者の期待に応えるという責任もあるでよ。 読者の中には毒者もいるから気ィつけなぁ…。下手すると火を点けられて「炎上」するよってに。

 ところで、今はアルツハイマー病とは、あまり言わん。痴呆も含めて、認知症と言うようになった。「地方老人」のギャグも使えんなった。わしゃぁ、自分がとっくに認知症になったと思い込んどる。典型的な認知症、と思い当たること頻(しき)り。遠い昔は、昨日の出来事のように鮮明に脳裏に刻まれている。しかし、さっき会った人の名前が出てこない。「アレ、ホレ、ソレ、・・・ン〜。」


2/5 補遺

 「蕗の塔」を採って来るたぁ、よく出来た娘子よ。今時、珍しい。しかも、蕾の開き加減をちゃんと心得とる。昔から親爺に教えられていたんだろうなぁ。苞が、ほんの少しほころびかけた頃が最高じゃ。苦み走ったところを、天婦羅油の甘味がほんのりと包み込み、春の香がぷ〜んと鼻に抜けていく。日本人に生まれた仕合せを感じる瞬間である。
 蕗の塔は一日で開いてしまう。毎年、出て来る所を確認しておき、時期になったら…毎日、パトロールせにゃぁならん。「鼻ちょうちん」して「国境に異常なし」なんて言ってるようでは、食べ頃を見過ごしてしまう。

 あぁー、天売を思い出す。天売は蕗の塔に始まり、行者にんにく (アイヌ・ネギ)、そして蕨…と次々に自然の恵が出てくる。 空気が清浄で、排気ガスも土ボコリも無い。町田は、さすが「里山の郷」だけのことはある。まだ里山が残されておるんだろうなぁ。ホッキャードーは流氷が来たと言うに、そちらは、もう春じゃのう。

20090205(Thu)

 おはようございます。
 叛骨さんが半端な教師でないことは、ここをクリックすれば証明される。→ ここ だよ。

 大学での講義に先立ち、テキストを自分で用意しとる。立派やでぇ。そこで、「積分の応用」を紐解くと…、??? 我等が「数V」でやってた問題だ。そうだよなぁ、今の大学生は「ゆとり時代」の子だったからねぇ。よくできたテキストだ。これなら順を追って解りやすい。うん、給料以上、働いているようじゃ。ご苦労でごわす。数学好きの学生を増やしてくれ。そして人間性の陶冶を図るべし。

 テキストの中の、「カーディオイド曲線」は、数V「軌跡」の項で、やった。問題を解いて杉さんは、「受験で、問題を解いてる最中に、こんなハート型が出てきたら、嬉しくなるよな。」と上機嫌だった。「レムニスケート曲線」も「サイクロイド曲線」もやった。でも、授業の、肝心の数学的内容(解法)は全く憶えてない。授業中の雑談や、点数にならない余談などばかり、はっきりと記憶にある。

 「サイクロイド」は授業の組立て方次第で、生徒に様々な興味を惹き起こすだろう。タイヤ上の一点に着目して、@その点の地面との速度の変化、および車の速度との関係は? (これは微分か?) Aその点の軌跡は? などと、実生活と結び付けると理解しやすいのではないか。自転車の車輪に反射材をつけて、夜に横から見ると、綺麗なサイクロイド曲線を描いて走って行く。

 たまには、叛骨さんを正当に評価してやらんと、また苛められるからな。Quack.            (叛骨さんのような教師が友人である事を誇りに思う。)


20090204(Wed)

 おはようございます。
 塩谷立文科相が道徳教育に絡み、「ブツクサ。」申している。まぁ、「ゆとり教育」が誤りだった事を反省して、「誤りを革めるに憚るなかれ。」の精神からブツクサしてるのだろう。それはそれとして、歓迎すべきだなのが…「何を今更…。んなこたぁー、前から分っとるワイ。」 
 大臣自身の提案として@「いじめるな」A「うそをつくな」B他人に迷惑をかけるな」などを挙げとるようだ。

 我等「三羽暇トリオ」は、言わず語らずして共通理念に則(のっと)って生きておる。「強きを挫き、弱きを助ける。」これが、そうである。何を今更、「いじめるな」だ。我々の世代では、「弱い者虐め」は、最も恥ずべき行為 として仲間から忌み嫌われた。「清水の次郎長」がおり、「国定忠治」がいて、「鼠小僧の次郎吉」、「石川五右衛門」…枚挙に暇がない。昔は「義賊」なる言葉もあった。強い者、権力者、金持ちなどの勢いを殺ぎ、弱者の味方になるのだ。今や「義賊」も死語になってしまった。

 我等「三羽暇トリオ」は弱者の一員として、事ある毎に、傷を舐め合い、ハゲ増し合ってきた。国家権力に対抗し、人間としての尊厳(一人だけ緑色の奴がいる.Quack.) を保ち、バホ・キャリア・官僚に楯突いてきた。Aの「うそをつくな」、なんて政府与党に、そっくりお返しする。Bもタロー君に聞かせてあげたら? いつまでも政権の座に居座り続け、さっぱり解散に踏み切れないでいる。それが社会の一番の迷惑だっつーの。


20090203(Tue)

 おはようございます。
 他人に尋ねて、自分で努力しないのは不逞(ふてい)の極み。それで、自分も少し調べてみた。ふ〜ん、これは、面白い。例えば交流電気の場合、両端の電極はサイン・カーブで電圧が時々刻々変化する。そのまま電圧を測定しようとすると、針が振るえて目盛りを読み取ることができない。そこで、積分回路を通すと、時々刻々変化する電圧が積分化され、針が固定して、交流電圧をピシャリと読み取ることができる。なるほど、そっかあ !

 事典は次のように説明する。→区間[a,b]で定義されたxの関数f(x)のリーマン和Snが一定の有界な極限値に近付く時、この限界値をlim n→∞ Sn = インテグラa b f(x)dx と書き、これを[a,b]における定積分あるいは単に積分といい、…。←確かに、これは数Vでやった記憶がある。しかし、これじゃあ杉さんと同じだ。授業では次に例題に入り、最後に各自で練習問題をしたが…、ただ答が合っているかどうかだけ確かめて…ピンとこなかった。実生活と如何に結び付いているか、オイラの興味、関心を惹きつける授業をして欲しかったにゃ〜。

 へぇ〜、tan は蔭の長さか。中三の数学、小原さんよ、逆だベさ。確かに計算するには、sin は、斜辺→高さ、cos は斜辺→底辺、tan 底辺→高さ、の順で動かすと憶えやすい。しかし、tan が蔭の長さを表すのだから、高さは一定で、底辺の長さが変化するのだ。あんな教え方でも中学の時は面白かった。それは問題を解いて、答に○がもらえたからだ。それがなかったら…やってらんないね。
 もう一つの鍵、「接線」これで「目から鱗」ですよ、教授さま。円運動から放たれた物体は接線方向に飛び出す。遠心力、地球を回る人工衛星、車の安全性…生活の全てに関ってくるね。よく分かりました。叛骨さんに座布団一枚。
 ついでながら、普通科のクラス写真は担任の教科に関する小道具で彩られているよ。A組はエッタさん直筆の訓示?「修己以自大(己を修めて、以って自ら大とす、かな?)」、B組坊さん「和綴じの本」、C組鶴マッキーさん「ビーカー、フラスコ等の写真」そしてD組の「積分の解法」だ。虫眼鏡で「3」と「D」が拡大されている。叛骨さんは忘れているようじゃが、ワシは昨日の事のようにはっきりと憶えている。虫眼鏡のアイデァ、積分の解法、全て杉さんが描いたものだ。授業中、自画自賛してご満悦だった。そんな事ばかり頭に残り、肝心の数学がさっぱり記憶に残ってないのは困ったものだ。

 そう言えば10年以上前になるが…、杉さんと一緒に飲んでた時、彼は告白していた。生徒に問題をやらせて、机間巡視をし、生徒の解答を見ながら解法を考えていた、と。彼は予習なんかしてなかったね。行き当たりバッタリの授業だった。「生徒の興味関心を惹く授業」なんて無かったのではないか。ただひたすら入試問題の解答をして、「ひらめき」が口癖だったな。生徒が解答を考えているのを見て、自分はパッと閃いてたんだべな。それじゅあワシみたいに、閃(ひらめ) かない奴は一生、ウダツが上がらないべや。どうしたら閃くようになるのか、そこを解き明かすのがセンセの役目だべさ。「一日に最低五題、問題を解いて、これを毎日、続けろ」でもいい。また、「この解答は暗記しろ、これだけで30点やる。」でもいいと思う。それくらい重要な例題をひとつ、暗記させるのも熟練教師の手の一つだ。
 点数だけの為に暗記するのではなく、この例題が人生と密接につながりあることを力説する。これからの社会を生き抜く為に重要な例題であることを生徒に認識させるのだ。そして一つの例題が持つ、応用範囲の広さについても言及すべきである。その例題ひとつを暗記することにより、生徒の人生が少し拡大するではないか。

 ワシに tan(陰影=孤独) の説明をしている内に、何を血迷ったのか、叛骨教授がムスタキの「私の孤独」なるシャンソンを聴いておると言う。♪「私には影 = tan があるから孤独ではない。」♪と、ムスタキは歌うそうな。だから「 tan は sin や cos より身近だ。」とは教授さまの説。いいよなぁ〜、こんな味のある先生から「数学」を習いたかった。


20090202(Mon)

 おはようございます。
 「オジサンの独り言」が饒舌になっている。かつて、その場に身を置いた者の言葉として重みがある。デパート業界とは、ある意味で虚飾の世界だからね。同じ品物なのに、より多く代金を払って買い物をする。医者、弁護士、会社役員など高給取りの人達が行くお店だ。河童が如き分際で足を一歩踏み入れると、たちどころに拘束され、地下のゴミ・ステーションに放り込まれてしまうだろう。Quack.

   > ロシア国境警備隊長としての威厳に満ちたパトロール…、

 鼻ミジ垂らして、背中丸めて、寒風に吹かれて足元フラつかせながら…苦労かけるね、隊長さん。無理しなくていいよ。押したり引いたり…スポンジのような国境はシナヤカに、柔軟に…ねっ。この季節、巡回は若いもんにまかせて、年寄は日向ぼっこしながら、「鼻ちょうちん」に限るて。Quack. 

 ところで教授殿、真面目な質問。卒業アルバムの tan カーブの積分問題、あれって実生活ではどんなところに役立っているのかな? 例えばsin カーブであれは波、振動の解析、そして地球を回る人工衛星の軌道解析などに使われるでしょ? 三角関数の練習問題で、上昇中の飛行機の、滑走路上に投影される陰のスピードを求める問題は分りやすかった。cos を使って簡単に解けた。しかし tan は地図? 面積? 「一マイ、タンタン分のタン・プラ・タン」なんて、杉さんは得意になって教えてくれた。しかし…結局、私の人生に役立った憶えはない。テストにも出題されなかったし…、無用の知識だが、いまだに脳裏に焼きついている。
 卒業アルバムに載っている定積分問題について、それを応用すると、実生活ではこのように役立つと示して欲しい。


20090201(Sun)

 おはようございます。
 渋谷での風俗の話だ。アムラー、ガングロの次は、ノーギョーだとよ。渋谷に仕掛け人がいて、この春から、秋田県で「ファッション・モデルと一緒の米作り」を始め、秋には「ギャル米」をブランド化し、米の販売促進を図るそうな。作業着のファッション化も考えているとか。受っけるかも?
 ご隠居さまぁ、毎年恒例の「米つくりの為の岩手行」が、今年は途中から左折して秋田へ向かう…なんて、大胆な事しませんよね。もう、歳なんだし、ギャrル相手なんて、無謀すぎますよ。自称「隠居」だけれど、日本全国にある有線放送局の、アナウンサー嬢たちの憧れの的だって、もっぱらの噂ですよ。…ったく、叛骨にしても、ご隠居にしても…美形はいいなぁ、ロマンス・グレーなんて言葉もあるからな…グレーになる前に無くなってしまったKappaはどうすべぇ? Quack.(グスン)

 さて、地球が近日点を大急ぎで通過し、春分点に向かっている。叛骨さんの定点観測により、視覚によっても確実に確かめられる。愈々、二月だね。この頃、「温暖化」を、実感しています。今までは、地軸のブレで多少の温暖化は当たり前。今更、ジタバタするこたぁない、と思っていました。しかし、今年は本当に暖かい。二年間、島で寒い暮しをしてきたせいもあるのかな。例年だとカー・ポートと地面が続くほど積雪があるのに、それがない。バラの雪囲いが見える。今まではすっぽり雪の下だったのに。朝、起きて戸外の温度計を見ると…例年はマイナス5℃くらいなのに、今年はマイナス1℃くらい。プラスの日もある。
 嬉しくもあり、悲しいような…。棺桶に一歩、また近付いた。どこぞに、憎まれ口の種はありませんかねぇ? 


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