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「無届け介護ハウス」 運営会社社長を書類送検
2月4日 12時50分

「無届け介護ハウス」 運営会社社長を書類送検
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東京・練馬区のマンションで、高齢者に介護サービスを提供する施設を無届けで運営していたなどとして、警視庁は、運営会社の社長を老人福祉法違反などの疑いで書類送検しました。こうした施設は「無届け介護ハウス」と呼ばれ、警視庁によりますと、摘発は全国で初めてだということです。
書類送検されたのは、東京・練馬区で高齢者施設「ほほえみガーデン」を運営していた会社と52歳の社長です。
警視庁によりますと、この会社は、去年7月までのおよそ1年半の間、練馬区のマンションの部屋で、法律で義務づけられた届け出を行わないまま、70代から90代の高齢者6人に対して介護サービスを提供していたなどとして、老人福祉法違反などの疑いが持たれています。
おととし、入居者の80代の女性がストーブでやけどをして病院に運ばれたことがきっかけで練馬区などが調べたところ、必要な届け出が行われていないことが明らかになったということです。また、自動火災報知器など必要な消防設備も設置されていませんでした。
入居費用は1か月、16万円から18万円ほどで、こうした施設は「無届け介護ハウス」と呼ばれ、警視庁によりますと、摘発は全国で初めてだということです。
警視庁によりますと、社長は容疑を認めたうえで、「届け出をするとさまざまな条件をクリアしなければならず、金がかかり面倒だった」と供述しているということです。

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