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GM決算 最終利益が過去最高に
2月4日 11時17分

アメリカの大手自動車メーカーGM=ゼネラル・モーターズの去年1年間の決算は、ガソリン安などを背景にアメリカと中国での販売が好調だったことから、最終利益が過去最高を更新しました。
GM=ゼネラル・モーターズが3日発表した去年1年間の通期決算によりますと、最終利益は96億8700万ドル(日本円で1兆1400億円余り)で、前の年の3.5倍に増え、4年ぶりに過去最高を更新しました。
これは、ガソリン安や低金利の自動車ローンを追い風にアメリカでの販売台数が300万台を超えたほか、中国でも政府の減税措置によって過去最高のおよそ360万台を記録し、主力市場での販売が好調だったためです。
また、アメリカ2位のメーカー、フォードの決算も、去年1年間の最終利益は73億7300万ドル(日本円でおよそ8700億円)で、前の年のおよそ6倍に増えました。
GMは2009年に経営が破綻し、フォードも深刻な経営危機に陥りましたが、工場の閉鎖や大規模な人員削減などを経て業績の回復が鮮明になっています。
アメリカでは、去年の新車販売台数が過去最高を更新し、両社はことしも堅調な業績を予想していますが、アメリカの利上げや中国経済の減速などの影響をいかに最小限に抑えられるかが課題となります。

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