雨宮徹
2016年2月3日03時00分
被爆者や2世らで作る「福山市原爆被害者友の会」(藤井悟会長)が11日、市内で被爆体験を伝承する「集い」を開く。2回目となる今回、市内の四つの中学校、高校の生徒たちに参加を呼びかけた。当日は、核兵器廃絶や平和活動に関する学習発表をする。
昨春に発足した「友の会」は、被爆体験の継承を目的の一つに掲げている。昨年8月に開いた1回目の「集い」でも、連携協定を結んだ市内の私立高校の生徒たちを招いた。
今回は核兵器廃絶に向けた署名活動をし、昨年にスイス・ジュネーブの国連欧州本部でスピーチした福山暁の星女子高校の生徒や、爆心地から半径約1キロ内にある被爆前の広島の街をCGで再現した福山工業高校の計算技術研究部の生徒が、それぞれの活動や学んだことを紹介する。
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