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 千葉県白井市の建設会社の総務担当者・一色武氏(62)が昨年9月、甘利氏の元秘書らにURへの働きかけを強めるよう求め、それ以降に元秘書らとURとの面談回数が急増していたことがわかった。一色氏が朝日新聞に明らかにした。URは朝日新聞の取材に「秘書からの求めに応じて面談した」としている。

 URによると、甘利氏の秘書とUR職員は2013年6月~今年1月、計12回面談し、うち10回が15年10月5日以降だった。

 一色氏によると、3度目の面談の18日前の15年9月17日、神奈川県内の居酒屋に甘利氏の元秘書を呼び出し、一色氏がURに求めた補償の一部が認められなかったことを伝えたという。