資格が欲しいけど何を目指して良いかわからない、そんな方にご紹介したいのがこちらです。取っておけば仕事に就きやすい、優遇される、キャリアアップできるなど、必ず将来に役立つ鉄板資格をご紹介します。
不動産・法律系資格
宅地建物取引士
不動産の売買や賃貸の仲介に必要な資格です。宅建取引業者の従業員5人に1人は有資格者の必要があり、事業拡大の度に需要が発生します。不動産業界以外の会社でも不動産管理・運用に関わる人材として重宝されます。
社会保険労務士
社労士は労働保険や社会保険の手続きに係る独占業務を持ち、人事・労務管理・年金の専門家でもあります。独立開業の道もありますが、勤務社労士として会社の人事や総務で知識を生かして活躍もでき、需要も高いです。
司法書士
不動産を購入した際の所有権移転の登記手続きを代行するのが主な業務で、これらに関わる独占業務を持ちます。独立開業する以外にも、司法書士事務所に所属するか、一般企業の法務などでも必要とされています。
不動産鑑定士
主に不動産の鑑定評価業務とコンサルティング業務を行う専門家です。独立開業の他、不動産会社や建築会社、金融関係など働き口は多いです。取得するのが非常に難しい資格なので、その分価値が高いと言えます。
土地家屋調査士
不動産の調査や測量を行って、不動産の所在や状態、利用状況などを明確にします。また不動産売買の際に隣地との境界を確定させます。調査士事務所に勤務する他、他の不動産資格も取得して独立する人も多くいます。
福祉・医療系資格
登録販売者
かぜ薬などの副作用のリスクが低い一般用医薬品を販売できる資格です。取得には実務経験が必要ですが、試験は誰でも受けられます。薬品を扱うスーパーやコンビニはこの資格保持者の設置義務がある為需要は高いです。
保育士
保母さんと呼ばれる仕事に就くための資格です。幼稚園や保育園以外に、託児施設、児童福祉施設、病院など多くの場所で需要が高い資格です。一度取得すれば出産などで退職しても再就職しやすい等メリットがあります。
介護職員初任者研修
介護業界で就労するには取得が必須といっても良い資格です。資格の特性から、カリキュラムには実技も多く組まれています。介護・福祉業界は慢性的に人手不足の業界なので、資格を取得すれば就職にあたって非常に有利に働きます。
社会福祉士
高齢者や障害者など福祉サービスを必要とする人の相談に乗り、助言する専門家です。受験資格得るためのルートがいくつかあるので良く確認しておきたい所です。高齢化社会が進み、需要が特に増している職業です。
事務・IT・情報系資格
日商簿記検定
損益計算書や貸借対照表といった決算に使う帳簿の作成能力を認定する試験です。経理業務も含め、事務系の仕事に就く際には持っていると有利になる資格です。2級なら取得は比較的容易です。
税理士
所得税や法人税など各種税金の申告や、税務書類の作成などを主な業務とする税務の専門家です。時間をかけて取れるので働きながら目指す人も多くいます。税理士事務所の他、建築関係など一般企業への就職も多いです。
基本情報技術者試験
パソコンや情報セキュリティといった、広いIT分野における専門知識と技能を広範に習得する資格です。入門的な資格ですがIT系企業では取得が必須の資格で、他業種でも一定の評価を受けます。
販売士
接客に関する基礎技術、顧客のニーズを捉えた商品提供の知識や接客技術を習得した販売の専門家です。販売士の資格は大手百貨店や大型スーパー、家電や化粧品、アパレルなどの様々な業種で高く評価されています。
資格が先か、仕事が先か
こちらで挙げた資格は、どれも受験に制限のないものか、受験するのにあまり条件を必要としないものばかりです。資格取得を視野にいれながら、今後どういった仕事を探していくか考えるのも一つの手ですよ。