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DMV 徳島県が全国初の営業運転の方針2月4日 4時19分
南海トラフの巨大地震への対策として、徳島県は、高知県との間を結ぶ沿岸部の鉄道路線に、線路と道路の両方を走ることができる車両、DMVを導入して運行する方針を決めました。国土交通省によりますと、DMVの営業運転の方針を決めたのは全国で初めてだということです。
DMVは、金属の車輪とゴムのタイヤを備え、鉄道と道路の両方を走ることができます。
徳島県は平成24年、県などが出資する第三セクターが運行する沿岸部の阿佐東線で試験走行するなど、導入を検討してきました。
徳島県は、国土交通省の委員会がDMVの安全性に問題はないとする結論を去年10月に出したことを受け、検討を進めた結果、南海トラフの巨大地震の津波で線路が被災した場合でも、道路上を運行できる可能性があり、復旧に有効だと判断し、高知県までを結ぶ阿佐東線の8.5キロの全線に導入して運行する方針を決めました。
県の新年度の当初予算に、線路と道路を乗り入れできる設備やDMVの利用客が乗り降りできる駅のホームなどの設計費として、1300万円余りを盛り込む方針です。
国土交通省によりますと、DMVの導入はこれまで各地で検討されてきましたが、営業運転に使用する方針を決めたのは全国で初めてだということです。
徳島県は今後、国への事業申請に向けて、車両の導入時期などについて検討することにしています。
徳島県は平成24年、県などが出資する第三セクターが運行する沿岸部の阿佐東線で試験走行するなど、導入を検討してきました。
徳島県は、国土交通省の委員会がDMVの安全性に問題はないとする結論を去年10月に出したことを受け、検討を進めた結果、南海トラフの巨大地震の津波で線路が被災した場合でも、道路上を運行できる可能性があり、復旧に有効だと判断し、高知県までを結ぶ阿佐東線の8.5キロの全線に導入して運行する方針を決めました。
県の新年度の当初予算に、線路と道路を乗り入れできる設備やDMVの利用客が乗り降りできる駅のホームなどの設計費として、1300万円余りを盛り込む方針です。
国土交通省によりますと、DMVの導入はこれまで各地で検討されてきましたが、営業運転に使用する方針を決めたのは全国で初めてだということです。
徳島県は今後、国への事業申請に向けて、車両の導入時期などについて検討することにしています。