藤崎麻里、高木真也
2016年2月4日00時57分
ヤフーは3日、オークションサイト「ヤフオク!」に、メガソーラー(大規模太陽光発電所)が初出品されると発表した。国が電気を買い取る制度の認定を受けた時期が古いため、いま認定されて建てる設備より高値で電気を売れるのが魅力だとしている。
自然エネルギー事業者のウエストホールディングス(広島市)が広島県三原市に建設中のメガソーラーを出品する。発電能力は約500キロワットで、11月から電気を売れる。入札資格は事前審査に通った法人、入札期間は12~19日の予定。最低落札価格は約1億6千万円(税別)だ。
最大の売りは1キロワット時あたり32円(税別)で電力を売れる権利。2014年度に国の固定価格買い取り制度(FIT)の認定を受けたため、今年度認定の施設より5円高い。買い取り価格は年々下がっており、古い認定の方が同じ発電量でもたくさん稼げる状況が生まれている。
ウエスト社はこれまで約150のメガソーラーをつくっては売ってきた。いまも約100施設の企画・建設を進めるが、買い取り価格が下がってきて「新たな認定で事業化するのは難しくなっている」(荒木健二・執行役員)。稼働中の施設を手放す意向の所有者もいるとされる。
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