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川崎市 ワンルームマンションの規制を強化へ
2月4日 4時15分

川崎市 ワンルームマンションの規制を強化へ
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川崎市は、大規模なワンルームマンションの建設が相次ぎ、周辺の住民に「マナーが悪い入居者が増える可能性がある」という懸念が広がっていることから、新しく建設される一定の規模以上のマンションに管理人の常駐を求めるなど、規制を強めることになりました。
川崎市によりますと、市に届け出があった新築のワンルームマンションは、平成24年度には20棟でしたが、平成26年度は59棟と3倍に急増していて、市議会には「マナーが悪い入居者が増える可能性がある」として、建設計画の変更を求める請願が提出されています。
このため川崎市は、住民の不安を払拭(ふっしょく)する必要があるとして、マンション規制を定めた要綱を6年ぶりに改正して、ワンルームマンションの規制を強化することになりました。
具体的には、建設主などに対して、ことし9月以降に新しく建設される100戸以上のマンションには原則、管理人を常駐させることや、入居者に町内会への加入を呼びかけることを求めるとしています。
管理人の常駐を求める規制は東京・文京区や千葉市などですでに行われていて、川崎市は「規制に罰則はないが、必要であれば、さらに強制力がある条例の制定も検討したい」としています。

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