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福島第一原発 規制委の委員が今月視察へ2月4日 5時06分
東京電力福島第一原子力発電所の事故から5年になるのを前に、今後の廃炉作業の規制に反映させるため、原子力規制委員会の5人の委員が、今月、福島第一原発を訪れ、汚染水対策や作業員の労働環境を視察することになりました。
福島第一原発で国や東京電力が進めている廃炉作業について、原子力規制委員会は、安全性や妥当性を確認し助言や指導をしています。
3日に開かれた規制委員会の会合では、事故からまもなく5年を迎えるのを前に、5人の委員全員が今月中旬以降、順次、福島第一原発を視察することを申し合わせました。
視察では、汚染水対策や放射性廃棄物を含むごみの管理、それに労働環境の改善状況などを確認し、今後の規制に反映させるとしています。
会見で田中俊一委員長は「廃炉を安全かつ速やかに進めることと、避難先からふるさとに戻る人たちに不安が生じないようにするには何が必要か、もう一度確認することが目的だ」と説明しました。
規制委員会が4年前に発足して以降、5人の委員全員が同じ時期に福島第一原発を視察するのは初めてです。
福島第一原発の廃炉を巡っては、作業員の事故がたびたび起きているほか、放射性廃棄物の処分方法が決まっていないという問題もあり、こうした課題に対する規制委員会の役割も求められています。
3日に開かれた規制委員会の会合では、事故からまもなく5年を迎えるのを前に、5人の委員全員が今月中旬以降、順次、福島第一原発を視察することを申し合わせました。
視察では、汚染水対策や放射性廃棄物を含むごみの管理、それに労働環境の改善状況などを確認し、今後の規制に反映させるとしています。
会見で田中俊一委員長は「廃炉を安全かつ速やかに進めることと、避難先からふるさとに戻る人たちに不安が生じないようにするには何が必要か、もう一度確認することが目的だ」と説明しました。
規制委員会が4年前に発足して以降、5人の委員全員が同じ時期に福島第一原発を視察するのは初めてです。
福島第一原発の廃炉を巡っては、作業員の事故がたびたび起きているほか、放射性廃棄物の処分方法が決まっていないという問題もあり、こうした課題に対する規制委員会の役割も求められています。