2016年2月4日（木）
電子版/新聞
元プロ野球選手の清原和博容疑者（48）が覚せい剤取締法違反（所持）容疑で逮捕された事件で、清原容疑者が「注射器やガラスパイプで覚醒剤を使っていた」と供述していることが３日、警視庁組織犯罪対策５課への取材で分かった。同課は同法違反（使用）容疑の適用に向け、尿を鑑定するなどして裏付けを進めている。
組織犯罪対策５課によると、清原容疑者は２日の逮捕時に所持していた覚醒剤について「私が使用するために持っていた」と供述。「腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸ったりした」と説明しているという。
捜査員が２日夜に家宅捜索のために清原容疑者の自宅マンションに入ったところ、同容疑者は袋を開封した状態の注射器とストローを左手に持っており、ローテーブルに覚醒剤が置いてあったという。ほかにキッチンの戸棚などから注射器２本が見つかった。
清原容疑者は２日夜、東京都港区東麻布の自宅マンションで袋に入った覚醒剤約0.1グラムを所持したとして現行犯逮捕された。同課によると、逮捕の際に容疑を告げると同容疑者は「はい」と応じたという。
清原和博、覚醒剤所持
