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韓国が警告「発射強行すれば大きな対価」2月3日 11時44分
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北朝鮮が来週以降、「人工衛星を打ち上げる」と国際機関に通告したことを受けて、韓国政府は3日、声明を発表し、長距離弾道ミサイルの発射予告だと指摘したうえで、北朝鮮に対し、「発射を強行すれば、大きな対価を払うことになる」と警告しました。
北朝鮮は、イギリスに本部があるIMO=国際海事機関などの国際機関に対し、「今月8日から25日の間に地球観測衛星を打ち上げる」と2日付けで通告しました。これを受けて、韓国大統領府は3日午前、NSC=国家安全保障会議を開いて対応を協議しました。このあと国家安保室のチョ・テヨン(趙太庸)第1次長が声明を発表し、北朝鮮の通告は、長距離弾道ミサイルの発射予告だと指摘したうえで、「弾道ミサイル技術を利用したいかなる発射も、国連安全保障理事会の決議違反だ」と述べ、北朝鮮に対し、発射計画を撤回するよう求めました。さらにチョ第1次長は「長距離弾道ミサイルの発射を強行すれば、世界の平和と安全保障を脅かすものであり、北は大きな対価を払うことになる」として強く警告しました。
一方、韓国国防省は3日午前、軍事や北朝鮮問題の専門家を集めて北朝鮮の今後の出方について分析を行うとともに、韓国軍も、北朝鮮によるあらゆる挑発行動に備え、アメリカ軍と連携して警戒を強めています。
一方、韓国国防省は3日午前、軍事や北朝鮮問題の専門家を集めて北朝鮮の今後の出方について分析を行うとともに、韓国軍も、北朝鮮によるあらゆる挑発行動に備え、アメリカ軍と連携して警戒を強めています。