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中国 経済成長率の目標は「6.5~7%の間」2月3日 20時07分
中国で経済政策を統括する政府部門のトップは、来月正式に発表される中国のことしの経済成長率の目標について、6.5%から7%の間になるという見通しを示しました。
中国は来月開催する全人代=全国人民代表大会で、ことしの経済成長率の目標や今後5年間の経済運営の方針などについて正式に決めます。
これに関連して中国政府で経済政策を統括する国家発展改革委員会のトップの徐紹史主任は記者会見で、ことしの経済成長率の目標について、「6.5%から7%の間に決めた。この目標を実現する条件は備わっていて、われわれにはその能力もある」と述べました。
ただ、実際の目標が「6.5%から7%」と幅を持たせたものになるのか、それとも特定の数字に絞り込むのかについては明言を避けました。
一方、徐主任は「中国では景気の減速方向の力がさらに強まっていて、経済の安定成長に対する社会の期待が揺らぎ、十分信用されていない」と述べ、景気の先行き不透明感が広がっていることを認めました。そのうえで、構造改革を進めながら、当面、財政出動を増やすなど需要を作り出すことで、成長率の目標は達成できるという見方を示しました。
これに関連して中国政府で経済政策を統括する国家発展改革委員会のトップの徐紹史主任は記者会見で、ことしの経済成長率の目標について、「6.5%から7%の間に決めた。この目標を実現する条件は備わっていて、われわれにはその能力もある」と述べました。
ただ、実際の目標が「6.5%から7%」と幅を持たせたものになるのか、それとも特定の数字に絞り込むのかについては明言を避けました。
一方、徐主任は「中国では景気の減速方向の力がさらに強まっていて、経済の安定成長に対する社会の期待が揺らぎ、十分信用されていない」と述べ、景気の先行き不透明感が広がっていることを認めました。そのうえで、構造改革を進めながら、当面、財政出動を増やすなど需要を作り出すことで、成長率の目標は達成できるという見方を示しました。