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北朝鮮 事実上のミサイル発射の日はいつ2月3日 19時31分
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北朝鮮は国際機関に対し、今月8日から25日の間に「人工衛星を打ち上げる」と通告しました。事実上の長距離弾道ミサイルの発射予告とみられます。北朝鮮がこれまでに3回行っている事実上の長距離弾道ミサイルの発射は、いずれも、国際機関に対し事前に通告した予定の期間に入ってから3日目までに発射しています。
過去3回 3日目までに発射
北朝鮮は、2009年以降、「人工衛星の打ち上げ」と称する事実上の長距離弾道ミサイルの発射を、これまでに3回行っていて、いずれも、国際機関に対し事前に通告した予定の期間に入ってから3日目までに発射しています。
このうち前回、2012年12月の発射では、北朝鮮がいったん、国際機関に対して、13日間の発射予定期間を通告したあと、予定期間の初日になって1週間延長すると発表し、全体として20日間の日程を設定しました。
その理由について北朝鮮は、「エンジン系統に技術的な欠陥が見つかったため」と説明しましたが、結局は、予定期間の3日目に発射しました。
そして前々回、2012年4月の発射に際し、北朝鮮は国際機関に対して5日間の発射予定期間を通告し、実際に発射したのは、2日目でした。さらにその前の2009年4月の発射でも、国際機関に対し、5日間の発射予定期間が通告され、初日に、「まもなく打ち上げる」と発表したのに続いて、翌2日目に発射を行いました。
このように北朝鮮は、これまでに3回行った、事実上の長距離弾道ミサイルの発射で、いずれも、国際機関に対し事前に通告した予定の期間に入ってから3日目までに発射しています。また、3回の発射はすべて、キム・イルソン(金日成)主席とキム・ジョンイル(金正日)総書記の、誕生日や命日を迎える前に行われています。北朝鮮は今回、来週8日から18日間にわたる発射予定期間を通告していますが、中日の16日がキム総書記の誕生日にあたることから、前半の早い段階で発射を強行するのではないかという見方も出ています。
このうち前回、2012年12月の発射では、北朝鮮がいったん、国際機関に対して、13日間の発射予定期間を通告したあと、予定期間の初日になって1週間延長すると発表し、全体として20日間の日程を設定しました。
その理由について北朝鮮は、「エンジン系統に技術的な欠陥が見つかったため」と説明しましたが、結局は、予定期間の3日目に発射しました。
そして前々回、2012年4月の発射に際し、北朝鮮は国際機関に対して5日間の発射予定期間を通告し、実際に発射したのは、2日目でした。さらにその前の2009年4月の発射でも、国際機関に対し、5日間の発射予定期間が通告され、初日に、「まもなく打ち上げる」と発表したのに続いて、翌2日目に発射を行いました。
このように北朝鮮は、これまでに3回行った、事実上の長距離弾道ミサイルの発射で、いずれも、国際機関に対し事前に通告した予定の期間に入ってから3日目までに発射しています。また、3回の発射はすべて、キム・イルソン(金日成)主席とキム・ジョンイル(金正日)総書記の、誕生日や命日を迎える前に行われています。北朝鮮は今回、来週8日から18日間にわたる発射予定期間を通告していますが、中日の16日がキム総書記の誕生日にあたることから、前半の早い段階で発射を強行するのではないかという見方も出ています。
飛行コース 4年前とほぼ同じと予想
北朝鮮の今回の通告内容から予想される事実上の弾道ミサイルの飛行コースは、沖縄県の上空を通過した4年前の発射とほぼ同じコースになると予想されています。
今回の通告では、事実上のミサイルの1段目が北朝鮮北西部のトンチャンリから南に400キロから500キロの黄海に落下するとしています。韓国の西の海域で、広さは南北およそ80キロ、東西およそ40キロです。また、フェアリングと呼ばれる部品がトンチャンリから南に700キロから800キロの東シナ海に落下するとしています。
韓国・チェジュ島の西の海域で、広さは南北およそ100キロ、東西およそ90キロです。そしてミサイルの2段目は、トンチャンリから南に2200キロから2500キロの太平洋に落下するとしています。
フィリピン・ルソン島の東の沖合で、広さは南北およそ300キロ、東西におよそ100キロです。落下する海域はやや異なりますが、今回、予想される飛行コースは、沖縄県の上空を通過した4年前の発射とほぼ同じコースになると予想されています。
今回の通告では、事実上のミサイルの1段目が北朝鮮北西部のトンチャンリから南に400キロから500キロの黄海に落下するとしています。韓国の西の海域で、広さは南北およそ80キロ、東西およそ40キロです。また、フェアリングと呼ばれる部品がトンチャンリから南に700キロから800キロの東シナ海に落下するとしています。
韓国・チェジュ島の西の海域で、広さは南北およそ100キロ、東西およそ90キロです。そしてミサイルの2段目は、トンチャンリから南に2200キロから2500キロの太平洋に落下するとしています。
フィリピン・ルソン島の東の沖合で、広さは南北およそ300キロ、東西におよそ100キロです。落下する海域はやや異なりますが、今回、予想される飛行コースは、沖縄県の上空を通過した4年前の発射とほぼ同じコースになると予想されています。
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