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中国の製造業 政府発表の景況感指数 悪化2月1日 12時59分
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中国政府が発表した中国の製造業の景況感を示す先月の指数は、3年5か月ぶりの低い水準となり、中国経済の減速が鮮明になるなか景気の先行きに対する不透明感を示しています。
中国では政府などが毎月、中国のメーカーを対象に景況感についてアンケート調査を行い、その結果を、製造業のPMI=購買担当者景気指数として発表しています。
中国の国家統計局が1日に発表した先月の製造業PMIは49.4で、前の月から0.3ポイント悪化して3年5か月ぶりの低い水準となりました。
また、景気判断の節目となる50を6か月連続で割り込み、市場の予想も下回りました。これは、新規の受注が弱含み、生産の伸びが鈍っているほか、雇用の面でも余剰感が続いていることなどによるもので、国家統計局は「鉄鋼や石炭など供給能力が過剰な業種で生産が減ったことや、国内、海外ともに経済成長の伸びが鈍るなか、需要が弱まっているためだ」と分析しています。
中国は、去年の経済成長率が25年ぶりの低い水準となるなど経済の減速が鮮明となっていて、今回の統計は製造業の面から中国の景気の先行きに対する不透明感を示しています。
一方、イギリスの調査会社と中国のメディアがアンケート調査を行った先月の製造業PMIは48.4と、こちらは前の月から0.2ポイント改善したものの、景気判断の節目となる50を11か月連続で割り込みました。
中国の国家統計局が1日に発表した先月の製造業PMIは49.4で、前の月から0.3ポイント悪化して3年5か月ぶりの低い水準となりました。
また、景気判断の節目となる50を6か月連続で割り込み、市場の予想も下回りました。これは、新規の受注が弱含み、生産の伸びが鈍っているほか、雇用の面でも余剰感が続いていることなどによるもので、国家統計局は「鉄鋼や石炭など供給能力が過剰な業種で生産が減ったことや、国内、海外ともに経済成長の伸びが鈍るなか、需要が弱まっているためだ」と分析しています。
中国は、去年の経済成長率が25年ぶりの低い水準となるなど経済の減速が鮮明となっていて、今回の統計は製造業の面から中国の景気の先行きに対する不透明感を示しています。
一方、イギリスの調査会社と中国のメディアがアンケート調査を行った先月の製造業PMIは48.4と、こちらは前の月から0.2ポイント改善したものの、景気判断の節目となる50を11か月連続で割り込みました。