アフリカ開発会議 ナイロビで８月に開催

2月1日 8時26分

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日本政府が主導しアフリカの開発支援について話し合う、ＴＩＣＡＤ＝アフリカ開発会議が、ことし８月、東アフリカのケニアの首都ナイロビで開かれることが正式に発表されました。

ＴＩＣＡＤ＝アフリカ開発会議は、日本がアフリカ各国の首脳らを招いて開いてきた国際会議で、２０１３年に横浜で開かれた前回の会議には、およそ５０か国の首脳らが出席しました。
ことし６回目を迎える会議は初めてアフリカ大陸で開かれることになり、３１日、ケニアのケニヤッタ大統領と河井克行総理大臣補佐官がエチオピアで記者会見し、ケニアの首都ナイロビで８月２７日と２８日に開催すると正式に発表しました。
会談の中で河井氏は「日本はアフリカとともに歩み、これからも一緒に発展していきたい」という安倍総理大臣のメッセージを伝え、ケニヤッタ大統領も「歴史的な会議を主催することができて、とてもうれしい」と応じ、会議の成功に向け全面的に協力していくことで一致しました。
高い経済成長を続けてきたアフリカは欧米各国や中国企業の投資先として注目されてきましたが、このところの資源価格の下落や中国経済の減速の影響を受け、安定した成長をどう続けられるかが課題となっていて、日本との経済関係の強化が期待されています。