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ANA 世界最大級の旅客機A380 ハワイ線に
1月29日 20時31分

ANA 世界最大級の旅客機A380 ハワイ線に
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全日空を傘下にもつ「ANAホールディングス」は、日本人観光客が多く、高い収益が見込める東京=ハワイ線を強化するため、世界最大級の旅客機、A380型機を3機購入し、3年後の春ごろから運航することになりました。
発表によりますと、「ANAホールディングス」は、ヨーロッパの航空機メーカーエアバスから世界最大級の旅客機、A380型機を3機購入し、3年後の平成31年の春ごろから、成田、羽田とハワイを結ぶ路線で運航します。
A380型機は総2階建てで座席数が500席余りと世界最大級の旅客機で、発注価格は定価ベースで1機500億円規模に上るということです。
運航されれば国内の航空会社では初めてとなります。
「ANAホールディングス」は購入の理由について、ハワイは日本人観光客から根強い人気があり、この路線は高い収益が見込めるものの、ライバルの日本航空と比べて便数が少なく、競争上不利な状況に置かれていたことを挙げています。また去年、経営破綻した「スカイマーク」の再生計画を決める際に、ANAが大口債権者のエアバスに協力を求めたことも飛行機の購入につながったということです。
長峯豊之取締役は、「もともと検討はしていたが、スカイマークの一件をきっかけに本格的な検討が始まった。多くの人を一度に輸送できるこの旅客機で市場のシェアを挽回したい」と話していました。

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