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米IT企業決算 アマゾン増益 マイクロソフト減益
1月29日 14時26分

アメリカのIT企業の去年10月から12月までの決算が28日発表され、アマゾン・ドット・コムは、ネット経由でデータを保存するクラウド事業などが好調で大幅な増益となった一方、マイクロソフトは減益でした。
アマゾン・ドット・コムの去年10月から12月までの四半期決算は、ネット経由でデータを保存するクラウドサービスの事業が好調だったことや、年末商戦でネット販売が増えたため、売上高は357億4700万ドル(日本円でおよそ4兆2400億円)で、前の年の同じ時期より22%増えました。また、最終利益は4億8200万ドル(およそ570億円)で、前の年のおよそ2.3倍に増えました。
一方、マイクロソフトは、携帯端末の事業が大きく落ち込んだことやドル高の影響を受けて、売上高は237億9600万ドル(およそ2兆8200億円)で前の年より10%減りました。最終利益も49億9800万ドル(5900億円余り)で、15%減少しました。
ただ、マイクロソフトが事業の柱と位置づけているクラウド事業の売り上げは、前の年より5%増えて順調に拡大しています。
マイクロソフトのサティア・ナデラCEO=最高経営責任者は「世界経済が不安定になりビジネス環境は厳しいが、効率化を求める企業が必要なサービスを提供すればみずからも成長できる」と述べ、クラウド事業など法人向けの事業を強化する考えを示しました。

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