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日銀 2%物価上昇率 達成遅れる見通し1月29日 14時04分
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日銀は、新たな金融政策の導入とともに最新の経済と物価の見通しを発表しました。このなかで目標とする2%の物価上昇率を達成する時期について、原油価格が大幅に下落している影響で、これまで「来年度後半ごろ」としていたものを「再来年度前半ごろ」として、遅れる見通しであることを明らかにしました。
日銀は29日、再来年度・平成29年度にかけての経済と物価の見通しである「展望レポート」を9人の政策委員の見通しを集約する形でまとめ、発表しました。
それによりますと、消費者物価の上昇率は、原油価格が大幅に下落している影響で、来年度・平成28年度は0.8%と、前回、去年10月時点より0.6ポイント引き下げました。一方で再来年度・平成29年度は1.8%で、前回と変えませんでした。
日銀はこの見通しを踏まえて、目標とする2%の物価上昇率を達成する時期について、これまで「来年度後半ごろ」としていたものを「再来年度前半ごろ」として、遅れる見通しであることを明らかにしました。
それによりますと、消費者物価の上昇率は、原油価格が大幅に下落している影響で、来年度・平成28年度は0.8%と、前回、去年10月時点より0.6ポイント引き下げました。一方で再来年度・平成29年度は1.8%で、前回と変えませんでした。
日銀はこの見通しを踏まえて、目標とする2%の物価上昇率を達成する時期について、これまで「来年度後半ごろ」としていたものを「再来年度前半ごろ」として、遅れる見通しであることを明らかにしました。