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サムスン スマホ伸び悩み売り上げ減少
1月28日 16時56分

韓国の大手電機メーカー「サムスン電子」は去年1年間の決算を発表し、半導体事業は好調だったものの、主力のスマートフォンの販売が伸び悩んだことなどから、売り上げは前の年より減少し、ことし1年間についてはIT関連の需要の減少に伴って前年と同じ水準の業績を維持するのは難しいという見通しを示しました。
サムスン電子が28日、発表した去年1年間の決算によりますと、売り上げはおととしと比べて2.7%減って200兆6500億ウォン(日本円でおよそ19兆7000億円)、また、本業のもうけを示す営業利益は5.5%増えて26兆4000億ウォン(日本円でおよそ2兆6000億円)でした。
部門別に見ますと、これまで経営を支えてきた主力のスマートフォンの売り上げが伸び悩み、情報通信部門の営業利益が30%減少した一方で、このところ好調の半導体事業で営業利益が46%増えて業績を支えました。
サムスンは、ことし1年間の見通しについて、原油安などの影響で世界経済の先行きに対する不透明感が強まっていると指摘したうえで、「IT関連の需要の減少によって前年と同じ水準の業績を維持するのは難しい」と分析しており、下半期を中心に積極的に新製品を投入して収益を高めていきたいとしています。

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