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中国 期限切れ食品問題 加工会社幹部に有罪判決
2月1日 22時58分

中国・上海の食品加工会社が使用期限切れの食材を加工して出荷していた事件で、現地の裁判所は1日、この会社の幹部10人に実刑を含む有罪判決を言い渡しました。
この事件は、中国・上海の食品加工会社上海福喜食品が、使用期限が切れた食材を加工して出荷していたもので、会社の食材を使っていた日本マクドナルドなどが商品の販売を中止する事態になりました。
中国国営の新華社通信によりますと、上海の裁判所は1日、親会社の中国法人の幹部1人に懲役3年の実刑、上海福喜食品と系列会社などの幹部9人に懲役2年8か月から1年7か月の実刑や執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。
また、法人としての上海福喜食品と系列会社にそれぞれ、日本円でおよそ2200万円の罰金を命じました。上海福喜食品と系列会社は、鶏肉などを使った加工食品を製造、販売していましたが、返品された使用期限切れの商品を再び加工して販売していたことが発覚し、仕入れ先のひとつだった日本マクドナルドで客離れが進んで売り上げの減少につながるなど、日本でも大きな影響が出ました。

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