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スウェーデン 難民受け入れ巡り混乱続く1月31日 17時35分
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難民の認定を求めて去年およそ16万人が入国した北欧のスウェーデンでは、難民などを狙った暴行事件が発生したのに続いて、30日には難民などを排斥する動きに抗議するデモが起きるなど、受け入れを巡って混乱が続いています。
スウェーデンの首都ストックホルムでは30日、難民の受け入れに反対するおよそ100人が、受け入れ政策を進めてきた首相の辞任を求めるプラカードなどを持ってデモを行いました。また、その近くでは難民などを排斥する動きに反対するおよそ200人も抗議活動を行い、双方の一部が衝突するなど混乱が続いています。
スウェーデンでは、難民の受け入れ施設で働いていた22歳の女性が、難民認定を求めていたソマリア人の少年に刺されて死亡したことをきっかけに、29日にはストックホルムで覆面姿の男たちが難民などを蹴ったり殴ったりする事件が起きました。
スウェーデンでは去年、中東などから難民の認定を求めるおよそ16万人が入国していますが、今月28日、スウェーデン政府はこれ以上の受け入れは困難だとして、およそ5万人から8万人について来年以降国外退去とするなど、寛容な政策を見直す方針を明らかにしています。
スウェーデンでは、難民の受け入れ施設で働いていた22歳の女性が、難民認定を求めていたソマリア人の少年に刺されて死亡したことをきっかけに、29日にはストックホルムで覆面姿の男たちが難民などを蹴ったり殴ったりする事件が起きました。
スウェーデンでは去年、中東などから難民の認定を求めるおよそ16万人が入国していますが、今月28日、スウェーデン政府はこれ以上の受け入れは困難だとして、およそ5万人から8万人について来年以降国外退去とするなど、寛容な政策を見直す方針を明らかにしています。