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パキスタンで紙ビーズのファッションショー
1月31日 7時40分

パキスタンで紙ビーズのファッションショー
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11年前にパキスタンで起きた大地震でけがをした女性たちが、要らなくなった紙で作ったアクセサリーのファッションショーが開かれ、独特の輝きを持つ作品が披露されました。
パキスタンでは、2005年に起きた大地震で12万人以上がけがをし、中でも下半身が不自由になった女性たちの中には、今も保護施設での生活を余儀なくされている人も少なくありません。
パキスタン在住の高垣絵里さんは、こうした女性たちを支援するため、要らなくなったカレンダーや新聞紙を丸めたビーズを女性たちに作ってもらい、アクセサリーにして販売する活動を3年前から続けています。
高垣さんは30日、東部ラホールでファッションショーを開き、日本の猪俣弘司大使をはじめ、合わせて18か国の大使やビジネスマンなどがモデルとして参加しました。アクセサリーはモザイクのような柄で独特の輝きがあり、モデルになった人たちがステージでポーズを決めるたび、会場から大きな拍手が上がっていました。
ラホールに住む女性は「この活動は障害のある人たちの自立につながっていてすばらしい」と話していました。高垣さんは今後もより多くの女性を支援したいということで、「これをきっかけに紙のアクセサリーが、いろいろな国に知られるようになればうれしい」と話していました。

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