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空自と英戦闘機部隊 今秋にも共同訓練へ1月31日 7時26分
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防衛省は、イギリス空軍の戦闘機の部隊を日本に初めて招き、ことし秋にも航空自衛隊との共同訓練を実施することにしていて、中国が海洋進出を強めるなか、東アジア地域でイギリス軍との連携を強化するきっかけにしたい考えです。
中谷防衛大臣は今月上旬、日本を訪れたイギリスのファロン国防相と会談し、ことし中に、イギリス空軍の戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」の部隊を日本に初めて招くことで合意しました。これを受けて防衛省は、ことしの秋にも、航空自衛隊との共同訓練を実施する方向で調整を進めています。
防衛省の担当者は「同じ価値観を共有するイギリスが、東アジア地域での存在感を高めれば、海洋進出を強める中国へのけん制にもなる」と話しており、この共同訓練の実施を、東アジア地域でのイギリス軍との連携を強化するきっかけにしたい考えです。また、実戦経験が豊富なイギリス空軍との訓練は、航空自衛隊の能力強化にもつながるとして、今後、具体的な実施時期や地域について調整を進めることにしています。
防衛省の担当者は「同じ価値観を共有するイギリスが、東アジア地域での存在感を高めれば、海洋進出を強める中国へのけん制にもなる」と話しており、この共同訓練の実施を、東アジア地域でのイギリス軍との連携を強化するきっかけにしたい考えです。また、実戦経験が豊富なイギリス空軍との訓練は、航空自衛隊の能力強化にもつながるとして、今後、具体的な実施時期や地域について調整を進めることにしています。