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平和維持部隊の追悼式 テロの撲滅誓う ケニア
1月28日 13時47分

アフリカ東部のソマリアを拠点とするイスラム過激派組織がAU=アフリカ連合の平和維持部隊の基地を襲撃した事件で、死亡した兵士たちを追悼する式典が行われ、テロの撲滅を誓いました。
この事件は、ソマリア西部にあるアフリカ連合の平和維持部隊の基地が15日、武装グループに襲撃されたもので、ソマリアを拠点とするイスラム過激派組織「アッシャバーブ」が犯行声明を出し、隣国ケニアから派遣された兵士100人以上を殺害して基地も制圧したと主張しました。
ケニア政府は犠牲者の数を今も公表していませんが、かなりの数の兵士が死亡したとみられていて、ケニアで27日、追悼式典が行われました。
ソマリアには、周辺国から合わせて2万2000人規模の部隊が派遣され、アッシャバーブの掃討作戦を進めていますが、アッシャバーブはその報復だとしてケニアでもテロや襲撃事件を繰り返し、国民の間で不安と動揺が広がっています。
式典でケニアのケニヤッタ大統領は「兵士が流した血を決してむだにしてはいけない」と述べソマリアから部隊を撤退させず、過激派との戦いを続けると強調しました。式典には、イスラム過激派組織、ボコ・ハラムによるテロが相次いでいるナイジェリアのブハリ大統領も出席し、ともにテロ撲滅を誓いました。

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