日本年金機構(東京)にうその書類を提出し、全国健康保険協会(同)から健康保険証をだまし取ったとして、警視庁は26日までに、詐欺などの疑いで、韓国籍の住所不定、無職李虎稔容疑者(53)と、福岡県田川市、職業不詳河野誠容疑者(42)を逮捕した。
警視庁は、李容疑者の自宅から他人名義の健康保険証約360通を押収。2人はペーパーカンパニーで架空の人物を雇用したように装い、健康保険証の不正入手を繰り返していたとみられる。保険証は他人名義の銀行口座の開設や、携帯電話の契約などに使われたとみて調べている。
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