ビッグマッチ決定！アルバレスとカーンが５月に激突「必見のカード」

ミゲル・コット戦でパンチをヒットさせるサウル・アルバレス　（ＡＰ） Photo By ＡＰ

　プロボクシングのＷＢＣミドル級王者サウル・アルバレス（２５＝メキシコ）とスーパーライト級で過去２度の世界タイトルを獲得したアミール・カーン（２９＝英国）の対戦が決まった。ＥＳＰＮなど米国の複数メディアが２日に報じた。

　両者はメキシコの祝日にあたる「シンコ・デ・マヨ」の週末、５月７日（日本時間８日）に激突。場所は正式決定ではないが、４月にオープン予定のネバダ州ラスベガスにあるＴモバイル・アリーナが有力とのこと。この興行を手掛けるゴールデンボーイプロモーションズのデラホーヤ最高経営責任者（ＣＥＯ）によると、試合は１５５パウンド（約７０・３キロ）の契約ウエイトで行われるという。

　「自分には最高の相手と戦う責任がある。全盛期を迎えているカーンとの対戦が楽しみ。すばらしい試合になるよ」。そう意気込むアルバレスの戦績は４８戦４６勝（３２ＫＯ）１敗１分。一方、２００４年のアテネ五輪で銀メダルを獲得しているカーンは３４戦３１勝（１９ＫＯ）３敗。「自分は常に名のあるベストのファイターと戦うことを目標としている。アルバレスを倒すだけの力はある。これは必見のカードだよ」とアマチュア・エリートも闘志を露わにした。