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【プロ野球】

阪神の新外国人・ヘイグは迫力不足

2016年2月3日 紙面から

屋外でのフリー打撃を終え、金本監督の前をスイングしながら引き揚げるヘイグ=宜野座で(西岡正撮影)

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 阪神の金本知憲監督(47)は2日、宜野座キャンプで屋外初打撃を披露した新外国人マット・ヘイグ内野手(30)に落胆したのか、その評価を避けた。50スイングで柵越えは4発。35スイングで14発のゴメスには完全に見劣りしていた。

 大上段に構え、そこからグリップを下げてスイングする。迫力に欠け、打ち損じが目立つ。半分近くがヒットコースに飛んだとはいえ、強烈な当たりが少ない。昨年3Aで打率3割3分8厘の首位打者となった男の片りんは見られなかった。

 「まだまだ。アメリカ人選手はまだまだ。シーズンに入ってから」

 金本監督は長所を挙げることもなければ、今後の期待感も口にすることもなし。調整の初期段階では、もちろん判断はしにくい。それにしても、拍子抜けするぐらい素っ気ないコメントだ。

 一方のヘイグは「自分のいいところ。強みだから」と中堅から右方向を意識して打撃。「最初はうまく打てなかったが、だんだんうまく打てた」と及第点を強調していたのだが…。金本監督にすれば実戦突入後の変貌を祈るしかない。 (吉川学)

 

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