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大西宇宙飛行士「独自色ある実験で成果を」
2月3日 16時51分

日本人11人目の宇宙飛行士として、ことし、国際宇宙ステーションに長期滞在する大西卓哉さんが、馳文部科学大臣と面会し、「日本の独自色のある実験をして成果を出したい」と意気込みを語りました。
大西さんは、初めて民間のパイロットから選ばれた11人目の日本人宇宙飛行士としてことし6月ごろからおよそ4か月間、国際宇宙ステーションに長期滞在する予定です。
現在、長期滞在前としては最後の一時帰国をしている大西さんは、3日、文部科学省を訪れ、馳文部科学大臣から「宇宙飛行士の油井さんからよい形でたすきを引き継いで、任務を果たしてほしい。省を挙げて応援しています」と激励のことばを贈られました。これに対して大西さんは、「日本の独自色のある実験をして成果を出したい」と意気込みを語りました。また、宇宙で家族と連絡が取れるのかを尋ねられると、「通信技術が発達しているので、自宅のタブレット端末を通じて週に1回は30分ほど、家族と連絡を取ることができます」と答えていました。
大西さんは、今後、ロシアやアメリカで最終的な訓練を受けたあと、6月ごろ国際宇宙ステーションに向かう予定です。大西さんは面会後、「将来の日本の科学技術を支える子どもたちに、宇宙開発のすばらしさを伝えていきたい」と話していました。

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