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上野動物園のパンダ 繁殖期で公開中止2月3日 16時25分
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東京の上野動物園は、ジャイアントパンダのリーリーとシンシンに発情の兆候が頻繁に見られるようになり、2頭が繁殖期に入ったとして4日からしばらくの間、公開を中止し、今後、適切な時期を見極めて同じ部屋に移すことにしています。
上野動物園によりますと、先月からオスのリーリーは落ち着きなく歩き回るほか、メスのシンシンも繁殖期特有の鳴き声を出すなどともに発情の兆候が見られるようになり、動物園は先月下旬からお互いを意識させるため、2頭の部屋の間にあるシートを外すなどして繁殖の準備を進めてきました。
その後も、シンシンに体の一部を冷やすなど発情の兆候を示す行動が頻繁に見られるということで、動物園は2頭が繁殖期に入ったと判断し、4日からしばらくの間、公開を中止することになりました。パンダが繁殖期に入って、公開が中止されるのは2年ぶりとなります。
ジャイアントパンダの繁殖期は2月から5月にかけてで、妊娠できるのはメスが排卵する前後の数日に限られるということで、動物園では今後、注意深く観察を続け、発情のピークなど適切な時期を見極めて2頭を同じ部屋に移すことにしています。
その後も、シンシンに体の一部を冷やすなど発情の兆候を示す行動が頻繁に見られるということで、動物園は2頭が繁殖期に入ったと判断し、4日からしばらくの間、公開を中止することになりました。パンダが繁殖期に入って、公開が中止されるのは2年ぶりとなります。
ジャイアントパンダの繁殖期は2月から5月にかけてで、妊娠できるのはメスが排卵する前後の数日に限られるということで、動物園では今後、注意深く観察を続け、発情のピークなど適切な時期を見極めて2頭を同じ部屋に移すことにしています。
来園者から期待の声
来園者からはパンダの妊娠や出産を期待する声が相次ぎました。このうち3歳と0歳の子どもと一緒に訪れた女性は「きょうまでしかパンダを見られないと聞いてびっくりしています。パンダの赤ちゃんが産まれたらまた子どもを動物園に連れて来て見せてあげたいです」と話していました。
またパンダが好きな仲間どうしで訪れたという69歳の女性は「しばらく見られなくなるのは残念ですが、きょうはパンダの写真をいっぱい撮れてよかったです。お嫁さんのパンダにプレッシャーを与えてもいけないのでそっと見守りたいですが、今度こそ赤ちゃんが生まれてくれればうれしいです」と話していました。
またパンダが好きな仲間どうしで訪れたという69歳の女性は「しばらく見られなくなるのは残念ですが、きょうはパンダの写真をいっぱい撮れてよかったです。お嫁さんのパンダにプレッシャーを与えてもいけないのでそっと見守りたいですが、今度こそ赤ちゃんが生まれてくれればうれしいです」と話していました。