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医師会とJAL 急病人対応で事前登録制度2月3日 17時50分
飛行中の機内で急病人が発生した場合、より素早く手当てができるよう、日本医師会と日本航空は、旅客機への搭乗前に、医師であることを登録してもらう、国内では初めての制度を今月中旬から導入することにしています。
飛行中の機内で急病人が発生した場合、通常は客室乗務員が乗客に呼びかけて医師を探し、手当てを依頼しています。このため、日本医師会と日本航空は、呼びかけにかかる時間を省き、より素早く手当ができるよう、マイレージ会員を対象に、医師であることを事前に登録してもらう制度を今月15日から導入することにしています。医師が専用のホームページで登録すれば、この医師が搭乗した場合、パイロットや客室乗務員がその情報を共有できるということです。
日本航空では、万が一の場合、賠償責任は原則として医師ではなく会社が負うことになっていますが、責任を問われることを懸念して名乗り出ることをためらう医師もいるということで、日本医師会と日本航空は、新たな制度の導入に合わせて、医師の懸念の払拭(ふっしょく)にも努めることにしています。
こうした制度の導入は、国内の航空会社では今回が初めてだということですが、海外ではヨーロッパの一部の航空会社がすでに導入していて、日本医師会は、国内のほかの航空会社にも導入を働きかけたいとしています。
日本航空では、万が一の場合、賠償責任は原則として医師ではなく会社が負うことになっていますが、責任を問われることを懸念して名乗り出ることをためらう医師もいるということで、日本医師会と日本航空は、新たな制度の導入に合わせて、医師の懸念の払拭(ふっしょく)にも努めることにしています。
こうした制度の導入は、国内の航空会社では今回が初めてだということですが、海外ではヨーロッパの一部の航空会社がすでに導入していて、日本医師会は、国内のほかの航空会社にも導入を働きかけたいとしています。