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News Up 節分 ユニークな催し 外国人に広がりも
2月3日 17時00分

News Up 節分 ユニークな催し 外国人に広がりも
2月3日は節分です。家庭や学校で豆まきをするという人が多いと思います。インターネット上でも、大量の豆を使った豆まきや、豆まきという風習を外国人に知ってもらおうというイベントなど、節分に関するユニークな取り組みが話題になっています。

地域によって異なる風習

節分の代表的な風習といえば豆まきですが、地域によっても違いがあります。
例えば、豆まきに使う豆を見た場合、北海道や東北などでは、大豆ではなく、落花生をまく地域が多いようです。
「職場が、豆まきは落花生か大豆かで盛り上がる」「落花生をまく豆まきしか知らない。大豆をまいたことがない」などと、SNS上では大豆か落花生かを巡る多くの書き込みが見られました。

ユニークなイベントも

3日夜、東京・港区では、大量の豆を参加者が投げ合うイベントが開かれます。
「すごい豆まき2016」と題したこのイベント、ことしが5回目で、主催者によりますと、ことし使用する豆の量はおよそ4トンで、通常は廃棄される豆を使用します。去年の参加者は900人でしたが、ことしは1600人を見込んでいます。
SNS上では、4トンという豆の量に、「楽しそうだけど、豆がもったいない」といった書き込みもありましたが、主催者は「投げ終えた豆は、毎年、すべて拾い集めて肥料として再利用しています」と話しています。
参加したいという書き込みも多く、「すごい豆まきで 厄ふっとばすぞー」などと盛り上がりを見せています。

外国人に広がりも

節分の文化を外国人観光客に紹介しようというイベントも。
東京・浅草では、ゲームを体験しながら節分への理解を深めてもらうイベントが開かれています。
ゲームの参加者は、最初に節分の説明を受けたあと、謎を解きながら部屋を移動し、制限時間内にゴールを目指すもので、ゴールすると豆まき用の豆がもらえます。
会場では、豆まきが体験できるほか、節分の由来を英語で説明したカードも配布され、主催者は「ゲームとともに日本文化にも親しんでもらいたい」と話しています。
このほか、インターネット上には外国の人たちに節分を紹介する動画が多く掲載されるなど、外国の人に節分を紹介する動きが広がっています。

「鬼は外」と言わず「鬼は内」

このほか、インターネット上では「鬼は内って言ったら怒られる?」などの書き込みがありました。
豆まきでは、「鬼は外 福は内」という掛け声で鬼を追い出しますが、地域や場所によっては鬼を追い出さないところもあります。
奈良市の元興寺によりますと、寺には元興神(がごぜ)と呼ばれる鬼がいて、悪者を退治するという言い伝えがあるということです。3日も豆まきが行われ、「福は内、鬼は内」とユニークな掛け声が響きました。
鬼と関係している寺や神社などでは、豆まきで「鬼は外」と言わないところもあります。
また、群馬県藤岡市鬼石は、地名に「鬼」の字が入っていることから、追い出された全国の鬼を温かく迎え入れるという一風変わった節分祭が6日に行われることになっています。

豆を詰まらせる事故に注意

一方で、節分に合わせて注意の呼びかけも。
消費者庁は、小さい子どもが豆やナッツ類を気管に詰まらせる事故が毎年起きているとして、3歳ごろまでは豆やナッツ類を食べさせないよう注意を呼びかけています。
消費者庁によりますと、小さい子どもが豆やピーナツなどを気管に詰まらせる事故は、調査に協力している全国の30の医療機関などから先月末までの5年余りの間に22件報告されているということです。

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