特集
明日発売の「Surface Book」最上位機を写真で紹介
〜GPUは384SPの独自モデル搭載
(2016/2/3 15:38)
日本での発売を明日2月4日に控えた日本マイクロソフトの「Surface Book」に短時間ながら触れる機会を得たので、写真にて紹介したい。詳細なレビューは後日お届けする。
今回試用したのは最上位となるCore i7、メモリ16GB、SSD 512GB、GPU搭載の最上位モデル。一般向けの税別参考価格は344,800円となる。液晶は全モデルでsRGB 100%対応/3,000×2,000ドットの13.5型、OSはWindows 10 Proを搭載する。
本製品の特徴は、ぱっと見はクラムシェル型ノートPCでありながら、ディスプレイが着脱式になっており、かつキーボード内にNVIDIAのGeForceを搭載する点(下位モデルを除く)。これにより、GPUのアクセラレーションやCUDAに対応したアプリをより快適に動作させることができる。
日本マイクロソフトではSurfaceシリーズに搭載するCPUの詳細なプロセッサー・ナンバーを公開していないが、試用機ではCore i7-6600U(2.6GHz)を搭載していた。ただし、これはあくまでも試用機に搭載されていたということであり、今後もこのCPUが搭載され続けるとは限らない。
また、GPUはGeForceと言うこと以外の情報は公式に公開されていないが、試用機にて確認したところ、DirectX 12に対応するSP(CUDAコア)を384基搭載していた。GPU-ZによるアーキテクチャコードネームはGM108となっているので、Maxwellということになる。GPUクロックは954〜993MHzで、メモリクロックは5GHzのGDDR5を1GB搭載する。日本マイクロソフトによると、このGPUはNVIDIAと共同開発したオリジナルモデルとのことで、こちらも永続的にこの仕様のままかは分からない。
液晶の着脱方式は変わっており、キーボード右上にある取り外しボタン(正式名称はクリップボードボタン)を1秒押すか、通知トレイにあるアイコンをクリックすると、液晶本体内部でマッスルワイヤーロックと呼ばれる機械的なロックが外れて、取り外せるようになる。これは、アプリがGeForceを利用している間に本体を取り外すことを防止するためで、実際にGeForceを使うアプリが起動していると、そのアプリを終了するよう促すダイアログも表示される。また、本体のバッテリが著しく少ない時も取り外しはできない仕組みとなっている。
液晶は逆向きに取り付けることも可能で、この状態で折りたたむと、ペン入力主体で扱いたい場合でも、GeForceを活用できる。
GeForceとCPU内蔵GPUはOptimusによる切り替え方式を採用。基本的にはNVIDIAのプロファイルにあるGeForceを活用するアプリの場合は、自動的にGeForceが利用されるが、NVIDIAコントロールパネルから、アプリごとにどちらのGPUを使うか明示的に選択も可能だ。
このほか、Surfaceアプリが改善され、付属のSurfaceペンのボタンを押した時に起動するアプリをユーザーが自由に選べるようになった。
SSDはSamsung製のNVMe接続品を採用。試用機でCrystalDiskMarkにて速度を測定したところ、連続書き込みは600MB/sec程度だが、連続読み込みは1,600MB/secという高速さを発揮していた。
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