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資生堂 27年ぶり国内に工場新設へ2月3日 13時03分
日本国内で作られた化粧品の人気がアジアなどで高まっていることを受けて、大手化粧品メーカーの「資生堂」は、この会社としては27年ぶりに国内に新たな工場を設けることになりました。
発表によりますと、資生堂は化粧水や乳液などを生産している大阪市内にある工場を老朽化に伴って閉鎖する代わりに、大阪府茨木市におよそ400億円を投じて、新たな工場を設けるということです。
新工場は最新のロボットなどを導入することで、生産能力を閉鎖する工場の1.5倍に引き上げるということです。新工場の稼働は平成32年を予定していて、この会社としては平成5年に稼働し、その後、閉鎖された京都府舞鶴市の工場以来、27年ぶりの国内での新工場となります。
これについて資生堂は、中国や東南アジアなどで日本から輸出された化粧品の人気が高まっていることや日本を訪れた外国人によるいわゆるインバウンド需要も増加してきたことから、国内での工場新設を決めたとしています。日本製の需要の高まりを受けて、このほかの化粧品や日用品メーカーの間でも、国内の生産能力を増強する動きが出てきています。
新工場は最新のロボットなどを導入することで、生産能力を閉鎖する工場の1.5倍に引き上げるということです。新工場の稼働は平成32年を予定していて、この会社としては平成5年に稼働し、その後、閉鎖された京都府舞鶴市の工場以来、27年ぶりの国内での新工場となります。
これについて資生堂は、中国や東南アジアなどで日本から輸出された化粧品の人気が高まっていることや日本を訪れた外国人によるいわゆるインバウンド需要も増加してきたことから、国内での工場新設を決めたとしています。日本製の需要の高まりを受けて、このほかの化粧品や日用品メーカーの間でも、国内の生産能力を増強する動きが出てきています。