昨日、母校の東京大学でバカ田大学の話をしたとき、こんなことを考えて、お話した。

これまで、東大にせよ、学力テスト(ペーパーテスト)で点数をつけて、点数の高い順番に入れる、という入試をしてきて、それが「フェア」、「公平」だということになっていたけど、本当にそうかなあ。と。

例えば、文字が読みにくい難読症(ディスレクシア)の方とか、学習障害の方とか、さまざまな脳の個性を持った方もまた、東大にせよ、どこの大学にせよ、学びたいという気持ちはあるわけで、そのような方が、大学の授業にアクセスできないというのは、ほんとうに公平なのかなと。

ペーパーテストが得意な子が入るということは、結果として、脳の個性のスペクトラムの中で、ある偏った部分の方だけを入れてきた、ということにならないのかな。

それって、本当にフェアなのかな。

そんなことを考え、感じ、お話しました。

むずかしい話だということはわかっています。

定員が限られているなかで、たくさん応募があるなかで、どのように選択するか。

大学入試のあり方、ほんとうにむずかしいけど、上のように考えることもできる、という参考までに。

みなさんは、どう思われますか?

東京大学の関係者の方のご意見も、うかがいたいです。