ニュース詳細
新年度予算案 きょうから実質的な審議入り2月3日 4時18分
k10010395141_201602030515_201602030516.mp4
国会は3日から、衆議院予算委員会で新年度予算案の実質的な審議に入ります。与党側は一刻も早い予算案の成立が最大の景気対策だとして、着実に審議を進めたいとしているのに対し、民主党などは甘利・前経済再生担当大臣の問題などを追及し、徹底的な審議を求めていく方針です。
国会は甘利・前経済再生担当大臣の辞任を受けて、2日、衆参両院の本会議で安倍総理大臣と後任の石原経済再生担当大臣に対する質疑が行われました。この中で、安倍総理大臣は「私の任命した閣僚が交代する事態を招き、国民に対して大変申し訳なく感じている」と陳謝したうえで、「正念場にあるアベノミクスを前進させ、デフレ脱却を確かなものとすることで、国民への責任を果たしていく」と述べました。
このあと衆参両院の予算委員会で、一般会計の総額が過去最大の96兆7218億円となる新年度・平成28年度予算案の趣旨説明が行われ、衆議院予算委員会では3日から3日間、安倍総理大臣とすべての閣僚に出席を求めて基本的質疑を行い、実質的な審議に入ります。
与党側は「一刻も早い予算案の成立が最大の景気対策だ」として、年度内成立を確実にするため着実に審議を進めていきたい考えです。
これに対し、民主党の岡田代表は党の常任幹事会で「これからが非常に大事な一日一日になる。何とか安倍政権の化けの皮をはがしていきたい」と述べました。
民主党などは甘利前大臣の問題の真相解明が必要だとして、甘利氏本人の参考人招致を求めていくほか、消費税の軽減税率やTPP=環太平洋パートナーシップ協定の問題点についても追及するなど、徹底的な審議を求めていく方針です。
このあと衆参両院の予算委員会で、一般会計の総額が過去最大の96兆7218億円となる新年度・平成28年度予算案の趣旨説明が行われ、衆議院予算委員会では3日から3日間、安倍総理大臣とすべての閣僚に出席を求めて基本的質疑を行い、実質的な審議に入ります。
与党側は「一刻も早い予算案の成立が最大の景気対策だ」として、年度内成立を確実にするため着実に審議を進めていきたい考えです。
これに対し、民主党の岡田代表は党の常任幹事会で「これからが非常に大事な一日一日になる。何とか安倍政権の化けの皮をはがしていきたい」と述べました。
民主党などは甘利前大臣の問題の真相解明が必要だとして、甘利氏本人の参考人招致を求めていくほか、消費税の軽減税率やTPP=環太平洋パートナーシップ協定の問題点についても追及するなど、徹底的な審議を求めていく方針です。