【デモイン(米アイオワ州)=吉野直也】11月の米大統領選の候補指名争いの初戦となる中西部アイオワ州で民主、共和両党は1日、党員集会を開いた。民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)が接戦の末バーニー・サンダース上院議員(74)を得票率でわずかに上回った。米メディアによるとクリントン陣営は2日未明(日本時間同日夜)、勝利宣言した。
共和党は保守派のテッド・クルーズ上院議員(45)が不動産王ドナルド・トランプ氏(69)に勝利した。世論調査で伸び悩んでいた主流派のマルコ・ルビオ上院議員(44)がトランプ氏に迫る3位に入り、善戦した。共和党は三つどもえの戦いの様相となっている。
サンダース氏は第2戦となる9日の東部ニューハンプシャー州の予備選に向けた世論調査の支持率がクリントン氏を上回っている。サンダース氏がニューハンプシャーで勝利すればクリントン氏の序盤の苦戦が一段と明確になり、指名争いが長期化する可能性もある。
各候補は得票率に応じ、党指名に必要な「代議員」を獲得する。米ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、共和党の代議員30人中、クルーズ氏が8人、トランプ氏とルビオ氏が各7人を得る。民主党は44人中、クリントン氏が22人、サンダース氏が21人を得る見通し。
ヒラリー・クリントン、テッド・クルーズ、ドナルド・トランプ、バーニー・サンダース、マルコ・ルビオ