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ポジ熊の人生記

ブログ継続の秘訣や記事作り・人生哲学・健康情報などを雑多に書くブログです。北海道民の知識を活かした地方情報も発信しております。

【清原和博逮捕】覚せい剤所持 麻薬の怖さは『はだしのゲン』で知る

犯罪 時事

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news.yahoo.co.jp

朝起きて定期購読者のブログを確認したら、みな一斉に覚せい剤の話題を記事にしてて「おいおい、何ごとだよ(;´・ω・)」って思った。

僕と麻薬

麻薬の恐ろしさについては昔から啓蒙されていて、ありとあらゆる媒体で手を出すことに警鐘を鳴らしていました。当然、親からも口を酸っぱくして「麻薬だけは手を出したら駄目」って言われてたし、警視庁?が使い始めた「ダメ、絶対」で一躍メジャー(といったら語弊はあるかな)になった感はあります。

麻薬はしつこいくらいに「やるな」と繰り返した親。でも、喫煙を子供に見せて、見事に自分も吸うようになったことについてはいまいち腑に落ちない。あれだって依存性があるという意味では麻薬のような気がしますよ(現在、煙草は止めています)。まぁ、シャブが身体をボロボロにして命までをも奪ってしまう物質だから、依存性があるほかの物質とは一線を画すのも無理はありませんが。

 

その恐ろしさを『はだしのゲン』で知る

さて、僕が麻薬を「絶対にやらん」と誓ったのは、小学校のころだったと思います。『はだしのゲン』広島の原爆投下で被爆したゲンと、彼を取り巻く人間たちが織り成す物語。あまりにも有名ですね。 図書室で人気だったその漫画を手に取った僕は、何かにとりつかれるように全巻を制覇してしまったのです。

戦争の描写を生生しくヴィジュアルで描いた作品との邂逅でした。その中で麻薬(たしかヒロポンだったと思います)をあてがわれて骨抜きになり、ケツの毛まで抜かれた挙句に死んでいった人が描かれていたように記憶しています。それを見た僕は「麻薬、恐すぎだろ。こんなん抵抗できない」なんて子供心に強く感じて、それ以来「麻薬は手を出したら終わりだ!」って自分にも他人にも言って聞かせてた気がします。今考えると、全然間違ってなかったですね、それは。

「Kindle版」に時代を感じますね。

ゲンが電子化って・・・一体だれが想像できだろうかw

 

清原さんに関して思うこと

昔からTVで良く拝見していましたけど、どうもオラオラで好きにはなれませんでした。同世代の男の子が熱狂する中で「野蛮だなぁ」なんて距離を置きながら目を細めてそれを見ていたように記憶しています。

落ち目になって、その後「復活」的な感じでTVに出た時も「あ、また出始めるんだ」くらいにしか思ってませんでしたし、その後、お遍路巡りを始めた時もどこか冷ややかな目で見ていた気がします。

覚せい剤所持で捕まったニュースに関しては、特に驚きはありません。意外性がなさすぎて。ほかで取り上げているブロガーも一様にこう言います。「結局やってるじゃんwww」と。そうですね、いちどTVで「やってません」って公言してますからね。彼は、今後何を言っても信じてもらうのが非常に困難となったのではありませんか。

では、今までの反省だとかお遍路が全く無意味なのかといえば、それはわからないわけです。もしかすると、彼は身体的依存の高いシャブと戦うために、己を鼓舞するためにそのような苦行をしていたのかもしれない。そもそも、その頃にはまだシャブをやっていなかった可能性もある。

報道の裏側をあれこれ想像するのは至極結構ですが、まずは報道された事実だけを客観的に見つめたほうがいいかもしれません。受け止めるところは受け止め、想像する部分はあくまで想像にとどめる、だとかね。清原和博氏の場合は、かつての振る舞いと風貌を鑑みると余計にバイアスがかかってしまうことでしょうし。ここは冷静に見ていきたいなって僕は考えてます。

 

人生はまだまだ続くから(あとがき)

ひとつ言えることは、今回の事件で彼を信じていた少なからず存在するFANを落胆させたことの罪は重い、ということかな。覚せい剤所持なんて毎日どこかで摘発者がいて、珍しいことでもなんでもない。けど、清原和博さんはあまりにも有名だし、影響力が強すぎるよ。これが有名になることの弊害なのかなとも思う。

個人的な希望だけど、もし懲役刑で服することになって、シャバに出てこれたのなら、ダルクなど更生施設でキッパリと麻薬と手をきって、現在でもシャブに苦しむ人を一人でも救うような活動をしてほしい。それが彼にできる唯一の罪滅ぼしになるのではないかと、僕は思うよ。

人生はまだまだ続くよ。やり直しがきかない人生なんてないんだから。だからさ、ここからでも這い上がってほしい。これからでも多くの人に喜びと勇気を与える人になれると思うよ。反省して、服役して、それからでも頑張ってほしい。そんな姿に胸を打たれる人は、きっといるはず。おそらく僕もね。

 

終わり