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北朝鮮「人工衛星打ち上げ 今月8日~25日に」2月3日 4時54分
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北朝鮮で事実上の長距離弾道ミサイルの発射に向けた兆候とも受け止められる動きがあるなか、北朝鮮は国際機関に対し、今月8日から25日の間に「人工衛星を打ち上げる」と通告しました。事実上の長距離弾道ミサイルの発射予告とみられます。
ロンドンに本部がある船舶の航行の安全に取り組む国際機関、IMO=国際海事機関は2日、北朝鮮政府から「今月8日から25日の間に地球観測衛星を打ち上げる」という通告を受けたことを明らかにしました。この中で、打ち上げを実施する時間は、北朝鮮時間の午前7時から正午(日本時間の午前7時半から午後0時半の間)だとしています。
そのうえで、ロケットの1段目が韓国の西の黄海に、「フェアリング」と呼ばれる衛星のカバーとされる部分が韓国のチェジュ(済州)島の南西の海域に、ロケットの2段目がフィリピンのルソン島沖の太平洋に、それぞれ落下するとしています。
IMOは、各国政府を通じ、該当する時間帯にこの海域に船舶が近づかないよう警戒を呼びかけるとしています。
北朝鮮は2009年以降、「人工衛星の打ち上げ」と称して事実上の長距離弾道ミサイルを3回にわたって発射していて、いずれもIMOなどの国際機関に事前に通告しています。今回の通告も、事実上の長距離弾道ミサイルの発射予告とみられます。
北朝鮮では、北西部のトンチャンリ(東倉里)にある事実上の長距離弾道ミサイルの発射台に覆いのようなものがかけられ、発射台付近での人や車両などの動きが活発になるなどミサイルの発射に向けた兆候とも受け止められる動きがあり、日本など各国政府が警戒を強めています。
そのうえで、ロケットの1段目が韓国の西の黄海に、「フェアリング」と呼ばれる衛星のカバーとされる部分が韓国のチェジュ(済州)島の南西の海域に、ロケットの2段目がフィリピンのルソン島沖の太平洋に、それぞれ落下するとしています。
IMOは、各国政府を通じ、該当する時間帯にこの海域に船舶が近づかないよう警戒を呼びかけるとしています。
北朝鮮は2009年以降、「人工衛星の打ち上げ」と称して事実上の長距離弾道ミサイルを3回にわたって発射していて、いずれもIMOなどの国際機関に事前に通告しています。今回の通告も、事実上の長距離弾道ミサイルの発射予告とみられます。
北朝鮮では、北西部のトンチャンリ(東倉里)にある事実上の長距離弾道ミサイルの発射台に覆いのようなものがかけられ、発射台付近での人や車両などの動きが活発になるなどミサイルの発射に向けた兆候とも受け止められる動きがあり、日本など各国政府が警戒を強めています。